Category: 03 コンピュータ

ビートルズの曲がデジタルデータで買えるようになる?

If the Beatles songs were to appear in Microsoft’s format, they would not be directly playable on Apple’s iPod, which does not support Windows Media. If the tunes were to appear in Apple’s copy-protected format, they couldn’t be played directly on any digital music device other than the iPod, since Apple has not licensed use of its FairPlay digital rights management (DRM) tools to rivals.
(もし、ビートルズの曲が Microsoft のフォーマットで買えるようになったら、Windows Media を再生できない Apple の iPod では再生できない。 もし、Apple のコピー保護フォーマットで公開されたら、Apple が FairPlay デジタル著作権管理(DRM)ツールをライバルに公開してないことから、iPod以外の音楽デバイスで再生できなくなる。)

ビートルズの楽曲を管理する弁護士たちが、オンライン音楽ストア各社と話合いをはじめたらしい。 まだ、どこになるかはぜんぜん決まってないようだが、誰もが認める有名アーチストがこうした話合いを始めたことはオンラインミュージックストアの普及に大きな助けとなるだろう。

採用するところは1社のみで、ビデオの配信(販売?)も含め独占契約になる。

そこでどこを選ぶかによって、iTunes, iPod, それ以外の間で上で紹介した記事にあるようなジレンマが産まれる。(この部分なぜか、日本語版の記事ではカットされている。 訂正: 記事が更新されてこの翻訳も追加されてました。でも、最後の1パラグラフの訳がまだ抜けているのはなぜ?) でも、このように比較されていることからも iTunes, iPod の存在というのはオンラインミュージックストア業界で重要な位置を占めていると言えるだろう。

個人的には iTunes Music Store を推したいところだが、残念ながら Apple Computer はビートルズの Apple Corps. から訴えられていることもあり不利な状況だろう。 ただ、いまのところ ビートルズのオフィシャルサイトでは 一部 Quicktime も使われていたりもする (Beatles 1 のコンテンツ)。 製作を依頼されたWebデベロッパーが勝手な判断で採用しただけなのかも知れないが、Apple Corps が問題を切り分けて考えてくれたら iTunes Music Store にも可能性はあるかもしれない。

Apple Computer が一発逆転で契約までこぎつけるか? 新サービスの目玉としてマイクロソフトが契約できるか? はたまたダークホースでNapsterあたりと契約するか? ビートルズを獲得できたところへは大幅な売り上げアップと今後の音楽業界への影響力が考えられる。 ファンならずとも行方の気になる話題だ。


ネットでデジカメの写真を共有したい

先日のハワイでの写真、とくに結婚式のときの写真は自分たちでは撮ってなかったので参加していた友人が撮影したものを簡単に集め、共有する方法はないかといろいろ調べてみた。
求める機能としては

  1. 特定の人だけがアクセスできるような共有機能
  2. できるだけ簡単にしたい。 ファイルを1つ1つアップロードするようなのはイヤ。
  3. ファイアウォールを越えられる
  4. いい写真はプリントしたいので、.Mac(iPhoto)の写真公開機能のように、写真が自動で縮小されない
  5. 複数のユーザがアップロードできるようにしたい

1~3番目の要望は大抵のサービスでカバーされる。 特に驚いたのは、Windows と IE ならActiveXプラグインを使ってたくさんのファイルを簡単にファイルをアップロードできるようになっているサービスが多かったこと (MSNコミュニティ, Yahoo! Photos, Snapfish)。 これは大変便利。

しかし、4番目からが難しい。 写真を縮小したりしないということはファイルサイズ容量が大きくなるわけで、 日本で行われている無料のサービスではあっという間にディスク容量を越してしまう。 自分が持っているファイルだけでも 25MB ほどあったので同じくらいの量を5,6人ぐらいからもらうことと考えると 200MB ぐらいは欲しい。

