Oracle 、Warriors のホームコートの命名権を買う

New name for Oakland Arena — the Oracle
Oracle Corp. and the Warriors have signed a 10-year deal to rename the Arena in Oakland as Oracle, the two companies said Friday. The deal is worth approximately $30 million.
(Oracle Corp. と Warriors は Arena in Oakland の名前を Oracle に変える10年契約を結んだと金曜日に発表した。 この契約は 約3000万ドル (36億円) に相当する)

Golden State Warriors がホームコートとしているのが Oakland にある The Arena in Oakland というアリーナ。 日本語にすると 「Oakland にあるアリーナ」 というありふれた名前しか付いていなかった。

アメリカでは多くのスポーツ会場の名前が売りに出されて、その名前がそれぞれの会場の特徴を表している。 このあたりでも以下のように、Warriors の本拠地以外は全部スポンサーが付いていた。 そんなこともあり、Warriors (The Arena in Oakland) はもう3、4年前からずっと会場の命名権を買ってくれる企業を探していたのだった。

  • San Francisco Giants – AT&T Park (AT&T という電話会社)
  • Oakland Athletics, Oakland Raiders – McAfee Coliseum (マカフィー、アンチウイルスソフトで有名なソフトウェアベンダ)
  • 49ers(アメフト) – Monster Park (Monster という AVアクセサリメーカ)
  • San Jose Sharks (アイスホッケー) – HP Pavillion (HP、パソコンやプリンタのメーカ)

会場に名前を付けて、会場の内装を少し変えるだけで年間 約3億円のお金が入ってくるのだから今回のニュースは Warriors にとっても嬉しい限りだろう。 新しい会場の名前はまだ正式には発表されていないが、 The Oracle (ジ オラクル、でも昨日のニュースではアナウンサーが ザ オラクルと言っていた) が有力らしい。

では、Oracle にとって意味があるのかというところだが、10年もの長い期間なのが気になるがまぁ広告費と考えればそんなに悪くないんじゃないかなぁと。 これで、いきなりプレイオフでも進出したら Warriors ファンからはマトリックスのオラクルみたいにあがめられるかも。

あと、一度は Warriors を買おうとして断わられたオラクルの CEO ラリーエリソン (リンク) がこれをきっかけにもう一度 Warriors を買うんじゃないかという噂もあり、単なる広告以上の何かを期待しているのかもしれない。

今回、命名権の契約はWarriors が中心に行っていたが、アリーナの所有者はOakland市(Alameda郡) が持っている。 そのため、この提案は最終的に 11/10 に会場のある Oakland市 – Alameda郡 の委員会の承認をもって決まるらしい。 NBA は10月末に開幕するので、開幕直後はまだ Arena in Oakland のままのようだ。


2 Comments

  1. OracleのイベントでJRichがステージに出たりしたみたいだね。

  2. おー、Oracle Open World やってるからそこでかな?
    でも、客のどれくらいが彼を認識できたかどうか….。
    よくよく考えると、Oracle の顧客層と Warriors のファン層はあまり重なってない気もするな。 どうなんだろう。

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