Category: 02 アメリカ生活

野良サンタふたたび

今年の「サンタの追跡映像」は、米東部標準時24日午前5時から25日午前3時30分(日本時間24日午後7時から25日午後5時30分)まで公開される。サンタがアリューシャン列島を出発して、モスクワ、ロンドン、ワシントンDCなどを訪問し、南太平洋に到着するまで、25ヵ所から「生中継」される予定。

昨年もお伝えした NORAD の Santa Tracking System (アメリカでがんばりましょう内での通称は 野良サンタ) が今年も提供される。

24日のクリスマスイブのサンタの状況を動画で流してくれるこのシステム。 どのような感じになるかは見てのお楽しみということにしておくが、世界各地の特徴がうまく出ていて結構面白い。 日本語のページも用意されているが、どうもコンテンツが一部古いようだ。HotWired でとりあげられている Ringo Starr (リンゴ スター) が歌う2曲は英語のページでしか見られない。

日本時間 では 24日午後7時から25日午後5時30分。 サンフランシスコのあたりでは 24日午前2時から25日 0時まで。 ぜひ、サンタが世界中を飛びまわる様子を追いかけてみよう。


Jason Mraz (ジェイソン ムラーズ) 来日公演決定

村民のみなさま!ついに!ジェイソンの来日公演が決定しました。残念ながら9月のショウケースLIVEを見逃した村民は今回こそ!
そしてご覧になった村民は、あの感動をもう一度!
来年の来日公演まで、首を長~くして待ちましょう!

ジェイソン ムラーズ の来日公演が2月 24日~27日に決定したらしい。 チケットの先行販売も12/24~27あたりにあるようだ。 詳しくは日本の公式サイトの最新情報から。 東京、大阪、名古屋の3箇所だがライブハウス程度の箱なのでとても彼の良さが伝わるのではないだろうか。 オレも行きてー。

これを記念して(?)、以前紹介した Live Music Archive から2003年の マイベスト5 のライブを紹介。 全部を聴いたわけではないが、もともと評判がよく、録音状態が比較的よいものの中から選んでみた。 解凍作業など少しだけ手間がかかるが、全部合法に、無料でダウンロードできるので、気軽に聴いてもらって良いと思ったらライブに足を運んでもらうといいだろう。 (解凍に関してはこちらを参照)

第5位
Bonnaroo Music Festival、 Live at Manchester, TN (6/13/2003, 約58分)
Bonnaroo Music Festival というイベントの中での Jason Mraz のコーナーを録ったもの。 少し低音が強いのが気になるが、アルバムに入っている曲を中心に1時間程度に収まっているので聴きやすいのと思う。 カントリーの本場 テネシー州で行なわれたこともあって You and I Both がカントリーアレンジになっているのは賛否両論ってとこだろうか?

第4位
Live at Bridges Auditorium, Claremont Colleges – Claremont, CA (11/9/2003, 約1時間55分)
オレが見に行った Stanford でのライブの前日に行われたライブ。 セットリストも Stanford のものに近いだけに結構思い入れがある(やっぱり No Stopping Us は演奏されていない。 なぜ?)。 音質は結構いい。 シングル曲 The Remedy を2曲目にもってきてギター1本だけで歌いきるという思いきった演出はこれまでに無かっただけに大胆、かつ斬新。

第3位
Live at The Rave – Milwaukee, WI (4/5/2003, 約2時間10分)
観客の声援が少し気になるところもあるが、客の盛り上りがよくてバンドもいい感じで演奏しているのがわかる。 特に No Stopping Us のノリが良く、この曲の良さを再発見できたライブ。 このノリのおかげで Millwaukee の10/28 の同じところでのライブが正式に録音され、DVD化されることになったのだろう。 こちらも発売が楽しみだ。

第2位
Live at Schuba’s Tavern, Chicago, IL (1/15/2003, 約1時間55分)
今年始めのまだ本格的にブレイクする前のライブのため、バンド形式ではなく少人数編成でのアコースティックライブになっている。 ギターの音がクリアでボーカル、コーラスが良く聴こえるため彼の歌唱力を十分に堪能することができる。 Elton John の Rocket Man をカバーで歌っているがこれがまた最高。

第1位
Live at The Roxy – Boston, MA (9/3/2003, 約2時間10分)
自分がライブに行く前にこれを聴きまくったこともあり、一番好きな Jason Mraz ライブのセットリスト。 I’ll Do Anything から間に挟む曲の Christina Aguilera (クリスティーナ アギレラ) の Beautiful、 後半での観客(仕込み?)を巻き込んでの The Right Kind of Phrase といった遊びも含まれていて結構面白い。 音質も最高で、The Remedy が 今回紹介した中では一番シングルに近いアレンジで演奏されている。
彼はライブ毎に何らかの変化を付けてくるので見に行く側、こうやってダウンロードして聴く側を飽きさせない。日本独自の編成はあるか? 録音は許されるのか? 期待して待とう。


