Month: June 2007

iPhone 初体験

iPhone の発売から一夜明けた今日、Apple Store へ iPhone を触りに行ってきた。 ストアの中は同じように思う人たちでけっこういっぱい。 10台ぐらいデモ機があったと思うが、1人2人待たないと触れないという感じだった。

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第一印象は「薄い」という見たまんまの印象。 そして操作してみるとサクサク動くのが気持ちいい。

Safari ではアメがんを表示してみた。 レイアウトも完璧。 日本語もちゃんと表示される。 そして、横に傾けてみても…画面が切り替わらない。 いろいろ試してみると iPhone を水平にした状態では縦横変えても画面が切り替わらないようだ。

たぶん、 iPhone の上部と下部の加速センサーで判断してるのだろう。 水平に近い状態で操作することが多いだろうから、慣れるまでちょっとめんどそう。 ま、そう簡単に切り替わってもウザいからこれぐらいの方がいいのかな?

さて、気になった画面まわり。 やはり手の脂でベタベタになる。 まさに、このページのパロディCMの感じ。 気になる人は気になるだろうなぁ。 指紋を付きにくくするようなスクリーン保護シートは必須だと思う。

そしてバーチャルキーボードは慣れないとミスタイプが多い。 必要に応じてボタンが切り替わるのは悪くないが、指先にキーを打ったと感触がないのはなんか物足りない。 レビューによると1週間ぐらい使えば慣れるということだが、どうなんだろう。 疑問が残る。

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妻が操作しているところ。 爪では叩けないらしい。

こんな感じでひととおり触ってみたが、インターフェースはさすがだが、機能を比較するとずばぬけて他よりすごいわけじゃないという感想をもった。 フルブラウザは 2.5G とよばれる GSM/EDGE の通信方式では速度が遅くて活かしきれてない。 OK Go の YouTube の映像もPCで見るときよりキレイじゃなかった。

操作やアニメーションに慣れてしまうと今度は物足りなさが目立ってきそう。 少しさわっただけでも電卓や時計の機能はもっと軽いのが欲しいなぁなんて思ってしまったし。 せっかくいいプラットホームを用意しただけにソフトが追加できないというのはやはり致命的な弱点だとオレは思う。

やはりオレの中では iPhone はもう少し”待ち”。 おそらく Apple も段階的に機能を追加したり、3rd Party の開発を許していくだろうと思うのでその進化を待ちたい。
そうそう。 Apple Store では iPhone を買って出ていく人たちもいた。 詳しく聞いたわけじゃないけど 断片的な話では 4GB モデルはまだ在庫があったらしい。

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iPhone 祭りだワッショイ ワッショイ

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午後1時ごろの近所のAT&Tショップの前。 並んでいる人たちの多くが10代か20代の若者たちでちょっとびっくり。 親の代わりか? 約20人ほどが並んでいたが、ショップの人が「いくつ在庫があるかは言えないけど、今並んでる人は全員買えるよー」と言っていたこともありなんかまったりムード。

そうか、今並んでも買えるのか。

3秒ほどグラッときたけど今日中にあげなきゃいけない仕事があったのでオフィスに帰ってきた。 AT&Tショップ内にはiPhoneのコーナーが用意されていたので発売が開始されたら実機も触れそう。

今朝のニュースによると Palo Alto の Apple Store の前には朝8時ぐらいの時点で70人ぐらいの人が並んでいたらしい。 いまはもっと多いだろうなぁ。

San Francisco の Apple Store は昼すぎの時点で150人の行列だとか。 (Link)
San Francisco の Apple Store の前には Justin.tv の Justin も並んでいた。

午後3時30分ごろにはオンラインの Apple Store が iPhone 発売準備に入った模様。 メッセージを見るとオンラインでもきっちり 6時に売りだすようだ。 そういえばもう東海岸は午後6時になったから iPhone を売りだしたはずだな…。

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ついに6時になって発売!

