Macworld Expo SF 2006 観覧記 その1 – これが Intel Mac だ!

毎度おなじみ、会場となる Moscone Center の写真から。 今年の天気は雨だった。 年末ごろからこのあたりはずっと、雨が多いです。
会場は今年もサウスホールだけ。 しかし、iPod 関連の小さなブースが増えたおかげでサウスホールをめいいっぱい使っているような状態だった。 もしかすると来年はノースホール復活もありえそう。 見に来ている人は結構多く、ここ数年で一番賑わっていたと思う。

Apple ブースに向かうとまず迎えてくれるのが iMac Intel Core Duo モデル。
ただ、思ったより人が少なかったのがちょっと意外。 Intel iMac は簡単に触ることができた。

ジャーン。 これが iMac Intel Core Duo 。

といっても見た目にはこれまでと何も違いがないのでとてもレポートしづらい。
この iMac Intel Core Duo のウラがわに行ってみると….

MacBook Pro のデモ機にものすごい人が!

これが MacBook Pro 。

こちらも PowerBook G4 とほとんど変わらないが、iSight の存在と、磁石でくっついている電源コネクタでかろうじて違いがわかる。 この電源コネクタは真っ直ぐひっぱる力には強い(はずれにくい)けど、横から加わる力には弱くできているので、人がコードにひっかかったときなど、余計な力が加わらないとはずれないようにできているらしい。

Apple Remote は iMac のものと同じだと言っていたが、iMac のように本体にマグネットでくっつくというったギミックはなく、「ポケットに入れて運んでね」 とのこと。 無くさないか心配。

パームレストに触れるとけっこうあたたかい(熱いというほどではないと思う)。 キーボードもあたたかかったが、もっとも熱かったのはキーボードの横にあるスピーカー部分。 だけど、そんなに触れる部分ではないのでうまく設計したという感じだ。 (ま、これまでと同じなのかもしれないが)

Firewire 800 はないの? という質問が出ていたが、MacBook Pro は Powerbook じゃないので、今回たまたま付かなかった。 Apple は Firewire 800 の搭載を中止したわけではなく、別のモデルには Firewire 800 は載る予定だということ。

そうそう。 iMac も MacBook Pro もWindows は起動しないです。 「何でそんなこと聞く?」と恐い顔されてしまった。 技術的にはBIOSに代わるEFIという新しい仕組みのためらしい。 Vista なら何とかなるかも? (参考)
さて、気になるのはその実力。

本当に言うほど速くなっているのか。

そのヘンは明日につづく…。


6 Comments

  1. Macエキスポ in SF

    アメリカでがんばりましょう: Macworld Expo SF 2006 観覧記 その1 – これが Intel Mac だ! 今年もきましたねぇ。 世界一早い、日本語によるマックエキスポinSFレポート。 つーことで、毎年マックエキスポの動向が気になる方は要チェックですよ。 ところで、インテルMacは…

  2. Macworld Expo SF 2006 観覧記 その2 – これが Intel Mac の実力

    Intel Mac の実力だが、展示会のような場所ではあまり複雑なことはできないので、単純にアプリケーションの起動でチェックしてみた。 ムービーにまとめたのでまずは見てほしい。

  3. Intel 搭載 Mac

    “What’s an Intel chip doing in a Mac? A whole lot more than it’s ever done in a PC (インテルチップは Mac の中でどんな働きをしているの? PC の中でこれまでしてきたことより、もっとずっと多くのことをしているんだよ)” サンフランシスコの街中での一コマ。街のい…

  4. なるほど、MacBookProは、iBookに相当するので、Firewire400なのですね。なぜ、800でないのか不思議に思っていましたが、PowerBookに相当するPowerBook Proには、Firewire 800が搭載されるのでしょうね。でも、それにしては、価格設定がPowerBook並だ。
    また、VirtualPCに関してMSが、『Intelプロセッサ搭載MacでMac OS XとWindowsの両方を使いたいユーザーにとって,どのようなユーザー・エクスペリエンスが適しているか考えているということだ。つまり,デュアル・ブートという使い方がよいのか,仮想マシンがよいのか,ということを見極めている。』http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060113/227193/?ST=win
    と言っているようですが、デュアル・ブート出来るなら、出来て良いが、でも、絶対に仮想マシンで、実現して欲しい。マックでは利用出来ないソフトで画像処理した物をマックに取り込み処理をしたいので。
    一々再起動しないでマックに取り込んで処理出来る仮想マシンのVirtualPCを是非実現して欲しい。要は、Virtual PC の存在意味はWindows アプリをマックOS上で、使うということだ。
    その存在意義を失ったら、Virtual PCではない。
    どうでしょうか?

  5. MacBook Pro ≠ PowerBook とは言ってましたが、MacBook Pro = iBook とは言ってないです。 つまり、第3のノートという存在ですね。
    Virtual PC はやはり Mac OS X と併用できるから意味があるというのは私も同じ意見です。 Dual Core なんだし、最近サーバで使われている仮想化技術(VT)を使って2つを同時に走らせる。 とかいうのは面白そう。

  6. Intel Mac発表

    とうとう待ち望んでいたIntel MacがMacworld Expoで発表された。Jobsは廉価モデルからって言っていたのに、どうやらiMacとPowerBookからIntelプロセッサーに移行したようだ。 それにしても、iMacでは現行機種より2~3倍速く、PowerBook G4では4~5倍速いにもかかわら…

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