Month: June 2006

Warriors、ドラフトでセンター2人を選択

WARRIORS: draft 2006 home
With the ninth pick in the 2006 NBA Draft, the Warriors selected Patrick O’Bryant out of Bradley University. A 7’0, 260 pound center
(2006年のNBAドラフトの9番目で、Warriors はBradley University(ブラッドリー大学)の Patrick O’Bryant (パトリック オブライエン) を選択した。 7フィート,260パウンドのセンターだ。)

日本にいても気になる Warriors の動き。 28日に行なわれた Draft もお昼ごろインターネットを介してチェックしていた。 結果は何とセンター2人を指名、1巡目が上にあるようにパトリック オブライエン、そして2巡目がクロアチアの Kosta Perovic (コスタ ペロビッチ) という外国人選手で、ともに身長が高くセンターのポジションの選手だ。

普段大学バスケとか見ていないので、選手のレベルはわからないが Patrick O’bryant はセンターのポジションで一番始めに指名された選手、新聞でもいい感じのモノが多いので期待できそう。 Kosta Perovic はちょっとギャンブルぎみな選択なようで、今後の大化けに期待といったところだろうか。 センターは昨シーズンの Warriors の弱点だったので少しでも活躍して欲しい。

さて、そうなると現センターポジションの Adonal Foyle (アドナル フォイル) と Andris Biedrins (アンドリス ビードリンス) の立場がやばい。 Warriors は Kevin Garnett や Allen Iverson といった選手をトレードで獲得するのではないかという噂もあり、今回のセンター中心の補強はその噂に拍車をかけるかもしれない。
4月にシーズンが終わって静かだった Warriors だが、これから大幅な補強などで話題にのぼるかもしれない。


日本は今、ビートルズ

日本公式サイト集計のビートルズ・アルバム人気投票、1位は? Narinari.com
今年、武道館での来日公演から40年目を迎え、雑誌やテレビ・ラジオの番組で多く取り上げられているザ・ビートルズ。英国だけでなく、日本でも洋楽の代表曲としてアンセム化しているのだけれど、4月末に日本公式サイトが行った「あなたの好きなビートルズのアルバムは?」という投票の結果が発表されたのだ。

えー、しばらく更新がなくて心配されている方もおられたかもしれませんが、実は先週末から日本に遊びに来てます。

日本に来るのは1年ぶりという比較的短いタイミングのせいか今回は大したワクワクもなく、また実家はダイアルアップ、フリーのホットスポットだった喫茶店が潰れてしまっていたというアクシンデントもありなかなか書くことができなかったというワケ。

さて、日本に帰る飛行機に乗っているときに ワールドカップブラジル戦が行われ、日本に着いたときにはワールドカップブームは一段落な雰囲気。

そんななか、気になったのが、ビートルズ来日40周年。 先週末は WOWOW でも特集をやっていて(見たかった….)、今週末は NHK BS でも特集番組を放送する模様。
オレがビートルズを知ったときは来日20周年というタイミングだったので、かれこれファン歴20年ということになるのか…。まぁ偶然ながら日本でしか味わえないタイムリーなイベントだったのでうれしい限り。

ちなみに、オレ的ビートルズ アルバム ベスト3は

1. アビィ ロード (Abby Road) -オレも最初に買ったアルバム
2. リボルバー (Revolver)
3. ラバー ソウル (Rubber Soul)

でしょうか。 結構ふつう。


ASCII で ワールドカップ中継

以前紹介した commandN のポッドキャストで telnet で接続するとワールドカップの中継がストリーミングで見られるという物凄いサイトが紹介されていた。

もちろん、 telnet なのでテキスト化(ASCII化) された映像だが…。

でも、アメリカの今朝試してみたら思っていたよりちゃんとしてる!


こんな絵が 5-10fps ぐらいで流れる

一瞬何が写ってるかわからなかったが、 一生懸命見ようとしないで、画面から少し離れてぼーっと眺めてるとどんな感じかわかるようになると思う。

ウェブサイトはhttp://ascii-wm.net/で、公式の telnet ホストは ascci-wm ポート 2006 。 ただ、アクセス量が多くて接続できないかも。 そんなときは Mirror サイト (今のところ diego.ascii-wm.net:2006, pinguin.eikon2.fs.ei.tum.de:2006、最新情報は http://ascii-wm.net/ へ) が用意されているのでそちらへどうぞ。

telnet クライアントはOS標準のモノがいいらしい。 オレははじめ teraterm とかで繋いでみたがうまく見られなかった。 公式サイトのHow to にもあるようにコマンドプロンプト(Windows)、 ターミナル (Mac OS X)から telnet コマンドで接続するのが一番いいようだ。