アメリカで行われているサービスは、プリントのオーダーを受けつけることと連携して、条件は付くがファイルサイズを無制限にくれるところもあった。

  • Yahoo! Photos (アップロードしたファイルは縮小されたイメージしか再ダウンロードできない)
  • Snapfish (アップロードしたファイルは縮小されたイメージしか再ダウンロードできない)

そして、最後の複数ユーザがアップロードできるようなしくみは、MSNコミュニティ, Yahoo! グループといった機能しかなく、こういったサービスは写真共有はおまけ的な扱いでしか提供されないので機能的に満足できない。 一人の写真のアルバムを共有するのではなく、ひとつのアルバムにいろんな人がファイルを追加するようなしくみがあるといいと思うのだが…。

というわけで、残念ながら今回の要求はすべてを満たしてくれるサービスは見つけられなかった。

Snapfish が落としどころかとも思ったが、アメリカのサービスなのでインタフェースが英語だったり、日本からプリントのオーダーが出せないことから断念。 結局のところ自分で WebDAV サーバを設置して、ファイルをコピーしてもらうようにした。 なんじゃソレって突っ込まれそうな結果ですみません。

でも、これなら、Mac OS X でも Windows でも簡単にマウントできて、パスワードによる制限もできて、ファイルのコピーも簡単、自分の好きな画像ツールを使って見られるし、欲しいものだけ別途プリントサービスにコピーすればOKなので意外によいのではないだろうか。 WebDAVで1GBぐらいディスクをくれるなんてサービスなんか、Groups 系のサービスの切札としてどうでしょうか? > Google Groups あたり。

でも、この WebDAV、思わぬところに落し穴が…。

WebDAV の URL が http(s):// で始まるため、ブラウザで普通に開こうとして失敗する人が続出。 webdav:// とか dav:// といったプロトコル名で書けると区別しやすいんだろうけど、まだまだ知名度が低すぎると痛感。

ちなみに、Windows でのWebDAVディスクのマウントのしかたは IE の開く… メニューを選んだあとに、「Web フォルダとして開く」チェックボックスをオンにしてURLを開くのが一番簡単な説明かと思う。

というわけで、写真ひとつ、みんなで共有するにもまだまだややこしいなぁと痛感した1件だった。

オレのやりたいことがもっと簡単にできる方法があったら教えてください。


さらば MovableType 3.0

Not willing to pay for Movable Type yet? This fully-functional version of the application is available free of charge.
(まだ Movable Type にお金を払いたくない? すべて同じように機能する無料のバージョンもあります。)

MovableType 3.0 がリリースされたと同時に、ライセンス体系が変わった。 MovableType は 3.0 から基本的に有料となる。 無料版も用意されるが

  • No more than one author and three weblogs
    (1人までの作者と3つまでのweblog)

この制限がネックになってしまい現在と同じだけの使い方ができない。

お世話になっている MovableType ではあるが残念ながらこのサイトのBlog は 3.0 にバージョンアップできそうにない。 これまで MovableType をいっぱい使っていたサイトほどこの問題に当たるため、ネット上では批判的な意見も結構見られる。

ケチと言われても仕方ないが、以前のエントリにMovableType の開発元である Six Apart社は MovableType ではなく、 TypePad のホスティングの方で金を稼ぐようにしたから、ここまでの Blog ブームが起こったのでは? と書いたように、MovableType というツールは無料であることに意味があると思っている。 それだけに、素直にお金を払おうと思うより何だか裏切られたような気がしてならない。 3.0はベータプログラムにも参加し、日本語版のおかしいところも原因をつきとめようといろいろ調べていたのだが急速に熱が冷めてしまった。

ま、イヤだと思ったらそのツールを使わず、他のいいツールを探して見つけるまでさ。

さらば、MovableType 3.0。

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Google Groups のアップデート

Google Groupsは、Usenetやメーリングリストのニュースグループを閲覧ができるサービス。公開されたベータ版では、グループの作成や参加、メーリングリストの検索が用意になったという。

