油断するとあっという間に年が明けて早くも1週間。 本年もよろしくおねがいします。 少し前にカンクンへ行ったり、年末に体調を崩したこともあり今年の正月は家でノンビリ。 そんな時に手放せなかったのが….
サッカーチーム育成シミュレーション カルチョビット | |
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競馬ファンには有名な「ダビスタ」を手がけた薗部博之(そのべ ひろゆき)氏率いるパリティビットが製作したサッカーシミュレーションゲーム。 そのせいか基本システムはダビスタそっくりで操作は指示を出すことが中心で、試合中の選手の操作はいっさいできないというシンプルなシステム。
しかし、自分の出す指示に応じて選手たちが少しづつ成長し、試合では小さくてかわいいサッカー選手がちょこまか動くのを見て手に汗にぎってしまう。一度電源を入れるとあともう1試合、あともう1試合となかなか切れず中毒性が高い。 実はフライトの最中に遊ぼうとカンクン旅行にも持っていってたのだが、フライト中はもちろんホテルでもビーチでも遊びまくってた(笑)。
このゲーム、作者である薗部さんはこんなことを語っていた。
インタビュー:薗部博之さん「カルチョビット」 サッカーの魅力は「もどかしさ」?ゲーム:MSN毎日インタラクティブ
薗部 実はサッカーをあまり知らなかったんで、Jリーグの試合を見に行ったりして、その面白さを研究しました。気付いたのは、サッカーって点が入らないことが面白いんですね。試合を見ていて、一番盛り上がるのは、シュートがポストを叩いた瞬間でしょう。みんなが頭を抱えたり、「あー」と声を上げたりする。点が入りにくいことで、弱いチームがマグレで点を決めて勝ったりもしますよね。こうした何とも言えない「もどかしさ」が面白いと思って、監督の視点で試合はほとんど見ているだけ、というゲームにしたんです
カルチョビットはこの「もどかしさ」をほんとによく実現している。 特訓してもなかなかうまくならない選手がいたり、試合中に点がなかなか決まらないところや、選手が思ったように動いてくれなかったり、肝心なところでミスをするなんてところもちゃんと組込まれている。
その度に「おしぃー」 とか 「あーっ なんでー」なんて言葉を心の中で(たまに思わず口に出して)言い、そんなもどかしさの後にゴールが決まったりすると、余計に「うぉー、よっしゃー」なんて喜びを表現したくなる。 1試合90分が実時間の5~6分ぐらいで終わるようになっていて、その短い時間でサッカー(らしさ)を擬似体験できる。 それがカルチョビットにハマる理由なんじゃないかと思う。
ここまで割り切ったゲームなので、本格的なサッカーファンには「これは違う」なんて思う人がいるかもしれないが、サッカーに興味のある多くの人はおすすめしたいゲームです。
リンク:
カルチビットの公式サイト (任天堂)
カルチョビット 試合のVTRを見ながらコメントを入れている映像 (YouTube)
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