職場で残業して World Cup の中継が見られないという方、飛行機内のインターネットなど帯域の限られた環境でもワールドカップの情報が見たいという方、ascii-wm.net が助けになる….かも。


Skype用ハンドセットを買ってみた

しばらく前に欲しいと書いた、IPEVO のハンドセット Free-1。 最近日本にSkypeOutすることが多くなり、また欲しい熱がムラムラと盛り上がってきたのでとうとう買ってしまった。

改めて紹介すると Free-1 は USB で接続する ハンドセット で、 Skype がインストールされたパソコンに繋げると、Skype のソフトをコントロールして 普通の電話の子機のように電話をかけたり、取ったりすることができるようになるというモノだ。


購入したのは黒色のモデル

感想としては、まずサイズが思った以上に小さかったことに驚いた。

IPEVO などの Web サイト の写真では他に比較するものが写っていなかったため、勝手にコードレス電話の子機ぐらいのサイズを思っていたのだが、実際は写真のように手の中に握って少し余るぐらいのサイズ。 そして、とっても軽い。

音質は評判どおりなかなかいい。

聞く方は、デバイスの左側面にボリューム調節のボタンもあるので相手の声が聞きにくいときもすぐ変更することができる。 ボリュームはけっこう大きくできるが、 相手の声が割れるようなことがないのもうれしい。 話す方もエコーがかかるようなことはなく良好。 こちらの声が少し途切れるといわれたことがあったが、これはネットワーク側の問題かも。

気になったところは、デバイスが小さすぎるということ。 肩と顔の間に挟んで手を自由にしようとするとけっこう窮屈になってしまう。 パソコンに繋がっているだけに、両手を使いたいことも多いと思うのでこのヘンにあと一工夫欲しかった。 あと、仕方がないのはわかっているのだがケーブルは邪魔だ。

余計なドライバを入れるのをためらう人もいるかもしれないが、 Windows ではドライバをインストールしなくてもマイクとスピーカがわりになることは確認できた。 (番号キーとかが使えない)

全体としては良くできてるハンドセットだと思う。 探している人には間違いなくオススメできる商品。

アメリカでは IPEVO のウェブサイトで $34.99 (以前より高くなっている)、これに送料とカリフォルニアの人は消費税がかかる。 しかし、Amazon.com のマーケットプレイスでも売られていてそこでは $29.99 + 送料 $4.99 の合計 $34.98 で買えるのでそちらの方がオススメ。 (白色モデル黒色モデル)

日本では BUFFALO が OEM で販売している。

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日本では黒色モデルが高いんだ….最近の流行りか?
アメリカ版にはスタンドが付いてなかった。 ちょっとうらやましい。


日本の新緑の季節は…

ウチからSan Jose方面に向かうときに使う Highway I-280 は郊外を走ることが多く田舎の景色を見ることができる。 そんな時に撮る写真は Windows の壁紙のよう。

こっちの山、というか丘はこんな感じで背の低い草が生えていることが多い。 そして、そんな草を目当てに牛や場合によっては馬なんかが放牧されていることも。

上の写真を撮ったのが 5/27 なんだけど、その約2週間後 6/10 の写真は…

一面、枯れ草に。 (上とまったく同じ場所の写真じゃないですが、同じあたりの写真です)

日本では桜が終わった4月~5月にかけて新緑の季節などと呼ばれるように、冬を越した木々に緑の葉が付く季節だけどシリコンバレー周辺では同じころ雨期が明けるタイミングになり、雨が減り日差しが強くなっていくので草木がどんどん枯れていく季節になってしまう(写真にも写っているけど、なかには枯れない木もあり、そのコントラストがまた面白いのだが)。

一軒家には芝とか植えてあることが多いけど、こういった草木もスプリンクラーで定期的に水を与えないとあっという間に枯れてしまうことに。 こちらの庭付きの家は自動タイマーでスプリンクラーが毎日起動するところが多く、なんだかリッチな感じだけど庭付き一軒家のオーナーにしてみると水道代がかさんで大変とのこと。 (うちはアパートなので庭なし、スプリンクラーもないので実態はわからない)

さて、この草たちは枯れたまま冬までいってしまい、次の雨期の最中、少しあたたかくなってきた2月中旬~3月ぐらいになると暖かくなって再び芽が出てくる。今年、2月16日LAへ向かう途中のHighway I-5で撮った写真は一番最初の5月終わりの写真より青々しているように見える。

