今オフはブログで全然触れる暇がなかった Warriors だが、早くも明日28日に開幕戦を迎えることとなった。

昨シーズンオフはチームの中心だった Baron Davis がFAで移籍したこともあっていろいろと変動があったのだが、今年は比較的静か。

つうことは今年の Warriors は大して変わってない、イコール強くなってない。ファンとしては何とも悲しいところだけど、お約束的にオフの動きと開幕前の Warriors の状況をトピックごとにまとめてみよう思う。

なつかしい選手の復帰

昨シーズンからなぜか戦力外通告をもらっていた Jamal Crawford がトレードで Atlanta Hawks へ。代わりに来たのは Acie Law, Speedy Claxton という2人の PG の選手。 Speedy Claxton は出戻り。最近怪我が多くPG即戦力というより、選手の教育係的な役割を担っているらしい。なつかしいと言えば Calbert Cheany もスペシャルアシスタントコーチとしてチームに復帰。

ドラフトの新人

ドラフトで獲得したのが Stephen Curry (スティーブンステファン カリー) という選手。ドラフト7位の Warriors は当初、別の選手を狙っていたらしいが彼が残っていたので指名したらしい。たしかにもったいないけど、チームの中心選手になりつつあるモン太くん(Monta Ellis)とキャラプレイスタイルが似てることで、昨年のバイク事故の一件でチームに不振感をもっているモン太くんはさらにグレそう。

でもって、カントクは開幕戦の先発で Curry とモン太くんの2人を先発ガードに起用することを発表。 うまくいけばいいけど、コケたらシーズンボロボロになりそう。

オレは優勝したいんだ

モン太くん以上に大きな問題は、昨シーズンまでチームリーダーとしてチームをひっぱってきた Stephen Jackson 。 夏にチームから出たい、優勝を狙えるようなチームに行きたいとインタビューで語り騒ぎをおこした。

Jackson はこの言動に罰金を課せられたが、気持ちは変わらずチームとはギクシャクした状態が続いている。 やっかいなことに、彼は昨年オフに Warriors と今年から3年の契約を結んでいる。 相当なプラスがないと契約がフルに残っている選手を欲しがるチームは少ないため、トレードの話がまとまるのは簡単じゃない。あとは Warriors は彼の契約をバイアウト(買い取って)してFAになることだが、金額が金額だけに Warriors がそうする可能性は低い。この問題は長引くとチームの士気に影響して早くなんとして欲しいのだが簡単には解決しそうにない。

昨年の新人たちの成長

昨年後半大きく成長した Anthony Randolf と  Anthony Morrow の2人はサマーリーグで大暴れ。Morrow は 1試合47得点というサマーリーグ新記録を達成、オープン戦でもいくつかの試合でチームの最多得点をたたき出すなどスタープレーヤーの片鱗を魅せはじめている。 また、Randolf は全米代表チームの練習にも呼ばれるなどこちらも成長が期待できる。

そんなわけで、チームの状態はとてもいいとは言えないのが今年の Warriors。2人の Anthony と Curry あたりがシーズン中に大化けでもしない限り、プレイオフは難しいんじゃないかな。 あともうひとりぐらい安定したビッグマンが欲しい。

Warriorsは Toronto の Chris Bosh や Phoenix の Amare Stoudmire あたりを取ろうしてるらしいが、なかなか話は進んでいない。 もうモン太くんでもJacksonでも絡めていいから早くまとめてもらいたい。

チーム開幕戦は vs Houston。ウチは今年から ハイビジョンになったのでキレイな映像で試合を見るのだけが楽しみ。

そうそう。 Warriors 情報は相変わらず Twitter (gswarriors_j)  で配信中。まめとは言えないけど、興味のある人は Follow どうぞ。