Battlestar Galactica

SF番組専門のケーブルテレビ局『サイファイ・チャンネル』で、『バトルスター・ギャラクティカ』[邦題『宇宙空母ギャラクティカ』]の新しいミニシリーズがまもなく放映される。製作者側は、1970年代のSFテレビシリーズの古典を「リ・イマジネーション(再創造)」したこの作品は、より暗く、よりリアリズムに徹したものになると断言している。

Battlestar Galactica。 日本では宇宙空母ギャラクティカという名で20年以上前に見た記憶があった。 なつかしいなぁ。 当時、とくに人気があったわけじゃなかったけど、中学生になったころで Star Wars を始めSF 作品を面白いと思いだしたころだったので、金曜ロードショーでやっていたのをワクワクしながら見た記憶がある。 最近、リメイク版が製作されたというので、Tivo にしかけておきやっと見ることができた。

前編と後編、2時間づつの結構なボリューム。 始まった直後は登場人物の紹介にかなりの時間が割かれ、テンポがイマイチだったが、それが生きたのか後半は結構面白い展開だった。昔のシリーズの話は全然忘れていたので純粋に新しいSF作品として楽むことができたが、最後の方で「あぁ、そういえばそうだった」とオリジナルを思い起こさせるような展開へ繋がったのはニクい演出だ。 ただ、Wired の記事にもあるように結構現実的な描写が多く、重いシーンもいくつかあり、能天気なSF作品だったと記憶に残るオリジナルに比べると雰囲気は暗い。

いちおう話は一段落したが、もちろん目的は全然達成されてないし、謎もまだまだ残っているが、この出来なら続編の製作も期待できそうだ。きっと日本でもテレビ映画として放送されそうな気がする。 そのときは是非前編だけでなく後編も見て評価することをおすすめする。


2004年度のH-1Bビザの申請が終了?

The United States Citizenship and Immigration Services (USCIS) is expected to announce shortly that it has received enough petitions to fill the annual cap of 65,000 H-1B visas for Fiscal Year 2004 (October 2003-September 2004).
(アメリカ移民局はまもなく 2004年度(2003年10月から2004年9月) のH-1Bビザ発行数 65000 分の申請を受けとったというアナウンスをするようだ。)

まだ正式発表ではないので変更があるかもしれない。

2001年度に始まった H-1B ビザの発給数を3倍に増やす時限法案が2003年度で終了し、65000 という数に戻ってしまったH-1Bビザの発給数。 どうやら3ヶ月ほどで受け付けが終わってしまうようだ。

アメリカでは適当なビザが無いと働けないというのが決まりで、H-1B というのはアメリカで働く大半の人が申請するビザの種類。 ビザの申請が発給数に達したということは、通常のプロセスでは外国人がアメリカで働きたいと思っても来年の10月まで働けないということを意味する。 日本にいて、これからアメリカで働くぞと思っている人はもちろんのこと、こちらで留学していた学生も就職するために必要な H-1B を取得することができないので泣く泣く日本に帰らざるをえないという話も聞く。 ほんと辛いところだ。

時限法案を延長しなかったのはアメリカ国内に労働力が余っているのと、企業そのものが外国人を雇うほど余裕がない(H-1Bを発給して外国人を雇うとアメリカ人を雇うよりお金がかかる)、もしくはアウトソーシングと称してインドや中国で現地人を直接雇うようになったということだったが、この様子では最初の理由以外はあまり関係がなかったのだろうか? 企業側からもっと外国人を雇いたいと国に圧力をかけて再度法案を可決させる可能性もあるので、それに期待したいところだ。


JET が SNL に出演

JET has been selected to perform on Saturday Night Live as the musical guests this coming Saturday, December 13th on NBC.
(JETが今度の土曜日、12/13 のNBCサタデーナイトライブの音楽ゲストとして選ばれた)

ギリギリの連絡になってしまったが、今日のNBCのSaturday Night Live (サタデーナイトライブ)に JET が出演するという公式サイトから連絡メールが届いたので紹介。

サタデーナイトライブは日本でも聞いたことある人もいるかもしれないが、アメリカではもう25年以上も続く土曜夜のコメディ番組。 こちらでは頭文字をとって SNL と書かれることが多い。 その名の通り、土曜日の夜(11:35~1:00) に放送され、古くはジョンベルーシ、ダンエイクロイドのブルースブラザーズコンビやエディマーフィー、チェビーチェイス最近ではアダムサンドラーやマイクマイヤーズ(オースティンパワーズ)を排出したコメディ番組の大御所的な番組だ。