日本の新緑の季節は、シリコンバレーでは枯れ草になっていく季節だった。


DS Lite (アメリカ版) 購入

2006年 6月11日は北米で Nintendo DS Lite が発売開始される日。

旅行中遊べるモノが欲しかったし、何よりも日本で大ブームというニュースを読んで気になっていたので買いに行ってみた。

近所の電器店のオープン時間は10時からだが、日本の行列のこともあり10分ほど前に行ってみた。 しかし、行列はゼロ。 オープン直前になって駐車場に停めていた車から人が集まってきたがそれでも5,6人というところだった。 アメリカではDS人気はまだまだのよう。


アメリカらしくブリスターに入れられていた。 Brain Age には Sudoku も付いている。

この日、北米で発売されたのは、白色(Polar White)のモデルだけで、値段は$129.99 (15000円ぐらい)。 ウチが行った Best Buy ではウェブサイトにあるクーポン(PDF)をプリントしていくと Brain Age (脳を鍛える 大人のDSトレーニングのアメリカ版、 通常 $19.99) が無料で付いてくる (6/18まで) というおまけがあった。 このサービスは Circuit City でもやっている模様(リンク)


言語選択画面

驚いたのは起動直後に 英語(English)、ドイツ語(Deutsch)、フランス語(Francais), Espanol (スペイン語), Italiano (イタリア語), 日本語 を選択できる言語選択画面が表れたこと。日本のモデルでもそうかな? DS (Liteも含む) はリージョンプロテクトがないはずなので、日本のゲームもアメリカのゲームもプレイできるし、言語選択画面で、日本語を選んでしまえば世界中どこで買っても日本のモデルとまったく違いがないのかも。


箱の中身、DS Lite に限ったことではないが取説も3ヶ国語分載っているので意外にぶ厚い。

別の買い物でお昼近くにショッピングモールへ行ったときに、トイザラスにも寄ってみたがまだまだ在庫があったぐらいだし、バンドルで販促をしようとするぐらいだからショップとしてもそんなに売れるとも思っていないのかもしれない。 日本はそろそろ落ち着いてきたのかな? 出張でアメリカに来た方はお土産に DS Lite もアリか?

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NBA Finals 2006 始まる

今年も Warriors が出場しなかったこともあり、あまり触れてこなかった NBA のプレイオフ。 実は昨日から決勝戦となる NBA Final が始まっている。 勝ち進んだのは西地区(ウェスタンカンファレンス)から Dallas Mavericks (ダラス マーベリックス)、東地区(イースタンカンファレンス) から Miami Heat (マイアミ ヒート)。 ともに、昨シーズンのファイナル出場チームを破った上でのファイナル初出場だ。

Heat は不動のセンターShaquille O’Neal(シャキールオニール) とまだ3年目ながらスーパースターの片鱗を見せる Dwyane Wade(ドウェインウェイド) という2枚看板を備えたチームだったが、今シーズン始まる前に Jason Williams (ジェイソン ウィリアムズ)、Gary Payton (ゲイリーペイトン), Antoine Walker (アントワン ウォーカー) といった他のチームなら先発に出場できそうな中堅、ベテラン選手を獲得し大幅な補強に成功、シーズンはケガなどもあり思ったほどの好成績が残せなかったが、プレイオフを進むにつれピークを合わせてきたという感じだ。

対する、Mavericks はドイツ人の Dirk Nowitzki (ダーク ノヴィツキー) の爆発的な得点力を中心としたチーム。 昨年途中に就任した Avery Johnson (エイブリー ジョンソン)監督の守備中心のチーム作り、 Jason Terry (ジェイソン テリー) やベテラン Jerry Stackhouse (ジェリー スタックハウス) といった選手が地味ながらも確実な働きで勝ち進んできた。

選手層を比べるとどうしても Heat のそうそうたる顔ぶれの方に目がいってしまい、Heat有利と思っていたが、Game 1 は Mavericks が勝利。

試合の最後の方しか観られなかったので詳しくはわからないが、Mavs のリーディングスコアラーは Dirk でなく Jason Terry 。 Dirk を止めるためのディフェンスをしいた Heat の目論見は当たりだったようだが、そこから Jason Terry へボールが渡り、3ポイントなどを决められたのが予想外だったのでは。 この攻撃パターンがうまくいくかは試合によって変わってくるし、Heat も対策を練ってくると思われる。 ここはひとつの見所だろう。

それより、Heat を 80点に押さえた Mavericks のディフェンスがすごい。 中継で見た試合の最後の方ではゾーン (2-3ゾーン) で止めていたようだが、これが有効だったのだろうか? 次はこのヘンもちゃんと見なけえば。