残念ながらまだ会社…

オンラインの Apple Store をチェックしてみたらオーダーはできるけど、 2-4週間待ちだとか。 なーんだ。 これでもすぐ売り切れちゃうんだろうなぁ。 心なしか会社のネットワークが重くなったような。

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さっそく分解している人もいるらしい。 (リンク via Engadget Japanese)

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仕事を終えて再び近所のAT&Tの店に行ってきた。

着いたのは7時20分ごろ、販売開始から1時間以上経ったあとだったけどまだ40-50人ぐらいの行列が。 様子を見ていたら 8GB は売り切れで、バックオーダーになる。 4GB 欲しい人の手を挙げさせて、今並んでいる人はぎりぎり買えるという感じだった。

まだ販売中で購入者以外店内に入れなかったのでデモ機には触れてない。

ガジェット系サイトは iPhone を箱から出すビデオやアクティベーションの様子を逐一報告したりともう大騒ぎ。

Gizmodo
Engadget
なかでも Engadget のこのエントリは感慨深い。

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Old school, meet new school.


Warriors 、ドラフトに絡めて Jason Richardson をトレード

NBA Finals がはじまるよーと書いたら、Spurs のスイープでちゃんとまとめる間もなくチャンピオンが決まって終わってしまった。 そしたらあっという間にドラフト。

NBAのドラフトは一部例外はあるがチームの成績が悪い順に選手を指名できるため、久しぶりにプレイオフに進出したWarriorsはあまりいい補強はできないだろうなぁなんて思っていた。 そしたら、今年は新人が豊作の年らしく、ドラフトで選択した新人をトレードで手に入れるというチームがたくさん出るのではないかという噂が…。

結果として Warriors は Charlotte Bobcats (シャーロット ボブキャッツ) が8位に指名した Brandan Wright (ブランダン ライト) という選手と Jason Richardson (と、ドラフト2巡目の36位指名のJermareo Davidson (ジャマレオ デイビッドソン)) をトレードすることになった。

来シーズンで7年目の選手、1試合20点近い得点を期待できる Jason Richardson とプロでは未知数の新人選手をトレードするのは正直微妙な気がする。 ただ、Warriors はサラリーキャップ(選手に払える給料合計の上限)に近付いていて思うように選手と契約できないという問題はあるが、ちょっと釣合いとれてない。

Minnesota Timberwolves が Brandan Wright に興味をもっていて Kevin Garnett とトレードしてもいいと言ってという噂がある。 Brandan Wright が Warriors に来たため、今は Warriors と Timberwolves が話合いをしているのだとか。 この流れを考えると、高給取りだった Richardson を放出したのもわからなくはない。

まぁ、最初のトレードの段階で Kevin Garnettまでたどりつけなかったことからこのトレードの実現の可能性は低いかもしれないが、他のビッグネームの選手とトレードの可能性も高まる。 Richardson の放出はこの前ぶれととらえたい。

また、Warriors はもともと自分たちが持っていた 18位の指名順位でイタリア人ガードの Marco Belinelli (マルコ ベリーネリ) を獲得。 Don Nellson のスピーディなオフェンスについていける運動量と外からの攻撃が得意の選手らしい。 まさに今のWarriorsにあった選手だと思う。


iPhone もうすぐ発売でアメリカは大騒ぎ

iPhone は今週の金曜日 6/29 の午後6時から発売。 発売まで1週間をきったアメリカでは、一般のニュースやブログなどいろんなところで大騒ぎがおこっている。
日曜日に訪れた San Francisco の Apple Store でも巨大な iPhone が店頭に飾られていた。

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そして、New York の Apple Store の前には早くも行列ができているらしい。

iPhoneを買うために、もう列に並ぶ人が現れる : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
iPhone発売(米時間29日18時)まであと100時間以上あるってのに、もう列に並んでいる男どもがいるそうです。
ニューヨークのアップルストアで発見しました。こんなに早く列に並ぶ人が現れたのは、PS2、PS3、Wiiでの記録を抜いて、ナンバーワンです。

そんな熱狂的な人を見越してか、Apple Store の前でキャンプする人向けのガイド記事なんてのも作られてるからすごい。
Apple も発売の1週間ほど前から、iPhone の紹介ビデオを次々と公開。 中でも20分にわたるガイドビデオ は、これまで以上に具体的な使い方を紹介していて気になるものとなっている。

また、昨日公開された Sync & Activation のムービーも興味深い。 iPhone は携帯電話ショップではない Apple Store のことを考慮してか、自分のPCと初めてSyncするときに iTunes を使って電話番号などを登録し、使えるようにするらしい。

