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MegaBox – テレビ放送をネットで中継

スーパーサット、海外放送をネットワーク経由で視聴できる「MegaBox」
スーパーサットとアトラスは、Webサイトの閲覧や海外のテレビ放送の視聴が可能なセットトップボックス(STB)「MegaBox」を4月より販売する。オープンプライスで、店頭実売価格は39,800円前後になる見込み。

また、おもしろそうなサービスが登場した。

海外で放送されているテレビ番組を専用のセットトップボックスへ向けて配信するというモノだ。 40,000円ほどの端末に、月1000-2000円程度の月額料金と、少々お金はかかるが、テレビ放送のデータをサーバーにアップロードし、そこから契約された端末へ再配信するというその仕組みは興味深い。

現在は、中国や台湾、韓国、オーストラリアのテレビ局を中心にしたラインナップで、個人的にはどうしても観たいというほどの魅力があるわけではない。 テレビ局とは正式なライセンス契約を結ぶなど、手間はかかるがしっかりした仕組みになっているので、今後チャンネルが増えていくことを期待したい。

日本やアメリカの一般的なテレビチャンネルからライセンスを取るのは難しそうだが、アメリカでは MTV, CNN を始め、衛星放送やケーブルテレビ向けにたくさんのテレビ局が存在している。 こういったところと契約をするだけでもラインナップは増えていきそうだ。 ゆくゆくは、スポーツ中継(特にNBA…)とかやってもらえるとうれしいんだけどなぁ。


航空写真で見るシリコンバレー (改訂版)

初出: 1/8/2003
改訂: 4/10/2005

MapQuest が提供する地図検索サービスは、アメリカ中の地図を航空写真でも表示してくれる拡大縮小にも対応しているし結構詳細なのでその土地を知っているひとはそれなりに、知らないひとも普通の地図以上に周りの状況がわかっておもしろいと思う。

[2005年追記:]
その後、MapQuest は航空写真の提供を止めてしまったが、Google Maps が Keyhole の技術を使って、よりキレイで詳細な航空写真を提供し始めたので、そのサービスを利用して書き直した。 また、内容も現状に合わせて一部修正している。
Google Maps は、Hack により自分の定義した好きな情報を地図上に載せることができる。しかし、このHackは、Google Maps 内で定義されている JavaScript を呼びだす必要があるため、ブックマークレットや、同じドメインからアクセスできるようにするためにプロキシサーバを必要としたりと、まだまだメンドウなのが現状だ。 そんなとき、Google Maps のHackで有名なサイトがオープンなサービス mygmaps.com を開始したので、その機能を使ってこのエントリを作っている。

今回は、インタラクティブページのようなモノも作ってみた。

コチラ をクリックするとウインドウが開いてGoogle Mapsの画面付きの紹介ページを見ることができる。

gmap.jpg

上のインタラクティブページが見られない方は下をどうぞ。

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Warriors (なんと)8連勝中!

Baron Davis (バロン デイビス) をトレード最終日に獲得して以来、好調が続くWarriors。

昨晩、今シーズン最強NBAで最高の勝率を誇る Phoenix Suns を相手に勝利。 前回オレが見にいった vs Milwaukee 戦の勝利以降、なんと8連勝 (最近10試合で、9勝1敗) という快進撃を続けている。

そてにしても Phoenix は攻撃パターンが豊富で、ほんと強かった。

まず、タッチダウンパスのようなパスからの速攻。 それを止められたらSteve Nash(スティーブ ナッシュ)のペネトレイト。 および個人技の能力が高いフォーワード陣のインサイドへのペネトレイト。 その間も、外へのパスを意識し、隙あらば决めてくる3ポイント。 そして、パワフルでありながらも器用に点を决められるセンターの Amare Stoudemire(アマレ スタドマイア)のポストプレイ。

このオフェンス能力に「ダメだ」と感じ、自滅するのが Phoenix と対戦して負けるチームの典型的な例だろう。 Warriors は Baron Davis (バロン デイビス), Troy Murphy(トロイ マーフィー) の不調 に加え、2Q で先発選手を交代したあたりで、Zarko Cabarpaka (ザーコ チャバーカパ)、 Andris Biedrins (アンドリス ビードリンス) がうまく機能せず流れをもっていかれ、2Q終わった時点で 10点差となり、このパターンにハマってしまったように見えた。

