サマータイムの期間が変わるというエントリを書いてから早くも2年、実際に新しいサマータイムの開始日が迫ってきている。
今年のサマータイムはこれまでより3週間早くなって3月11日から。 終わりは1週間延びて11月4日までとなっている。
アメリカに住んでいる人でもあまり気づかないのだが、コンピュータなどの時計は夏時間に合わせて自動的に時刻を調整する機能が付いている。 Windows XP なら Windows Update で、Mac OS X なら Software Update を通して修正プログラムを受けとって新しいサマータイム期間に対応してくれているはずだが、そういった機能のないちょっと賢い目覚し時計やビデオデッキを使っている人は注意しないといけない。
そんなわけで、日付がズレることでちょっとした問題が起こると同時に、コンピュータ業界の人にとっては小銭稼ぎのチャンスになるかもなんてことを前のエントリでも書いたのだが、ZDNet の記事によると マイクロソフトは Windows Server 2000 や Outlook 2000など、ちょっと古く、 “Extended Support” 期間に入っている製品用の修正プログラムをまとめて $4,000 (約50万) という値段を付けたらしい。 しかも、もともと $40,000 (約500万) だったのを値下げして $4,000 にしたのだとか。
Microsoft to charge for Daylight Saving hotfixes for older products | All about Microsoft | ZDNet.com
March 11, the new date on which Daylight Saving Time (DST) will take effect in the U.S. and a growing number of other countries, is fast approaching. And Microsoft is working overtime to get the message out that users need to patch a bunch of their Microsoft products, from Exchange Server, to Windows Mobile, in order to head off date-change headaches.
(3月11日、アメリカと増えつつある他の国で新しい Daylight Saving Time (DST, デイライトセービングタイム、夏時間、サマータイム) が開始される日が近づきつつある。 そして、マイクロソフトは日付のズレを回避するためには Exchange Server, Windows Mobile などの マイクロソフト社製品にパッチが必要であることを伝えるために昼夜を問わず働いている。)
サマータイム情報をちょっと書きかえるだけなのにこの値段はちょっと高くないか? いわゆる業務用だし、おそらく手に入れてしまえば何台にも適用できるだろうからこんなもの? いや、やっぱ高いな。素直にアップグレードしなさいってことか。
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