さて、オレとしてはぜひMavericks に勝って欲しい。

だって、 Warriors はそんな Mavericks に シーズン 3勝1敗。 ってことは一番強いのは Warriors って言え….ないか。 スミマセン。

ま、それは別にしても Mavericks のカントク Avery Johnson は2年前の現役最後のシーズンに Warriors でプレイしてくれて馴染みがあるし、センター の Eric Dampier(エリック ダンピアー)も元 Warriors の選手。 やっぱり知ってる選手が多い方に肩入れしたくなる。

日本ではたぶんNHK BS で午前中の中継だと思う。 アメリカでは西海岸で夕方5時~6時スタートぐらい。 ワールドカップもいいけど、暇があったらNBAの中継もぜひ見てみて!


バイクロッカー (Bike Lockers)

この前カープールを紹介したとき、Park & Ride の看板の隅に写っていた箱、何だかわかるだろうか?

bikelocker1.jpg

この箱、自転車を駐車しておくための箱で、Bike Locker (バイクロッカー)というモノ。 アメリカでは物騒なことが多いのでこういった箱にしまうことで盗みにくくしたり、また大事な自転車が雨にぬれたり、いたずれされたりしないようにするといった目的で備えつけられているらしい。

bikelocker2.jpg
反対側から

こちらのサイトによると安いもので1つ $850 (9万円ぐらい) 、場所もとることもあり普通は数が限られている。 そのため公共の場に置いてあるバイクロッカーは市や管理団体などに申請してレンタルする必要がある。 (下の写真のように、連絡先が書いてある) この面倒さが使用頻度を下げ、謎度を上げている気がする…。

bikelocker3.jpg

オレが初めて見たのは会社の駐車場。 立体駐車場の建物の中に異様に並ぶ箱を何だろうかと不思議に思っていたのだが、偶然その中から自転車を取りだす人を見かけて何のための箱なのか知ったのだった。 5,6年前の日本では見たことなかったと思うけど、最近はこういうのもあるのだろうか?

あなたの家の近くの駐車場にもひっそりと置かれているかも。

bikelocker4.jpg

カープールレーン (Carpool Lane)

シリコンバレーエリア(カリフォルニア州)のフリーウェイを走っているとよく見かけるダイヤのマークの付いた車線。 写真のようにいちばん左側(一番速い車が走る車線) にあることが多い。 場所によっては一般道にも付いていることもある。

carpool1.jpg

この車線が Carpool Lane (カープールレーン) と呼ばれているもので、下の写真のように平日(Mon-Fri) の朝5時~9時、夕方3時~7時という限られた時間に限り 2人以上(場所によっては3人以上)乗っている車、オートバイ (motorcycle)、もしくはハイブリッド車しか走ってはいけないという制限付きになる車線だ。 日本から出張で来たときには注意して欲しい。
にしても、混むと思われる時間帯が朝5時や、夕方3時からという時間なのはアメリカらしい。 夜7時過ぎに終わってしまうのも、それ以降に働く人なんてそんなにいないという表れなのだろうか…。

carpool2.jpg

このカープールレーンはもともとは渋滞緩和のための案の1つで、何人乗っても車1台分同じ面積をとるならそこにたくさん乗せてしまった方が効率がいいじゃん。 という考えのようだ。 オートバイも車より面積少ないからという理由でOK。

あまり、有名じゃないけど、フリーウェイの出口には少しでもカープールできるように待ちあい場所にできる無料の駐車場が用意されていたりもする。 (ほとんど使ってる人はいないのでもったいないが…。)

carpool3.jpgこの Park は Parking の Park で駐車という意味。
オレはどこかの公園に行くための駐車場だとずっと思っていたのはヒミツ。

ハイブリッド車なら1人乗車でも走行していいのだが、これは環境にいいからみんな乗ろうということでOKになったようだ。 まだここ1,2年の話だった思う。 ただ、ハイブリッド車なら何でもOKというわけではなく、申請して許可を貰う必要がある(有料)。 許可が下りた場合、証としてステッカーが貰えるのでそれを車の所定の箇所に貼らないといけない。 これが結構目立つので気になる…。

carpool4.jpg

何となく、渋滞緩和というより特権階級レーンになってきている カープールレーン。景気後退やテロの影響で人が少なくなって以前ほどの渋滞が無くなったからこそできたと思われるが、最近はまた人が増えてきて再び渋滞になりそうな兆しが…。 幸い、オレは通勤にフリーウェイを使わずに行けるので影響はないのだが、今後どうなっていくんだろうか。