ハーフタイムの後、Warriors を救ったのが Mike Dunleavey (マイク ダンリービー) と Mickael Pietrus (ミカエル ピトルス) の Warriors フォーワードコンビ。 3ポイントを中心に外からの攻撃を確実に决め、時には果敢なペネトレイトも决めるなど流れを引き戻してくれた。

そして、Phoenix の攻撃を止めたのが Adonal Foyle (アドナル フォイル)。

彼はシーズン前に契約更改をし、期待のシーズンだったが前半は体調作りに失敗したようで (要は太りすぎ) 動きにキレがなく控えにまわることも多かったが、最近は復調、新人Andris Biedrinsの脅威を感じ、いい緊張感で試合に挑むようになっていた。 しかも、この試合、 Biedrins では歯が立たないことが2Qでわかったこともあり、「ここはやっぱりオレが」 と、気合い、集中力 Maxという感じ。 得意のブロックに加え、リバウンド、ティップインに大活躍。 数字上は Pietrus, Dunleavey が目立つが Foyle がいなかったらPhoenixの攻撃が止まらず前半のリードをひっくり返すことはできなかっただろう。

Warriors は残念ながらプレイオフ進出もならず、普通ならモチベーションが下がるところだろうが、今各選手は勝利することの喜びを知り、今の自分たちがどこまで通用するのか知りたくてプレイを楽しんでいるに違いない。 スター選手に頼ることなく、勝つために自分ができることをする。 こういう状態のチームは強い。

さて、ここへ来て LA の2チームの調子が落ちてきた。

LA Lakers 34勝 42敗
LA Clippers 34勝 42敗
Golden State 31勝 45敗
Warriors とは 3ゲーム差。 しかも Lakers はプレイオフ進出を逃して気落ちしている。

残り試合は少ないが、この2チームを抜いて少しでもいい順位を目指せ!


Star Wars Episode III はチャイニーズシアターで上映されない?

Variety.com – Inside Move: Fanatics laying it on the line
Saturday, 46 days before “Star Wars: Episode III — Revenge of the Sith” opens on May 19, the trilogy’s enthusiasts began their vigil outside Grauman’s Chinese Theater.
Problem is 20th Century Fox doesn’t plan to open the film at the Chinese, opting instead for the ArcLight a few blocks east.
(土曜日、 Star Wars: エピソードIII シスの復讐が封切られる 46日前、3部作の熱狂的なファンがチャイニーズシアターの前に座りはじめた。
問題は、20世紀フォックスが数ブロック東にあるアークライトを選択し、チャイニーズシアターでこの映画を封切りしないことだ。)

Slashdor 経由。

先月、Star Wars Episode IIIへのカウントダウン で紹介したチャイニーズシアターにできる行列。 4/2から並びはじめたのだが、何とそのチャイニーズシアターではエピソード3が封切られないらしい。

この事実は並んでいる人や主宰団体である Liningup.net も知っているとのことだが、チャイニーズシアターはスターウォーズの中心であること、また並びながら集めている基金を効率良く集めるためにも行列はチャイニーズシアターから動かないとのこと。

ただ、エピソード1,2 の時も同じような噂は流れたが、結局はチャイニーズシアターで上映されたこともあったし、20世紀フォックスとアークライトとの契約はまだ完了していないため、やはりチャイニーズシアターとなるかもしれない。 個人的にもスターウォーズはチャイニーズシアターでやって欲しいなぁ。

そうそう。 アメリカではテレビ用の予告編も放送が始まりました。 (以前の予告編を短く編集しなおしたものですが…)


パソコンテレビ新時代の幕開け

パソコンテレビ「GyaO」
”GyaO”では、「VoD(ビデオ・オン・デマンド)」技術を利用することで、視聴者は時間枠にとらわれない自由な番組編成が可能です。また、ブロードバンド環境とパソコンさえあれば、受信料、利用料など一切、無料。つまり、”GyaO”は、「個人のタイムマネジメント」に合わせて利用(視聴)できる、パソコンで見る完全無料ブロードバンド放送なのです。

USEN が日本時間の 4月6日より開始したパソコンテレビ「GyaO」

どうせ大したコンテンツじゃないだろうと期待せずサイトを訪れるともうびっくりのラインナップ。

ドラマでは「冬のソナタ」、映画では「CHICAGO」、アニメでは「あしたのジョー」 などとオンライン用に制作されたあまり興味のないコンテンツ(失礼)ではなく、多くの人が見たいと思うようなコンテンツが用意されている。 コンテンツの利用料はとらず、広告で収入を得ようとしているところも評価したい。

