Category: 03 コンピュータ

今年も開催 Google Code Jam

Google Code Jam 2004, Powered by TopCoder
Do you have exceptional programming skills? Can you make computers perform like silicon puppets with just a few well-expressed commands? Are you at ease when faced with a hard stop and a group of peers evaluating every line of your code? Here’s your opportunity to display the grace of the true professional in a reward-rich environment.
(優れたプログラミングスキルを持ってる? ちょっとしたコマンドだけでコンピュータを人形のように操ることができる? プログラムを強制停止させて、自分のコードを1行づつまわりのみんなに診断されても平気でいられる?これはあなたの真のプロ技術を発揮する賞金付きのコンテストだ。)

昨年、オレもチャレンジした Google Code Jam というプログラミングコンテストがまた今年も開かれる。 昨年いろいろなニュースサイトで取り上げられていたので知っている人も多いのではないだろうか?

受け付けは既に開始されていて、9/14 6:00PM (ET, 日本時間は 9/15 7:00AM) までにオンラインで申し込みができる。 コンテストの形式は昨年の記事を読んでもらったらわかると思うが、予選は 9/15 12:00PM(日本時間の 9/16 4:00AM) から24時間以内に専用のプログラムでサーバにログインして問題を解くことになる。 問題はランダムで選ばれるそうなので、偽アカウントを使って先に問題を問いてみるという方法は使えないみたい。 腕に自信のある方、記念受験をしたい人もどうでしょうか?

これに先だち、Microsoft がスポンサーの Algorithm Competition というのが来週行なわれる。 Algorithm Competiton なので課題の種類が少し違うかもしれないが、TopCoder のコンテスト形式を試してみたい人にはこちらもどうぞ。


iMac はどこへ消えたのだろう

iPod人気にあやかりたい–iPodデザインチームが手がけた新型iMac – CNET Japan
今回の発表では、Appleが強調するポイントにも変化があった。同社のデスクトップコンピュータのデザインはここ数カ月、iPodデジタル音楽プレイヤーのルック&フィールに隠れて影が薄くなっていた。Appleは自社ウェブサイト上で、iMac G5はiPodに劣らず「楽しく、便利」だと主張している。実際、新型iMacをデザインしたのはiPodデザインチームで、Appleはそれを「魅惑的(enchanting)」と称している。

Apple から新型 iMac が発表された。

まぁ、全体的にすっきりまとまっていて見た目はクール、値段も控えめなところは評価できるが、残念ながら新しいコンピューティングを提供できたかという点では疑問が残る。 iPod と似ているデザインなんて言っているところを見ると、iPod は知っているが Apple のコンピュータは知らないといった人が増えてきているので、そこを狙おうとしているのだろうか? なんて情けない。

以前の電気スタンド型 iMac G4 は、画面がフレキシブルに動くことで、ユーザの身長や姿勢に合った画面位置で操作できるという、まさに初心者向けの作り方をしていると感じたものだった。 結果的に売り上げが伸びなかったので、オレのこの共感は特別なモノなのかもしれないが、それすらもない今度の iMac はどうなってしまうか心配だ。

こんなデザインでまとめるなら、画面をスタンドから外せるようにしてタブレットMac として使えるようにするとか、タブレットじゃなくても例えばビデオ再生に特化したボタンだけを本体に付けてiPodのビデオ版的な使い方ができるようにするといったアイデアはすぐ浮かぶ。 それを実現するためのOSの機能がない、ちょっと突飛すぎてユーザがついてこれないといった問題もすぐ浮かでくるが、今後の Mac OS の進化を考えるという点からも Apple にはこれから向かっていくべき新しいコンセプトを見せてもらいたい。 今、それがないところにコンピュータメーカとしての Apple の迷走があるような気がする。


日本から iTunes Music Store の曲を買う方法

Going My Way: ギフトカードを使ってiTunes Music Storeで曲を購入
昨日のうちに目をつけておいたiTunes Expressというところに20ドル分のギフトカードを注文しておきました。ここはアメリカ在住の日本人がやっているようです。

やっぱりこういうサービスをしている人がいたんだ。

iTunes Music Store のプリペイドカード(ギフトカード)はアメリカならTarget (大手量販店)で普通に売っていて、並行輸入で日本でも売っているという話は聞いていたので、何かできないかなと考えてはいたけど実行に移せなかった。 この違いが技術オタクとビジネスの才能がある人との違いか?