ブルースブラザーズ好きなことから、SNLのことは昔から知っていたが、こっちへ来て見てみたらやっぱり面白い。 アメリカのコメディはスタンダップなどしゃべりで笑わせるのが多いが、SNLは結構ドタバタの寸劇も多く英語がわからなくても見ていて結構楽しめるものが多い。

coverこの番組のもう一つの見所が、Musical Guest として登場するミュージシャン。 アメリカではテレビでライブ演奏するという機会がそんなにないため結構貴重なソースとしてDVD化されていたりする。

JETがそんなミュージシャンの仲間入りだ。 Musical Guest は1回の出演で2曲演奏するが、1曲は “Are You Gonna Be My Girl” と書いてあったが、もう1曲は明らかにされていない。(Roll Over DJ な気がする…)。 その翌日のライブは既にソールドアウト、今週の VH1 Top 20 にも 18位にランクインしていたし、アメリカでも結構ブレイクしてきているようだ。

JETは年明けからオーストラリアのツアーが始まる。 その後の予定はまだ決まっていないようだが、是非アメリカツアーを組んでサンフランシスコにも来て欲しい。


買ったぞ! NECの新携帯

じゃーん。買ってしまった。

NEC 525。N505is じゃないよ。

デュアルカラー液晶ディスプレイ、10万画素のカメラ(笑)、mMode(アメリカ版 iMode), Java(DoJa 1.5) 対応、オレ人生初のフリップタイプケータイ。 日本より5年くらい遅れていたケータイが1年おくれまで追い付いた。新規扱いになってしまったが、会社がAT&T Wirelessと提携しているらしく、特に年間契約といった縛りはなく安く買うことができた。

しかし、大きな問題が…。

この電話、山奥のうちのアパートでは


圏外
(アンテナ立ってるけど、実際電話を使って何もできない)

今使ってる古いタイプのケータイがギリギリだが使えていたので今度も大丈夫だと思っていたら、GSMという新しいネットワークなのでまだこのあたりはまだ圏だったというオチなのか? それとも NEC 製は Nokia 製より電波の受信機能がよくないのか?

キャンセルかなぁ。Call Forwarding (圏外や受け取れなかった場合、別の電話へ転送してくれるサービス)で何とかなるかなぁ。 うーん。 というわけで、まだそんなに使いこんでません。


ナイコン

先日、テレビを観てたらCMで “ナイコン” の新商品と言っているのが聞こえてきた。

何かと思って見てみたら “Nikon” のカメラの宣伝。 え、こっちではナイコンって言うの? と、とってもびっくり。

そういえば ナイキ は Nike と書いてそう読むので、同じ感覚で考えれば Nikon はナイコン だろう。 だけど、ニコンで親しんできた自分にとってはとても違和感がある。 方言もあるようだが、i が入った単語は日本で親しんだものと発音のされかたに結構違いがある。 例えば準決勝の セミファイナル (Semi Final) はアメリカでは セマイ ファイナル とESPNのアナウンサーも発音していたし(セミ ファイナルと言う人もいる)、自分の名前 Hiro もたまに ヒロではなく ハイロ と呼ばれることがある。 そうやって電話かかってきたときは気づかずそんな人いないと切ってしまったこともあった。

i 以外にも、先日オーストラリアのエンジニアと電話で話したときに発音の違いを感じたことがあった。 オーストラリアなまりというと トゥデイ (today) が トゥダイ になるというように エイ という音が アイ と発音されるのが有名で、自分の頭の中にも入っていたが、電話中にそれ以外の able (エイブル) を アイブル、 Basically(ベイシカリー)を バイシカリー と発音されたときは一瞬とまどった。 バイシカリーなんて自転車関係の何かかと思ってしまうさ。

アメリカでも地方によってなまりが結構あってまだまだ聞きとれないけど、実は自分の発する抑揚のない日本語なまりの発音がまわりでも聞きとりにくいーと話題になっていたりして(笑)。


アメリカのお米

米国カリフォルニア産「あきたこまち」の新米販売が5日、青森県などのスーパーで始まった。米国のコメ生産者や精米業者でつくるUSAライス連合会日本代表事務所(東京都港区)は「国産米が不作で、アメリカ米の良さ、安全性を知ってもらえるチャンス。ぜひ食べていただきたい」とPRしている。

