The United States Citizenship and Immigration Services (USCIS) is expected to announce shortly that it has received enough petitions to fill the annual cap of 65,000 H-1B visas for Fiscal Year 2004 (October 2003-September 2004).
(アメリカ移民局はまもなく 2004年度(2003年10月から2004年9月) のH-1Bビザ発行数 65000 分の申請を受けとったというアナウンスをするようだ。)

まだ正式発表ではないので変更があるかもしれない。

2001年度に始まった H-1B ビザの発給数を3倍に増やす時限法案が2003年度で終了し、65000 という数に戻ってしまったH-1Bビザの発給数。 どうやら3ヶ月ほどで受け付けが終わってしまうようだ。

アメリカでは適当なビザが無いと働けないというのが決まりで、H-1B というのはアメリカで働く大半の人が申請するビザの種類。 ビザの申請が発給数に達したということは、通常のプロセスでは外国人がアメリカで働きたいと思っても来年の10月まで働けないということを意味する。 日本にいて、これからアメリカで働くぞと思っている人はもちろんのこと、こちらで留学していた学生も就職するために必要な H-1B を取得することができないので泣く泣く日本に帰らざるをえないという話も聞く。 ほんと辛いところだ。

時限法案を延長しなかったのはアメリカ国内に労働力が余っているのと、企業そのものが外国人を雇うほど余裕がない(H-1Bを発給して外国人を雇うとアメリカ人を雇うよりお金がかかる)、もしくはアウトソーシングと称してインドや中国で現地人を直接雇うようになったということだったが、この様子では最初の理由以外はあまり関係がなかったのだろうか? 企業側からもっと外国人を雇いたいと国に圧力をかけて再度法案を可決させる可能性もあるので、それに期待したいところだ。