というわけで、日本で iTunes Music Store で曲を買いたいと思っている人はこういったサービスを利用するといいかもしれない。 ただし、iTunes Express でも断り書きがあるが、Apple はこのカードの利用可能な人を13歳以上のアメリカにいる人としているので、アメリカに入ってからお使いください(笑)。

このiTunes Express はなぜかギフトカードにこだわっているが、Gift Certificates の番号だけを利用するならオンラインのApple Storeで買ってe-mail で送れば在庫の心配はしなくていいと思うのだがやっぱりアップルから直接というわけにはいかないか。 ( ちなみに、日本のクレジットカード番号では米国の Apple Store から物を購入することはできないのでやはり第3者を介さないと Gift Certificates は手に入れられない。)


CodeRally 日本語ドキュメント

dW : Java technology : CodeRally
Javaプログラミングの学習を始めるにあたり、学習したスキルの向上を自覚する方法はありますか?プログラミングゲームという分野は会得したスキルを確認する格好の場と言えるでしょう。また、目標を持ち一定の制限を意識した上で継承、ポリモフィズム、イベント処理などのオブジェクト指向プログラミングを学ぶことは工夫と創造性をもった生きたスキルを養うことができます。ここでは、仮想的な2次元グリッド上で車(オブジェクト)の自律的な動きをプログラミングによって競うラリーカーゲームCodeRallyをご紹介します。

以前紹介した CodeRally 。 IBMが関連ドキュメントを日本語に翻訳してDeveloperWorksで公開している。 インストールやセットアップなど詳しくまとめようかと思っていたが、これで十分だろう。

特にチュートリアル は、最低限必要なことがとても簡潔にわかりやすくまとめられているので、自分でラリーカーを作ろうとしている人は最初に読むことをおすすめする。ここに書いてある内容を組み込むだけで結構それっぽい動きをしてくれるのでてっとり早く作っている楽しみを味わえると思う。

問題はそこから。 いかにまわりの状況を読んでそれに応じた動きをするかというところなんだろうけど、オレもまだまだ。 Java とちょっとした物理、数学(高校1年程度?)の知識がある人、是非トライしてみて欲しい。


Celestia で見る宇宙

なんだか久々に宇宙の話が気になったので、Celestia という天文シミュレータソフトをダウンロードして遊んでみた。

Celestia は 天体情報を3次元的に持ち、OpenGL を使用して、下のスクリーンショットのようにとてもリアルに表示してくれる。1,2年ほど前に話題になったソフトなので知ってる人も多いと思うが、いまでも改良されていて、より使いやすくなったように思える。 初めての人は、起動していきなり D キーを押して、デモを開始してもらうと、どんな感じかわかってもらえると思う。

このソフトがすごいのは、軌道計算などをして、好きな時間の好きな位置から宇宙を見られるところ。 たとえば、およそ76年ごとにやってくるハレー彗星。 前回の最接近時 1986年4月16日ごろの様子はこんな感じだったようだ。

そして、次回最接近予定は2061年 (というのも、彗星は他の惑星などの影響で軌道がかわるため、はっきりわらない)。 シミュレートしてみたらその時の予測位置はこんな感じになるらしい。 1986年のときはそんなに近づかなかったので、拍子抜けという感じだったが、2061年はそれより近いところに来るようだ。