じゃあ iPhone だけ買って、携帯電話として使わなければタッチスクリーンの iPod として使えるかと思ったら、一回は携帯電話の登録手続きをしないと iPod としても使えないらしい。ちゃんと考えられてる。

でも、この方法だと手に入れてそのままeBay などのオークションサイトで横流しというパターンが結構ありそう。

このように発売前からいろんな情報が飛びかって話題の iPhone だけど、オレはイマイチ夢中になれない。 タッチパネルは指紋で汚れそうとか、キー入力とかタッチパネルの感触だけで大丈夫なんだろうかといったハードウェア的な疑問と、やっぱWebアプリケーションじゃなく専用のソフトが開発できない、追加できないというのが夢中になれない理由だろうか。

アメリカの一部のメディアでもiPhoneの期待が高すぎるだけに、出来が予想を下まわったら Apple は危機に陥るかもというコメントをしているところもあった。 オレもこっちの方が心配。

少なくともオレは初日に買うことはなさそう。 触ってみていきなり衝動買いなんてことがなければだけど…。


“Day of Silence” – アメリカのインターネットラジオが止まる日

今年(2007年)の3月に発表されたインターネットラジオの新しい著作権使用料を決める法案にインターネットラジオ業界が震撼した。新しい法律では、これまで 1曲ストリーミングするごとに 7/100 セントだった使用料が、段階的に増えていき2010年には 19/100セントと現在の3倍近い値上げとなる。

19/100セントという値段は大したことないように思えるが、1ストリーミングごとなのでリスナーが1000人いれば1曲でもその1000倍の値段がかかることになる。 ずっと音楽をかけているインターネットラジオでは1時間で10曲以上、1日だと240曲以上とものすごい勢いで増えるため、大手になればなるほど負担額は大きくなるし、小さなラジオ局でも元のコストより倍かかるとなるとやっていけないところも出てくるだろう。

この新しい著作権使用料は裁判所に無効の訴えをし受けいれられないと7/15に有効になってしまう。 そこでこの事実を知ってもらい、議員たちに反対に動いてもらおうということで、SaveNetRadio.org という団体がたちあがり。 今日 6/26 を “Day of Silence” (沈黙の日) とし、大手インターネットラジオ局を中心にインターネットラジオの放送を中止することになった。

このサイトでもオススメした Pandora も現在は “SaveNetRadio” および “Day of Silence” を説明する文章が表示され音楽を聞くことができない。 (その前にアメリカ以外の人からアクセスできなくなってしまったが…)

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Pandora だけでなく、Yahoo! LaunchCast, Live 365, Rhapsody なども今日はインターネットラジオを放送をしていない。 (なぜか Last.fm だけはこの抗議イベントに参加しなかった。)
いろんなサービスが提供され、利用者が増えているインターネットラジオ業界からお金を取りたいという著作権者の気持ちもわかる。 ただ、圧力をかけすぎて業界そのものを潰してしまっては元も子もないだろう。

このイベントによって、インターネットラジオの著作権料をめぐる動きは少なからず人々に知られることになると思う。 このまま無理に話をすすめて遺恨を残すより、新たな話し合いをもって妥当な使用料を決めてくれることを1インターネットラジオユーザとして心からのぞんでいる。


San Francisco の Gay Pride Parade を見てきた

毎年この時期に行われるサンフランシスコの Gay Pride Parade (ゲイ プライド パレード) に行ってきた。 そう。 ゲイって同性愛者のゲイです。

ニューヨークで昔あった、警察による同性愛者の差別的な襲撃事件に抗議する形で開催されたイベントがもととなり、その後 Gay Pride (ゲイ プライド) というイベントとして世界中に広がっていった。 最近ではゲイだけじゃなく、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender) すべてを含めて LGBT Pride とも言われる。

知らない人も多いかもしれないが、サンフランシスコのカストロ地区は昔から同性愛者が多く住んでいることで有名だ。 カストロ地区以外でも、シリコンバレーエリアでは同性愛者を見かけることが珍しくない。

また、数年前にはサンフランシスコ市長が自らの権限で同性愛者の結婚を認める条例をアメリカ国内で初めて作り、アメリカ中の同性愛者たちがサンフランシスコ市役所に集まったこともあった。(その後、同性愛者の結婚はブッシュ大統領によって無効となった。)

