Category: 02 アメリカ生活

Jet が来る!

4/11/2004 Warfield San Francisco CA

Are you gonna be my girl が今もチャートインしている Jet 。
春のU.S. ツアーの中で San Francisco 公演も発表された。

ツアーは The Aussie Invasion Tour with The Vines, Jet, The Living End and Neon (The Vines, Jet, The Living End and Neon のオーストラリアバンドのアメリカ侵略ツアー)と名付けられ、同じオーストラリアのバンドである The Vines 、The Living End 、Neon (オレはどれも知らない…) と一緒にまわるようだ。

まだまだピンでやるには曲数や知名度が足りないということなんだろうか。 すでに発売されているショーのチケットの値段を見ると $20 前後と結構お買い得になっている。

会場は サンフランシスコ ダウンタウンにある Warfield というホール。 チケットは Ticketmaster.com で近日中に発売される予定だ。 絶対行くぞー。


ペプシバニラの味

紹介してから時間が経ってしまったがL.A.滞在中にペプシバニラをやっと見つけたので買って飲んでみた。

以前から探してはいたんだけどこのあたりではどうも見つけられなかったので、もう販売終っていたかと思ってた。 L.Aでは最近このあたりでは見かけることのなかった Pepsi Blue (青色のペプシというふれこみで登場したベリー味のペプシ) も売っていてS.F. エリアとは嗜好が違うのかと思ってみたり。

さて、味の方はバニラコークが後味が強烈にバニラだったのに対し、ペプシバニラはコーラとバニラがバランスよくまざって、後味はすっきり。 “Not so Vanilla Vanilla” というキャッチフレーズに偽りなしという感じだ。

でも、甘い飲みものに甘い味を付け加えてもそんなにうれしくない。 コーラに付け加えるならレモンやライム味の方がいいな。

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伝説のチャレンジャー ウイリアム

もうアメリカのテレビっこ達で知らない人は居ないよね?[アメリカン・アイドル」で全米の度肝を抜いたウィリアム・ファンたんのサイトがすごいことになってますよ!リッキー・マーティン「She Bangs!」を完璧なまでに(特にセクシーさにおいて)再現しちゃったあの伝説の「アメリカン・アイドル」のオーディション風景の動画があがってますよ!見ないとヤヴァです。

うちでは今年も毎週かかさず見ているアメリカンアイドル。

そのサンフランシスコ予選に登場した UC Berkley に通う William Hung (ウイリアム ハン) という青年の予選パフォーマンスが今アメリカで秘かなブームをまきおこしいている。

何はさておき、まずはウイリアムのファンサイトにあるキャプチャー映像(Click here to see Will’s American Idol audition video! ” のリンク)を見て! 歌ったのはリッキーマーティンの “She Bangs!”。 オリジナルはどんな曲なのか知りたい人は MTV のリッキーマーティンページ へどうぞ(フルコーラスじゃなくて一部だけですが)。

アメリカンアイドル本編でも、今週から上位32人が8人づつ4組にわかれてテレビの前で曲を歌い、全米の人が電話か携帯メールで投票するセミファイナルが始まったが、その中でも司会や審査員が “She Bangs!” とマネをし、テレビの芸能番組でもとりあげられ、地元のローカルニュースや新聞でもとりあげられていた。 うちでも初登場のときから大ウケで、今でも「シバーン シバーン」と聴こえるとテレビに釘付け。

ウイリアムファンサイトのできは最高で、リミックスmp3や、合成写真なんかの盛り上がりは2ちゃんねるの祭状態。 どこの国でも同じなのね。
このブームが日本まで行くことはないだろうけど、今、腕をまわしながら「シバーン」と歌えるとあなたもアメリカ通。


実はTiVoに見られていた!