そして、この前書いたアポロ11号が撮影した月から見た地球という有名な写真。 NASAのアポロ11号30周年ページでも見ることができるが、この様子を月の裏側から見たのが下の写真。

いやー、宇宙って面白い。


The Project Apollo Archive

Slashdot | Apollo 11 Photographs Unfrozen
Wow! NASA has pulled another set of photographs, this time of Apollo 11’s trip, out of the freezer and digitized them.
(Wow! NASA はアポロ11号の未公開だった写真を冷凍庫からひっぱり出してきてデジタル化したぞ。)

少し時期を外してしまったけど、7月20日にアポロ11号が初めて月面に到達した。
今から35年前(1969年)の話。

35年経ったからか NASA がこれまで未公開だった当時の写真が公開したたようだ。 その内容は The Project Apollo Archiveで見ることができる。 (写真は Apollo Image Gallery のコーナーで見られる)

子供のころ、結構宇宙が好きだったのでアポロ計画のこともいくらか本などを読んで知識は持っていたが、百聞は一見にしかず、大きなサイズでデジタル化された月の写真やアポロ宇宙船の写真は35年経ったものとは思えないぐらいキレイで、細部まで知ることができる。

Slashdot の記事でも引用されているが、この写真なんかはものすごく感動的。

着陸用のモジュール(イーグルワン)の詳細な写真が見られるのもすばらしい。 でも、写真を見るとなんだかおもちゃみたいだ。

他にも、映画にもなったアポロ13号の写真や、アポロ15,16号の月面自動車の写真なもあったりしてどれも興味深い。我を忘れて見入ってしまった。 最近は、火星調査や民間宇宙飛行など、新たな展開が期待できそう。 久々にいろいろと調べてみようかな。


CodeRuler

先日紹介した CodeRally 。

実は1ヶ月ほど前にリリースされた CodeRuler という、リアルタイムストラテジーゲームのおまけ的な位置付けに代わってしまったようだ。

CodeRuler は、 Knight (ナイト), Peasant(農民) に指示を出して、領土の拡大、および敵を捕まえるプログラム書くというモノ(上図)。

きっとCodeRuler の方が 扱わなければいけないパラメータが多くて、CodeRallyより奥が深いとは思うんだけど、プレイ中は敵味方入り乱れて自分の書いたプログラムがうまくいってるのかそうじゃないのかよくわからなくてあんまり気持ちよくない。 CodeRuler はさっそく DeveloperWorks (日本語版はまだない) でも記事が書かれたりして、どうも注目度が高いようだけどオレは CodeRally の方が好きだなぁ。

ま、個人的な感想はともかく、こっちの方が新しいし、先もありそうなので、CodeRally を遊ぶ人も CodeRuler を入れた方がいいと思う。

CodeRally に切り換えるためには Eclipse の Preference… ダイアログを開いて左のアイテムから IBM Games を選び一番上にあるプルダウンメニューから CodeRally を選ぶ (下図)。 あとはCodeRallyと同じように遊ぶことができる。

というわけで、ウチの車はまだまだ改良中。
どこかにパブリックコース用のサーバないかな?


CodeRally

CodeRally.jpg

CodeRally おもしろすぎ。

CodeRally はIBMが出したゲームなんだけど、自分で遊べるというわけではなくて、自分が “プログラム” した車をコース場で走らせて相手の車(同じく誰かがプログラムした車)と得点を競うというモノ。

敵の位置を知る、チェックポイントの位置を知る、アクセルを踏む、ハンドルをきる、といったメソッドが用意されているので、まず現在の状況を把握したあと、どうするかをプログラミングしていく。

前身(?) の Robocode はバトルというとても相対的な目標のため、すぐ、「どうしたらいいんだろう?」と悩んでしまいそれ以上なかな進まないという感じだったが、CodeRally は車を動かしてチェックポイントを通るというシンプルな目標のため、「まずは近くのチェックポイントへ向かおう」、「その次のチェックポイントへは…」、「ガス欠前に給油するには…」と簡単な目標を順に追っていけばそれっぽくできるので、どんどんハマっていく。