オープン初日、まだベータ版ということでこのエントリを書いているときはニュース以外はデモ映像だけで、ストリーミング放送をうまく見ることができていないが、システムが本格的に稼働しだしたら毎日チェックしたくなりそう。

GyaO 内でコンテンツの多くはUSENの子会社であるギャガコミュニケーションズ が提供しているとのこと。 やはりこの時代、コンテンツを持っているというのは大きな強みになるのだろうか。

ライブドアが「通信と放送の融合」を掲げ世間を賑わしているが、GyaO を体験してみるとインターネットというのは、テレビ(1次)、ビデオおよびDVD(2次)、に続く、第3次のコンテンツ利用のメディアとしてとても有望だと感じる。 そのうち、インターネット上で面白いコンテンツができて、逆にテレビに進出ということも考えられる。

奇しくも Google が ユーザからの投稿ビデオ映像をアーカイブというニュースも流れ、Google のような企業までもが次の宝の山を当てようと動きだしている。 今は無いに等しいビデオコンテンツの価値が今後上がるかどうか興味深いところだ。

GyaO で一つ残念なのは DRM付きの Windows Media のためPCでないと映像が見られないというところ。 やはりテレビの大画面で見たい。 今後必要なのは Media Center Edition のような PC なのかなぁ。


アメリカで映画の予約をする

スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能
「ルーカスフィルム」は参加者のために、ロサンゼルス郊外のアナハイムにあるシネコン「Westlake Village8」の200席を用意。米国では前売り券などのシステムがないため、前もって席を確保しておくことは不可能。仕事を休むほどの熱狂的なファンが多いため並んでも初回は見られない場合もあり、オフィシャルツアーだからこそ手に入る“プラチナチケット”だ。

ツッコミネタになってしまうが、アメリカでは映画の前売り券のしくみは無いが、前もって席を確保しておくことは可能だ。

このあたりでは Fandango というサイトが、映画チケットのオンライン販売をしていて2週間先までの映画チケットを買うことができる。 ただし、座席位置までは指定できないので自由席という形になる。 今回オフィシャルツアーの対象となっている Westlake Village8 も Fandango を使ってチケットの購入ができるようだ。 (リンク)

この予約は、人気映画でも変わらない。

実はオレ、エピソードIIの上映のとき封切り日深夜0時からの上映を見るために Fandango でチケットを手配して近くのシネコンに夜の9時過ぎから3時間ほど並んだ経験がある。

このときは、普段の映画館では見られないぐらいの人数が集まり行列ができたのだが、シネコンの強みである施設内の上映劇場数を増やすことで、チケットも劇場の窓口で普通に発売されみんな見ることができたようだ。 (そうじゃなくてもスターウォーズの封切り日深夜の上映をする映画館は多いので、「会社を休んで並ばないといけない」というのは大袈裟。)

オフィシャルツアーということで、現地での移動手段や観光まで完璧にサポートされ特に日本から行く場合は最高のツアーになるだろうが、このツアーでなければ見られないということはないだろう。


これであなたも忍者になれる

JTPA: シリコンバレー忍者登場
生き馬の目を抜くようなシリコンバレーでは、企業間の情報争奪戦も盛ん。相手企業のEメールや電話の会話を傍受するといったハイテクな手段に関しては、それを防ぐための技術も進歩してきたため、最近台頭してきたのが、昔ながらの人間のスパイ。「盗み見る」「盗み聞く」といった古典的な方法で情報を収集しようという動きが強まっている。

JTPA がレポートしているように、シリコンバレーでは最近忍者ブーム(笑)。

そういえば、会社のまわりで誰かに見られているような気が……しないって。
エイプリルフールの話はここまで。 ここからはホントの話。

日本人にしてみると忍者なんて過去の遺物でしかないが、アメリカからしてみればサムライ、ゲイシャと並び、ミステリアスジャパンの代名詞。 なんと Amazon.com では忍者グッズというのが売られている。

例えば下のような商品が見つかった。

足袋は忍者と直接関係ないが、コメントに “A must have for any ninja, or ninja in training!” (忍者、もしくは忍者修行中の人は必須!)と書かれているのが笑える。 興味を示すアメリカ人もアメリカ人だが、こんなのもラインナップとして揃えて ドンキホーテ化しつつある amazon.com も侮り難し。


