Warriors、 Baron Davis を獲得

2/24 は今シーズンのトレードの最終期限。

今まで、いろいろと検討してきた各チーム間のトレードが滑りこみで実行に移された。 話がまとまらず今回は流れたモノもあるが、我らが Warriors は思った以上に大胆なトレードを実行してきた。

まずは、先週のClifford Robinson と同じく、今シーズンで期限が切れる年配の選手 Dale Davis と、現在 Warriors の先発PG である Speedy Claxton を組み合わせて、New Orleans Hornets の先発PG で、オールスターにも2度出場したことのある Baron Davis との2対1のトレードとなった。

各選手の記録だけを比べれば Warriors 有利なトレードかと思うが、 Baron Davis は最近、怪我が多いのが不安だ。 昨年の Nick Van Exel のように、文句だけ言ってケガでプレイはしないなんていうことだけは避けてもらいたいなぁ。 あと、個人的にはこの1年 Speedy Claxton の成長を見てきて、もうあと 1,2年で大化けしそうな予感がしていただけに、「あのとき手離さなければ…」 といつもの話になってしまう予感もする。

トレードはもう一つあった。 Rodney White (ロドニー ホワイト) と Nikoloz Tskitishvili (ニコラス スキティシュビリ) を Denver から獲得。 代わりに メキシコ人 NBAプレーヤ Eduardo Najera (エデュラド ナハラ) と、今年の新人PG Luis Flores (ルイス フロレス) そして、2007年のドラフト1巡目指名権 を失なった。 Dale Davis のトレードによって欠けたフロントコートの穴を埋めるためのトレードだろうが、2人ともフォワードポジションの選手というのが微妙だ。 センターは Adonal Foyle (アドナル フォイル) および、Troy Murphy (トロイ マーフィー) のセンターへのコンバート、うまくいけば今年ドラフト1巡目に獲得した18歳、Andris Biedrins (アンドリス ビドリンス) の成長に期待ようというところだろうか。

今回のトレードによって、チームはセンターのフロントコートの補強よりバックコートをより確実なものにする方法を選んだようだ。 オールスター前からうまくいっているガード3人、フォワード1人、センター1人、およびガード3人、フォワード2人という少し変則的な布陣を今後も使ってきそうだ。 ただ、このフォーメーションの肝は Speedy にあったと思うので、これまでどおりうまくいくか心配な点もある。

次の試合は、今度の日曜日。 Baron Davis がこのシステムにマッチするか。 カントクはいいPGを得たことで、少し前のフォーメーション重視のシステムに戻すのか、まずは見極めたい。


3 Comments

  1. Baron Davis は確かにいい選手だけれど、Speedy の方が全然よかったなあ。なかなか小ざかしい選手で、すごく気に入ってたので、開花する前の放出は残念至極。

  2. トレード期限の日に…

    私事ながら…思った程風邪の快復度合いが良くない中、ゆっくりとした1日であったが、トレード情報ばかりはチェックしなければならない…
    ウォリアーズは2組のトレードを成立させた。
    ニューオルリンズへは、スピーディー・クラクストンとデイル・デイヴィスを出し、ニ

  3. 小ざかしい選手というのはいい表現ですね。
    ちょっと得点力にムラがあるので、フロントにはウケがよくないかもしれないけど、もう少し経験を積んだら…という感じですね。残念な話です。

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