そんなサンフランシスコ の Gay Pride イベントは毎年6月の最終土曜日と日曜日に開催されている。 今年でなんと37回目。 そして、そのイベントの目玉が日曜日にサンフランシスコの大通りである Market ストリート で行われる Gay Pride Parade (ゲイ プライド パレード)。 およそ2時間にわたって同性愛者の人たちやその支持団体の人たちがパレードを行う。

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虹色の旗は Gay Pride のシンボルフラッグ

 

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こんな感じでレイザーラモンHGも真っ青なリアルゲイな皆様がパレードをする。 正直、ストレートなオレは生理的に受けつけないか心配だったけど、自信をもってパレードする彼らの姿を見ているとそんな気持ちは全然おこらなかった。 また、パレードは団体によって山車や仮装などに工夫がしてあってなかなか面白い。

カミングアウトし、プライドを持って自分たちを認めてもらおうと活動する彼らは力強い。結婚を認める法律も検討は続いているし、法的なもの意外ではすでに権利が認められているものもある。 たとえばうちの会社では、同性愛者の扶養家族を認めているので同性愛者のパートナーも妻と同じような扱いで、健康保険などに加入できる。 これも30年以上こうやって活動を続けてきたからだろう。 そんな力強さを垣間見たパレードだった。


ちょっとややこしいけど使えそうな JaJah

調べてみたらいろんなサイトですでに触れられて今さら感が高いのだ、 JaJah.com というサービスを使ってみた。

JaJah.com は Skype のような VoIP サービスを提供するサイトなのだが、ソフトのインストールが必要ない。 ユーザはサインアップするときに自分の電話番号 (携帯でも固定でも可) を登録し、電話をかけるときはブラウザから相手の電話番号を入力する。

すると登録した自分の電話と、入力した相手の電話それぞれにJaJah.comから電話がかかってきて、3者通話のような感じで通話が可能になるという仕組みだ。 つまり、番号の入力はブラウザ上でおこない、通話は電話機同士で行うというわけ。 また、どちらの電話機も発信ではなく受信になるというのがポイント高い。

気になる料金はアメリカ国内なら、固定でも携帯でも 2.9セント(3.28円)/min、 アメリカから日本なら固定電話へが 4.7セント(5.59円)/min、 携帯へは 15.4セント(18.64円)/min。 となっている。 Skype よりちょっと高いぐらい。また、JaJah.com のユーザとして登録されている電話番号同士(日本の携帯番号は除く) なら無料で通話ができる。 (ただし、無料通話は1日何分といった制限がある)

とまぁ、理解するにはちょっとややこしいサービスなのだが一旦わかってしまえば、アメリカ国内で長距離電話をかけるときや、国際電話をかけるのによさそう。 とくに、日本にいる人に JaJah.com のユーザになって、固定電話番号を登録してもらえれば無料で通話ができるのはいい。

ただ、テスト通話した限りでは声はクリアに聞こえるが、ちょっと遅れて届くかなぁという印象があった。 (国際通話ぐらい?) とくにアメリカのブロードバンドは未だにスピードも品質もそんなによくないので、Skype も安定しないときがある。 2つのサービスを適宜使いわけるといいかも。


なんだか尻すぼみだった今年の WWDC キーノート

Apple が毎年おこなっている開発者向けのカンファレンス (World Wide Developer Conference、略して WWDC)。 Apple の CEO であるスティーブジョブズが基調講演をするというので、面白い新機能や、新製品が発表されるのかと期待が高まっていたが、残念ながら期待に応えるほどの発表はなかった。

秋に発売が予定されている Mac OS X 10.5 Leopard のデモでは、前半に新デスクトップや新Finderなどを紹介し、コンピュータでの新しいファイル管理を提案。 ただ見た目だけの変更ではないことをアピールし会場を盛り上げた。

その後、1年前の WWDC で発表された機能などを再びデモをしたところで、11個目の新機能として Safari 3 を発表。 まだベータだが、Windows 版 もダウンロードできるようになった。 これが最大のサプライズだったろうか…。

そして、今話題の iPhone 。 当初は否定していた、3rd パーティによる iPhone 用アプリケーション開発を認めるという噂があったが、開発を認めはしたが、通常のアプリケーションではなく、Ajax を使ったブラウザ上で動くWeb アプリケーションを開発できるという発表だった。 この発表内容なら iPhone に Safari がインストールされると発表した半年前にみんな気付いてたよ orz.。