こちらに住んでいて、日本の人によく聞かれるのが、「食事どうしてるの? やっぱりステーキやハンバーガーばかり?」 という質問。 確かに、外食をした場合日本より簡単にステーキやハンバーガーを食べることは可能だが、他にも中華やイタリアン、そして日本食など選択肢は他にもいっぱいあるのでそんなに食べることはない。 日本とほとんど同じような食生活を送っている。

そして、家でも基本的に日本食だ。 お米も、上に紹介されているようなアメリカで生産された日本の品種の米を安く買うことができる。 うちでは現在使っている カリフォルニア産 あきたこまちは20lb(約10kg)で $15 (約1650円)だった。 日本の品種の米なので、細長いわけでもなく、パサパサなわけでもないほんと普通のお米。 こういったお米が日系のスーパーはもちろん、アメリカのスーパー、中国系スーパーでも売られている。

なので、もし日本のスーパーで、カリフォルニア産(アメリカ産)というお米が安く売られていたらラッキーだと思って試してもらいたい。 ただし、カリフォルニア米は細くてパサパサなやつなので間違えないように気をつけて欲しい。


DV-2005への応募

DV-2005の応募は http://www.dvlottery.state.gov/ のページにある

Begin Standard Application
もしくは
Begin SSL Application

リンクをクリックすることで始めることができる。 SSL Application の方を選んだ場合、送信される情報が暗号化されるため、こちらを使った方がいいだろう。

上のリンクをクリックすると

  1. 名前 (姓:Last Name, 名:First Name, ミドルネームの順。 ミドルネームが無い人は No Middle Name をチェックしなければいけない)
  2. 生年月日 (日、月、年の順)
  3. 性別 (男: Male, 女: Female)
  4. 出身地(市名)
  5. 出身地(国名)
  6. 写真データ
  7. 結果の送り先住所
  8. 電話番号(オプション、書かなくてもよい)
  9. E-Mail アドレス(オプション、書かなくてもよい)
  10. 応募するための条件となる出身国が自分のものか。 (DV-2005は結婚している場合、配偶者がDVの対象国であれば自分も応募することができるため。 日本人の場合はここは Yes のままでOK)
  11. 結婚しているか(Yes/No)
  12. 結婚していない21歳以下の子供が何人いるか

という順に申請フォームを埋めていく。 結婚している場合や子供がいる場合はその分として 1~6 までを入力する必要がある。

最後に入力した情報の確認をして Submit Application ボタンを押すと完了する。 気をつけなければいけないのは一人一回以上の応募をした場合、失格になってしまうということ。 書き間違いがないか十分確認した上で Submit Application ボタンを押して欲しい。

とまぁ、正直なところえらく簡単だというのが感想だ。 ただ、その感覚は人それぞれだろうからもし、その気はあるが、いろいろと不安な点がある場合は有料になるが申請代行サービスというのもあるのでそちらを使うといいだろう (DV 代行, グリーンカード 代行というようなキーワードで検索するといろいろなサービスが見つかると思う)。

応募期限は 12/30 の夜中までなのでその気がある人は是非トライしてみるといいかもしれない(ってライバル増やしてどうする > 自分)。


DV-2005に応募するための写真

DV の応募はこれまで書類を整えて送付するしくみだったが、今年からオンラインだけになった。(米国務省のプレスリリース) 。 そして、募集要項の詳細はこちらにある(日本語版)。

このため、こういった応募に必要な写真も電子データで送る必要がある。 証明写真を電子的に送るなんてあまり経験がなくとまどったのでまず紹介しておく。

DV-2005 において、写真の規定は以下のとおり。

新規にデジカメなどで撮影する場合

  • サイズは横320x縦240

写真をスキャンして使用する場合

  • 150dpi でスキャン、横300x縦300 (これで2インチx2インチになる)

共通

  • JPEGフォーマット
  • 24ビットカラー,8ビットカラーもしくは8ビットグレースケール
  • ファイルサイズは62,500バイト以下
  • 顔が正面を向いていて写真の50%を占めていること
  • ピンぼけしていない
  • 背景が明い色になっていること
  • サングラスや帽子など顔を隠すものは宗教的制約でない限り認められない

24ビットカラーというのはフルカラーのこと。 JPEGフォーマットの場合、32ビットカラーと同意だ。

できあがった写真は DV-2005 のサイト内にあるPhoto Check というサイトで確認ができる。 ただし、ここで確認してくれるのは規定の中でも画像フォーマット、ファイルサイズ、色数、写真の幅、高さだけなので背景色、映り具合などはチェックしてもらえないので注意が必要だ。

うちでは、この前のビザ更新のときに撮った証明写真があったのでそれをスキャナーで取り込んで規定の形へ変換した。 このサイトによると日本のケータイカメラでもイケるなんて書いてあるが最近のヤツはそんなにいいのか?