少し物理の計算がからんでくるので万人向けではないが、プログラミングの勉強にもいいのではないかと思う。

Eclipse のプラグインの形で配布されていて、開発環境も Eclipse が使えるのもイイ。 とりあえず目標はサシで勝負してコンスタントに300点オーバー。

おかげで、頼まれごとなかなか進みません。 すまぬ > 友人。


写真管理ソフト Picasa

先日、Google が Picasa という会社を買収したというニュースが流れた。

Picasa という会社は同名の写真管理ソフトをリリースしている。 このPicasa というソフト、1ヶ月ほど前に友人に教えてもらってその使いやすさに感動して紹介しようと思っていたソフトだった。

iPhoto のコンセプトを Windows 向けに丁寧に移植したようなわかりやすいインタフェース、(比較的)軽快な動作。 デスクトップやマイピクチャフォルダを定期的にチェックして自動的にPicasa に追加してくれる機能など、写真管理ソフトとしては必用十分な機能を提供してくれる。 これまでは $29 の商用ソフトだったが、Google が買収したことで無料で提供されるようになったこともうれしい。

Picasa のもう一つ特筆すべきところが、Hello という IM系のソフトウェアとの連携。 これを使うと Blogger.com を介して Blog のコンテンツとして公開することができる。 (Going My Way に詳しい説明がある。) Google もこの機能が気に入ってPicasaを買収しようとしたのだろう。

そして、Picasaを無料にして広く使ってもらうことで、Googleはいろんなユーザのデスクトップ画像管理(キーワードを埋めこむことで検索も)をコントロールすることができるようになる。 Google がデスクトップ検索の分野に進出するという噂は以前からあって、Windows やエクスプローラへのアドインという形になるとばかり思っていたが、意外とPicasa のような普通のソフトを提供するような形で実は着実にデスクトップ検索という部分に入りこもうとしているのかもしれない。 となると次は、ファイル管理機能も備えたテキスト系Blog ツールか?

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もっと変なもの(仮) – これも リッチクライアント?

最近、更新のペースが落ちてましたが別に燃えつきとかじゃなくて、ちょっと作りモノをしてました。 もう疲れたのでここらで公開。

事のおこりは、Eclipse 3.0 と VE (Visual Editor) プラグインで何かできないかなと思っていろいろ触りはじめたら付箋紙みたいなものができたこと。

以前書いたし、Java Web Start で配布してみようかと思っていたら 変なもの(Wema) (実際はレンタルサーバでRubyが動かないことから Wema の Perl 版を使ってます)というWebページ上に付箋を貼っていくシステムを発見したので、こいつと連携させてみたのがコレ。

題して、 もっと変なもの(仮)

もっと変なもの(仮)のページの上の方にある

” Java Web Start用のクライアントはコチラ”

の “コチラ” のリンクをクリックすると Java Web Start が起動してクライアントソフトが開始されます。Java Web Start は 最近の Java をインストールすると勝手に付いてきます。

クリックしてしばらく待つと付箋アプリケーションが自分のマシンで起動するので新しい付箋を作ったり、位置を変えたり好きなように付箋アプリケーションとして使ってください。

注意事項としては

  • ページの概念はありません

  • 編集できるのはテキストだけ。 ハイパーリンクも効きません。

  • 付箋の削除もできません。

  • Upload ボタンを押すとサーバの情報を書き換え、Reload ボタンを押すとサーバ上の情報をもってきます。 あまり賢くないので、Reloadすると書きかけのデータとかは消えてしまいます。

見た目にはインパクトもあるかもしれないけど、作ってる途中から「だから何?」 と疑問もいっぱい湧いてきた。 すでに失敗作の予感…。 実際ブラウザ版の方が高機能だし(笑)。

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