「だめがん」をよろしく

この2年と少し、アメリカでがんばってきましたが、昨今の買収騒動のあおりをうけてこのサイトも「だめだめ」グループのひとつとしてリニューアルとなりました。

新サイト名は「だめがん」。

だめだめなのにがんばっちゃっていいのかという話が取締役会でも問題になりましたが、「えー語呂がイイじゃん」という703 CEOの一言で決定。

過去のコンテンツはそのまま残しておきますが、今後はシリコンバレー各市に設置される「だめだめ」支部とは趣向を変えて、「だめだめ」なニュースサイトを目指していく予定。 特に、 Golden State Worriers, ライブドアフェニックス といったスポーツチームのニュースに力を入れていきたいと思っています。

というわけで、今後ともよろしくお願いします。

リンク:
gaku.netが買収で、「だめだめ生活 in Mountain View」としてリニューアル
だめだめ生活 in San Carlos


PSPで日本のマンガを読むアメリカのオタクたち

Reading Manga and Books on PSP from 1UP.COM
“Scanlation” Japanese manga is currently the hot item to load up on a PSP screen. Everyday diehard manga fans are scanning old and new Japanese comic books, partnering up with translators, and digitally editing in English text over the original Japanese text bubbles.
(日本のマンガの “スキャンレーション” が今PSPの画面に表示されるモノとしてホットだ。 来る日も来る日も、筋金入りのマンガファンは古い日本のコミックや新しいコミックをスキャナーで読み取り、翻訳者と組み、日本語のオリジナルの吹き出しを英語にしている。)

アメリカでも先週発売されたPSP。 どの店も予約でいっぱいだったり、当日用意した分があっという間に売り切れたりして、昨年末の日本と同じような状態になっている。

そんな中、PSPに付いている画像ビューワを使ってなんと、日本のマンガを読んでいる記事を見つけた。 しかも、自力で英語訳を付けて読んでいるというから2度驚きだ。 権利面からすると海賊行為になるのだろうが、アメリカ人のオタクパワーに脱帽。

記事中に、マンガを表示しているPSPの写真も出ているが、PSPを縦にすることで1ページ分を画面いっぱいに表示している。 吹き出しの字も特に苦労なく読める。これに関しては、吹き出しに関しては、自分たちで翻訳を付けていることで吹き出しの字を大きくしているのかもしれないが…。 スキャンレーションされたマンガの情報は Manganews.net というサイトにまとめられている。 日本語のタイトルを強引にローマ字にしていたりと苦労の後がうかがえる。

この方法では見開きがうまく表示できないという問題はあるが、この見栄えは期待できる。 ゲーム、ビデオに続き新しいPSPの利用方法になるのではないだろうか。 日本のマンガ業界は権利で押さえつけるのではなく、 PSP(ソニー)と提携してもっと有効活用してもらいたいものだ。


アメリカの花粉

今年の日本は花粉が飛びまくって大変と聞きますが、ここシリコンバレーも3月に入って花粉が飛びまくっているようです。 土曜日に車を洗車して、すぐにアパートのガレージ(屋根はあるが、箱のようにはなっていない)に止めておいただけなのに、月曜日の朝には下の写真のように…。

pollen.jpg

車のまわりいっぱいに粉のようなものが!。 ほこりもいくらかあるだろうが、雨が降ったあとは車が黄色くなったりすることから大半は花粉だと思う。

このように、アメリカでも花粉が舞っていて、花粉症(hay fever もしくは単なる allergy)で悩んでいる人もいる。 ただ、アメリカで舞っている花粉の大半は日本とは違い、ブタクサの花粉だと言われているので、その威力は日本ほどではないように思える。

幸いなことにオレは日本でもアメリカでも花粉症になったことがないのだが、まわりの日本人でを見ると日本にいた時ほど花粉に悩まされている人は少ないような気がする。 アメリカ人にしても日本のようにそこらじゅうにマスクをしている人を見かけたり、グシュグシュしている人がそんなにいるわけでもない。 (そもそもマスクというものが一般的ではない。)

しかし、韓国人の友人によると、韓国人は韓国では花粉症じゃなかったのに、アメリカへ来て花粉症になったという人が多いという話もあった。 食生活や生活習慣の違いにが体質の違いに影響を及ぼしているのだろうか?