オープンソースなコーラのレシピ

世界で1日10億本飲まれていると言われるコカコーラ。 その原液はトップシークレット中のトップシークレットで、コカコーラ社内でもごく一部の人しか知らないと言われている。 そうは言っても、人の口に戸は立てられないもの。 たまに漏れてくる情報をもとに、誰でも試せたりできるコーラのレシピが作成された。

OpenCola レシピ (PDFファイル)

opencola.jpg

このレシピを使ったコーラは 2001年ごろに OpenCola 社が同名のソフトウェアの販促グッズとして開発され、その後人気が高かったため発売された。

おもしろいのは、コーラを考えたのがソフトウェア関連の会社だったことから、レシピもソフトウェアのライセンスで有名なGPLというライセンス(使用条件)が採用された。
簡単に言うと、このレシピは自由に使うことができるが、もしこのレシピを元に何かを作ったり、改良を加えた場合はそのレシピも一緒に公開しなければいけないという条件が付いている。

残念ながら OpenCola 社は倒産してしまいもう発売されていないが、こちらのサイトの方法によると、それっぽいがコカコーラの再現とはいかなかったよう。

しかし、レシピを公開し、みんなで改良できるようにしたおかげで、OpenCola 無きあとも進化を続けているようだ。 Cube-Cola というプロジェクトはその中でも活動的なサイトの1つ。

レシピを改良し、写真付きで公開したり、コーラ作成キットの販売などもやっている。

もしかするとコカコーラの味に近づいているかも。 オレも、一度試してみたい。

参考:
Digg: OpenCola – Open Source Coca Cola
Wikipedia: オープンコーラ



実際のコカコーラの原液は砂糖水と炭酸が含まれずに各工場に送られ、実際に瓶詰め、缶詰めの段階で、砂糖水と炭酸が加えられている。 しかし、工場の場所によって調達できる水の質や使われる甘み成分が微妙に違っているので、国や場所によって微妙にコーラの味が違うと言われている。

メキシコのコカコーラは美味いらしい。: ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会
というのは、メキシコ・コークは”昔ながらのレシピ”で作っているから。甘味成分にサトウキビやサトウダイコンから作られたサクロースを甘味成分として使っているのだそう。(アメリカでは安価なコーンシロップを使用している)また、炭酸分もアメリカ製に比べ少なくまろやかに感じるらしい。

特に、メキシコのコカコーラが甘み成分の違いからおいしいのだとか、このことは知ってたんだけどカンクンに旅行に行ったときにコカコーラ飲まなかったなぁ。 残念。


3 Comments

  1. この前Foster CityのMarinaマーケットにMade in Mexicoと書いた瓶に入ったコーラが売ってましたよ。もうないかもしれませんが・・・。

  2. おー、情報ありがとうございます。
    今度行ったときにチェックしてみることにします。 もし買えたらレポートしますのでお楽しみに。

  3. マクドナルドのレシピ

    前回のコカコーラとともに、どうやっ…

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