こんな感じで、どうも尻すぼみ感が高かった今年の WWDC 。 ま、WWDCの目的としては新しいことを発表すること以上に開発者に情報を提供し今後の開発に役立ててもらうことなので、期待していたオレがわるいのか。

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アメリカでも固定電話離れがすすむ

ITmedia News:30歳未満の3分の1は「携帯だけ」使用――米電話サービス調査
調査会社の米Harris Interactiveは6月7日、米国での電話使用状況に関する調査報告を発表した。携帯電話の利用は年齢を問わず進んでいるが、特に若者の間でこの傾向が強く、固定電話を使わず「携帯だけ利用」との回答の半分以上は、30歳未満の年齢層が占めたという。

アメリカの調査結果で若者の間で固定電話を使わず、携帯電話だけ使うという人が増えているというニュース。 日本でも同じような傾向があるようだけど、特に若い人のように、これまでの電話番号に縛られる必要のない人はどんどん携帯のみという風になるのは日本もアメリカも同じだろう。

また、アメリカの携帯の電話番号は日本の090のような特別なエリアコード(市外局番)を使わず、固定電話と同じような番号が使えるというのも大きい。 日本では電話番号を登録するときに携帯電話おことわりというのもあったと思うが、アメリカでは番号からは判断できないのでこういった区別が行われないことも携帯電話への流れを促進させてると思う。

ナンバーポータビリティも日本より少し早く始めて、システム的にも落ちついているのでキャリアを変えたいといった障害も少ない。

唯一、問題なのが通話料が高いというところだろうか。 そうそう、アメリカの携帯はかけるときはもちろん、受けてもお金がかかる。 安いプランで毎月$40、400分ぐらいの通話時間が含まれているがちょっと話す人なら使いきってしまうかもしれない。

でも、電話は話したいときに使えるのがイチバン。 いずれは携帯へと流れていくのは避けられないと思う。 アメリカでは間もなく発売の iPhone に注目が集まるなど携帯への追い風が吹いているのでこの数字はこれからもどんどん増えていくだろう。


NBA Finals 2007

Warriors が敗退してしまってから興味がなくなってしまった NBA Playoffs 。

Warriors を破った Utah Jazz はウエスタンカンファレンスの決勝で San Antonio Spurs に負け、 San Antonio Spurs が西のチャンピオンに、イースタンカンファレンスは Detroit Pistons と Cleveland Cavaliers (Cavs) の対決で、下馬評をくつがえし Cleveland Cavaliers が勝利し東のチャンピオンになった。 この2チームで今日から 今年の NBA ナンバーワンを決める NBA Finals が始まる。

San Antonio Spurs は西地区では名の知れた強豪で、2年前にも NBA チャンピオンになっている。 今年のウエスタンカンファレンス優勝も「あー、やっぱり Spurs か」とみんなが思うようなチーム。

Cleveland Cavaliers は2003年のドラフトで超高校級と言われた LeBron James (ルブロン ジェームズ: 日本ではレブロンジェームズと書かれているようだけど、アメリカではルブロンと発音しているのでこのサイトではルブロンと書くことにしてます) を獲得し、彼を中心にチームを作ってここまで来たチーム。 NBA Finals への進出はチーム史上初めてとなる。

勢いで来た感のある Cavs よりは経験も豊富な Spurs が優勢かなぁというのが大方の予想だが、プレイオフでのルブロンの活躍を見ていると、もしかすると彼ならやってくれるんじゃないかと期待してしまう人が多いのも事実。 オレもそのひとり。

Cavs にとっては今日の初戦に何とか勝ち、勢いにのってシリーズ制覇というのが理想だろうか。 ちょうど Warriors が Mavs に対してやったのと同じような形かな。 そういう意味でも今日の初戦、Cavs は奇襲のような変則的なことをしてくるのか、Spurs のエース Tim Duncan (ティム ダンカン) をどうやって押さえようとしてくるのか。 逆にSpursはルブロンにどう当たってくるのか。 彼以外の選手、特に元 Warriors の Larry Hughes (Warriors 在籍時は小心物でダメダメだったのになぁ) がいかに活躍できるか。 と、いろんなところが気になる。

Cavs のがんばり次第では歴史に残るようなFinalsになるかもしれない。 日本でも中継されると思うので、ぜひ見てみて欲しい。