だが同社では、スーパーボウルのときのように、特定の番組を視聴する2万世帯をランダムに抽出して、これに関するデータマイニングを実施する、といったことを時々行っている。

先日のエントリでは特定の契約などをしたTiVoユーザから操作情報をとっていたと思って書いていたが実はそうではなかった。

視聴情報は全TiVoから ランダムにデータを抽出しているらしい。 つまり今もうちで使っている TiVo が番組表をダウンロードするタイミングか何かで「この家はこの時間に、この番組を見てて、ここで一時停止したりしてましたぜー」という情報を送っていると考えられる。 折しも、例の発表の直後、視聴率調査会社の Nielsen と提携したという発表もされ、余計に不安をあおっている。

TiVo社としては単なる統計情報だから気にするなと言っているようだが、実際のユーザとしてはやはり気持ちが悪いし、不安は拭いきれない。 実際、どういったの情報が記録され、送信されているか、もし管理の不手際やハッキングなどの行為によって情報が漏洩した場合にも、プライバシーは保てるものなのか。 ここまで発表したのなら全部明らかにしてもらいたいところだ。

リンク:
アメリカでがんばりましょう: TiVo は見ていた!


Star Wars オリジナル3部作 DVD 発売

20th Century Fox and LucasFilm have confirmed that The Original Trilogy will arrive on September 21st in a four-disc set.
(20世紀フォックス とルーカスフィルムはオリジナル3部作の4枚ディスクセットを9/21に発売する合意に至った)

ついに出る!

新3部作の最後となるエピソード3を前に、エピソード4,5,6 のDVDが発売されることになった。 9/21 にアメリカとカナダで。 順次他の国でも発売される。 発表によるとこの3作に、ボーナスディスク1枚が入った4枚組のDVD Box のみの販売で、単体販売はされないらしい。

今話題に上がっているのは収録される映像が最初に公開されたものか、10年ほど前に公開された特別編のものかということ。 発表ではどちらか明記していないが、特別編がもともと痛んでいたフィルムを修正して作られたことを考えると、高画質な絵が望ましいDVD向けには特別編が選ばれる方が妥当だろう。 ボーナスディスクに入る特典映像は “all-new” (新作) らしいのでそちらも期待だ。

リンク:
starwars.com (公式サイト)のプレスリリース


シリコンバレーの日本人から見たロスアンジェルス

ちょっと用事があったので、少しお休みをもらって昨日まで L.A. エリアのサンタモニカへ行ってきた。

ただいま雨期のシリコンバレーエリアと違ってサンタモニカはいつも快晴。日射しが強く、自分たちにしてみるともう春じゃないの? と言いたくなるぐらいの陽気だった。 おなじみのサンタモニカのビーチは海からの少し冷たい風が吹いてとても気持ちいい。 この気候はまったくうらやましい限り。

L.A. エリアは日本人も多く、日本系のレストラン、ショップも多いという話だったので今回はそういったお店をいくつか回ってみた。

初日に入ったサンタモニカの夢舎(むしゃ)という店はほんと日本の居酒屋をそのままアメリカに持ってきたかのような日本らしさ、そして料理のうまさが堪能できたすばらしい店だった(なのになぜか客はアメリカ人が多かった)。

少し足を伸ばした ガーデナ にあった新撰組というラーメン店も味はしっかりしているがしつこくないトンコツスープのうまさが絶品。 新撰組の近くには Book Off もあったし、トーランスの MITSUWA (日本食スーパー) は サンノゼ店以上に大きく日本のスーパーっぽかった。

行ったお店の中にはイマイチなところもあったが、日本らしさをより感じられた店はどれも日本で普通に行われている細かいこだわりを少しでも多くアメリカで形にできていたと思う。 これは別にシリコンバレーの店の努力が足りないと言っているわけではなくて、日本人、アメリカ人に関係なく手間をかけるに見合うぐらいそのこだわりを認めてくれる人が多いということなのだろう。

だが、いいことばかりではなかった。 ロスへ行って驚いたのは交通量の多さ。

上の写真は昼ごろのハイウェイ 405 の写真。 片側5車線の道が渋滞していた。 他のハイウェイからの合流があるとそこはまず渋滞する。 そのせいか運転が荒いドライバーも多かった。しょっちゅうレーン変更をする 渋滞サーファー がいたるところで見られ、慣れないので車間を空けているとあっという間にわりこまれる。

道も分岐するときは右からだったり左からだったり、合流直後に Exit が用意されていたりと結構グチャグチャ。 道路状況はシリコンバレーエリアとくらべるととっても東京に近い。