Google のサービスの中で、比較的縁がなかった Google Groups。機能が ネットニュースの閲覧、投稿というモノだったため、Web 全盛の今となっては時代遅れな感が否めなかった。 その割には Google Netnews とかって名前じゃなく、 Groups という名前を付けていたのが気にはなっていたが、今回のアップデートで納得。

新しい Google Groups 2 では、email アドレスを登録し、アカウントを作る必要があるが、登録制にすることで自分のグループを作成することができるようになった。 ぶっちゃけ、無料のメーリングリストとそのアーカイブ閲覧機能が付いたというわけ。 Yahoo! Groups と似た機能が提供されるようになったと言ってもいいだろう。 もちろん作成した グループは公開にも、非公開にもできるので仲間うちだけでの利用も可能だ。

Gmail といい、Google Groups 2 といい、検索エンジンを武器に、既存の情報だけでなく新たに検索するための情報を自分たちの手元に集約しようとしている Google 。 パーソナルな情報を扱っている分、既存のポータル以上に人々はサイトを利用すると思うが、これでコンスタントに儲けることができるのか? 注目したいところだ。 広告をベタベタ貼るのはやめてね。


LAUNCH でラジオ局を作って楽しもう

Launch.JPG Jason Mraz の新曲プローションビデオが見られるというので Yahoo! Launch へ行ってみたところ、気になるボタンを見つけた(左のLISTENボタン)。

クリックしてみると Jason Mraz の曲を中心に、彼のファンが他に好きなアーティストの曲をストリーミングで流してくれるというモノだった。 “Jason Mraz Fan Station” という名前にも納得(Station というのはラジオ局という意味)。 Amazon ではこのCDを買った人はこんなCDも買っていますという情報が出てくるが、それをラジオで流れる曲に応用したものだと思ってもらったらいいだろう。 やっぱり同じアーティストを気にいったファンが選ぶ曲なので、自分と嗜好が似ているので聞いていてハズレも少なく楽しむことができる。

曲のラインナップはいわゆる洋楽だけになるが、フルコーラスがそこそこの音質で聴ける。ストリーミングなのでブロードバンド環境が必要で、曲を保存することはできない。 また、数曲聴くと Yahoo! の広告が入るのだが、それがまたラジオ局っぽくてそんなに気にならない。

もっと調べてみると、好きなアーティスト、曲、ジャンルを指定して自分好みのラジオ局も作れるらしい。 作り方はアメリカの Yahoo! ID を使って LAUNCH にサインインして、 画面の上の方にある “LAUNCHcast RADIO ▼” というメニューから “customize my station” を選んで、上から順に

1. 好きな アーティストを見つけたら隣のチェックボックスにチェックを入れる。
2. それ以外に自分でアーティスト名がわかれば書きこむ。
3. I have read and understand the LAUNCH privacy practices というチェックボックスにチェックをいれる。 (LAUNCH はブラウザやIPアドレスなどの情報を記録しているので、気になる人はやめた方がいい)
4. “CREATE MY STATION” ボタンを押す。

はじめに好きなアーティストが見つからなくても大丈夫、LAUNCH 内で曲を聴いたり、アーティストを見つけたときに隣にある星印をつけることで自分の好みを追加できる。

“CREATE MY STATION” ボタンを押してラジオ局を作ると、”LAUNCHcast RADIO ▼” というメニューに “play my station” が表示されるのでそれを選べばラジオウインドウが開く。 アーティストのレーティングはラジオを聴きながらでも簡単にできるのがまた素晴しい。

で、オレも作ってみた。 下の Listen ボタンをクリックするとラジオウインドウが起動して聞くことができる(ただし、Windows の場合 IE が必要、またポップアップウインドウをブロックする機能があるとうまく起動しないかもしれない)。

ラジオ局名は “ame_gan” 。 アーティストは オススメ CD/DVD で紹介しているアーティストたち、および自分がこれまでにイイと思った洋楽のアーティストたちや曲、アルバムを中心に、LAUNCH のオススメなどで構成されている。 よかったら聞いてみて。

iTunes の新しいバージョンで パーティシャッフル という機能があって、自分の手持ちのライブラリの曲をランダムにピックアップしてくれるという機能があって好評だが、こちらだと自分が聞いたことのない新たな曲に出会えることもある。 パーティシャッフルに加え、新たな音楽の楽しみ方として友人のラジオを聞く、自分のラジオ局を立ち上げるというのはどうだろうか?


