この1週間ほどで一番よく聞いた単語は間違いなく Inauguration (インオウギュレイションという感じの発音になるかな?)。これは本日おこなわれた大統領就任式のことで、しばらく前からカウントダウンという感じでものすごく取り上げられていた。

今日はその極みで、式が行われるのは東海岸の正午ごろ、西海岸の朝9時ということもあり朝からずっと Inauguration, Inauguration …。 今でも Maroon 5 やマライアキャリーがお祝いの歌を歌っているぐらい(これは録画だけど)。

この式までの、Barack Obama の肩書は “President Elect” 。(Future President とか President to be じゃないよ。) でも、この式をもって初めて President と呼ばれるようになった。

Inauguration の目玉のひとつは新大統領によるスピーチ。

全文と翻訳は弾さんのサイト にあるので興味のある人はどうぞ。

スピーチでは現在アメリカが面している問題を認め、困難が予想されるが立ち向かっていく決意のようなことが語られている。いいスピーチだと思うが今はお祭り気分のアメリカが落ち着いて現実に向かいあったときどうなっているだろうか。

振り返ってみればオレがアメリカに住みはじめた 2000年の11月はブッシュ vs ゴア の時で、フロリダ州のリカウント(再集計)のニュースばかり。 その後8年経ち、ようやくブッシュ以外の大統領によるアメリカを経験することになる。

何か変わるだろうか、アメリカに住む当事者として見つめていきたい。