ロスアンジェルスは良くも悪くも日本を感じさせる街だった。


ホットドッグを輪ゴムで止めない理由

林:ほら、たこ焼きって箱を輪ゴムで止めるじゃん。
熊:ああ。
林:アメリカのホットドッグ屋とかって輪ゴムでとめないの?
熊:とめないですねえ

熊さんのサンノゼ便り。 熊さんのネタ提供もさることながら林さんの反応にもアメリカの生活に慣れてしまった自分を目覚めさせてくれて面白い。
今回は本筋からは離れるけど、ホットドッグの部分に反応。

アメリカのホットドッグ屋でホットドッグを買っても輪ゴムでとめてくれたりしない。 上の写真のようにアルミホイルでラップされたような感じになる。というのも…

中にはパンとソーセージだけしか入っていないから! (店によっては完全にできあがったものが出るところもあるが、大半はこんな感じ)

ホットドッグ売り場の近くには必ず下の写真のようなスタンドが用意されて自分で好きなだけケチャップかけたり、何かのせたりしてホットドッグを作るようになっている。 スポーツ観戦などで、ホットドッグを買ったあとそのまま席に戻って食べようとしたときに「しまった!」と思うことがないように注意してほしい。


ソース(左の写真) としてはケチャップとマスタード 、トッピング(右の写真)は奥から サワーキャベツ(サワークラフト)、オニオン、レリッシュ が用意されている。 レリッシュというのはピクルスをみじん切りにしたようなもの。 トッピングバーがちらかっているのはどこも同じ。今回はレリッシュ用のトングが無かったし…。

これで完成。ぜんぜんうまそうに見えくないね(笑)。 ほんとは再びラップしても大丈夫なように、ケチャップ、マスタードは最初にかけて、その上にトッピングの具材をのせるんだけど、ケチャップとマスタードの存在を見せるために上にかけてみた。

こんなわけで、アメリカのホットドッグは輪ゴムで止めないのだった。


TiVo は見ていた!

The Jackson-Timberlake moment drew the biggest spike in audience reaction TiVo has ever measured. TiVo said viewership spiked up to 180 percent as hundreds of thousands of households used TiVo’s unique capabilities to pause and replay live television to view the incident again and again.
(ジャクソンとティンバーレイクの瞬間は TiVo の視聴率調査史上、最大の上昇率となった。 TiVo社はその瞬間、視聴率は180% 上昇し、数十万世帯が繰り返し見るためにTiVo の機能である生放送の一時停止やリピート再生を使っていたと語った。)

このサイトでも何度も登場しているアメリカのデジタルビデオレコーダメーカの TiVo 社が面白い発表をした。

昨日紹介したあの瞬間を、アメリカ中の TiVo ユーザが繰りかえし見ていたというものだ。おそらく普通の視聴率調査のようにTiVo に特別な設定をしているユーザからのデータだとは思うが、そんなデータが回収できるとは視聴率調査以上のこともわかってなかなか面白い。 そして、集めたデータをこうやってさりげなく発表することで、TiVoがあればあのシーンも何度も検証できるとアピールしているのが商売上手というところだろうか。

TiVo のこのプレスリリースの後半では、Super Bowl CM の視聴率結果も発表している。 IFILM では今年も Super Bowl CM のアーカイブをやっているので、どんなものか見てみてもいいかもしれない。 ただTiVo の発表タイトルと IFILM で付けられているタイトルが少し違っている。 映像への直接リンクは貼れないので対比表を作っておくので探してみて欲しい。

順位 TiVo社の発表タイトル IFILM でのタイトル
1. “Sleigh Ride” Budweiser: Clydesdale Donkey
2. “Dog Bites” Bud Light: Fergus, Bud Light!
3. “Shards of Glass” Truth: Glass Freeze Pops
4. “Slam Dunk Contest” Delivery Truck
5. “Talking Monkey” Bud Light: Horny Talking Monkey
6. “Homer Simpson” Homer Gets His Errands Done
7. “Must Be Tough” Designated Driver Campaign Budweiser: Rick Fox & Tim McGraw
8. “Time Travel” AOL 9.0: Car
9. “Washed Out with Soap” Chevy Trucks: Soap in Your Mouth
10. “We ID” Budweiser: Hot Girls Get Carded

バドワイザーのCMは英語がわからなくても結構面白いものが多い。

TiVoの調査では上位に来なかったようだが、個人的には Budweiser: Wrong Lipstick, Bud Light: Cedric’s Bikini Wax がウケた。


スーパーボールでポロリ

CBS and MTV both say they had no idea that their Super Bowl halftime show would wind up with singer Justin Timberlake (news) tearing off part of Janet Jackson (news)’s costume, exposing her breast. Timberlake blamed a “wardrobe malfunction.”
(CBS と MTV の両者は Super Bowl のハーフタイムショーが Justin Tmberlake(ジャスティン ティンバーレイク) が Janet Jackson (ジャネット ジャクソン) の衣裳の一部を剥がして、彼女の胸を見せて終るなんて知らなかったと語った。 ティンバーレイクは衣裳の誤動作と弁解している。)

昨日行われたスーパーボール。

最後まで行方が分からなかった試合もさることながら、今朝のニュースの話題はハーフタイムショーでのおっぱいポロリ事件。

スーパーボールのハーフタイムショーは毎年30分ほどの時間に、有名アーティストが多数出演し話題になる。 今年は Janet Jackson, Justin Timberlake 以外にも P. Diddy, Nelly , Kid Rock のパフォーマンスがあった。

問題のシーンはショーの最後。 Justin が彼女の衣裳に手を伸ばし何かを取ったように見えたと思ったらJanet Jackson の胸が一瞬見え、そのままハーフタイムショー終了。 動画は見つからなかったがYahoo! の記事中にある Slideshow: のリンクで状況は見られる。

で、コトの真相はまだ明らかになっていない。

このとき Justin が歌っていた歌詞が “I’m gonna have you naked by the end of this song.” (この歌の最後までにおまえを裸にしてやる) というもので、彼のあの動きは明らかに服を破る仕草だった。 あの衣裳で胸を見せずに1枚だけはがすというのも難しいことを考えると「そのつもり」な気はするが、アメリカでは日本以上にテレビでの性描写にうるさい。 (FCC は芸術的、科学的ではない積極的な性描写はいつでも、積極的でなくとも性を連想させる描写を朝6時から夜10時までは禁じている。)

ハーフタイムショーでは生放送だったためそのままだった映像もニュース映像ではモザイクがかかっていた。 そんなことを考えるとわざわざ問題になるという映像を製作、放送するとも思えない。

どちらにしても、話題になったハーフタイムショーだったことはたしかだ。

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Who wants to be a super millionaire?

Two years after the prime-time Who Wants to Be a Millionaire died from overuse, ABC will bring the game † and Regis Philbin † back next month in a sweeps-month stunt with a $10 million payoff.
(プライムタイムのミリオネアの中止から2年、ABC は $10ミリオンの賞金とリジス フィルビンで来月の視聴率調査月間の奇策として復活させようとしている)

日本では クイズ ミリオネア という名前でおなじみのクイズ番組 “Who wants to be a millionair? 。 もともとイギリスで始まり、アメリカに飛び火して、日本へと伝わったわけだが、アメリカでは放送しすぎて、熱が冷めてしまったためキャンセルになったようだ。

ちょうどオレがアメリカに来たころ話題の番組で、テンポも遅く、4択問題が画面下に表示されることから英語がわからなくても見られる数少ない番組だった。 最盛期はほぼ毎日放送していたため、しだいに慣れてしまって見る番組が無いときにつけておくような番組になってしまったのは他のアメリカ人も同じだったようだ。 現在は司会者もかわってこのあたりでは昼ごろの30分番組として細々と続けられていた。

上のリンクの記事を見てもらうとわかるが、写真に写っているのがアメリカ版のオリジナル司会者リジス フィルビン。

みのもんたを白くしたような…というか、日本版を作るにあたってみのもんたが選ばれるべくして選ばれたという感じか。 ファイナルアンサー? という言葉は、リジス も使っているこちらでも結構流行した言葉だ。

一度昼の放送のものも見たが回答者へのやわらかい語りかけや正解!を言うまでの絶妙なためはやはりリジスの方がぜんぜんいい。 彼が司会の久々のミリオネア、しかも賞金は 10ミリオン (約11億円) だそうで楽しみだ。