Gmail ベータテスター参加権がオークションに

Beta testers invited by Google to take part in its new free e-mail service also received invitations to give to another person, but many are being auctioned on eBay, so far fetching bids as high as $61.
(Googleの新しい無料の e-mailサービスに参加するために Googleから招待されたベータテスターは他の人を招待するための権利も送られた。 しかし、その多くは eBay でオークションにかけられ、いまのところ最大で $61 の値をつけている)

以前 Gmail サービスが始まったときにこのemailアカウントそのものに価値がでるかもという話を書いたが、その前にテストに参加するための権利が高騰している。

ためしに eBay で gmail とキーワードを入れてみたら驚き、これを書いてる時点で80以上の参加権が売り出されていて、最高のビッドは$100を超えてるよ。 出品数はリロードするたびに増えてるし。 Google もアカウントを小出しにしたりすることでこうやって話題になることを狙っているのだろうか。 でも オレだったら自分の紹介した人がヘンなことするかも知れないと思うと、あげるのはもちろん、$100でも売れないなぁ。アメリカ人はけっこうドライなのかも。

今話題の Google という企業が 1GB ものデータを保存できるメールシステムを無料で提供してくれるのはやっぱり魅力だろう。 1GBなので削除せずに溜めておくのが推奨されるとか、フォルダに分けて保存するのではなく検索をかけることで整理できるとか、これまでのemail にはなかった新しい考え方も導入されていてワクワクしてくる。

広告を表示するために、メールの内容をスキャンしているのがプライバシー上問題だという話が出るが、オレは気にしない。 もともと Yahoo! や MSN などの email サービスだって、あからさまには唱ってないが、どこで誰が見てるかわからないし、いわゆる普通の email だってそう。 会社内のemailだったらもしかしたら情報システム部の知人に見られてるかもしれない。 誰かがパケットダンプでもとってたら見られてしまうといったこともあるし、気にしだすとキリがない。 積極的に公開する気はもちろんないが、今のインターネットのしくみでは少しぐらいは見られてもいいやぐらいのつもりで使う方が気がラクだと思っている。 ま、気になる人はGmailを使わなければいいだけのことだ。

運良く日本人で参加できた人はぜひ日本語のemailがちゃんと扱ってもらえるように、問題を見つけたらどんどんレポートして欲しい。 こういうシステムは英語で動くことをまず最初に考えていて、細かなところで日本語がうまくいかないことが多い。 もしくは、アメリカ人的な大ざっぱな作りを見つけたらどんどん突っ込みを入れて正式運用のときには洗練されたシステムが提供されるようにフィードバックをしていって欲しい。


OSを入れた後にインストールする10のアプリケーション

My first installations for Windows (I use it; get over it): Trillian, Winrar, Firefox, Winamp, SmartFTP, Azureus, NMap, GKrellM, PowerDVD. What are your First 10 installed programs?”
(ウインドウズ向けの最初のインストールは Trillian, Winrar, Firefox, Winamp, SmartFTP, Azureus, NMap, GKrellM, PowerDVDだ。 あなたが最初にインストールする10のプログラムは何?)

ちょうどPCを新しくしたところなので記憶に新しい。 今回は次のような感じだった。

1. Norton Systemworks (Norton Antivirus) – アンチウイルス、ユーティリティ
2. XKeymacs – キーバインドカスタマイズ
3. SKKIME – インプットメソッド
4. Firefox – Web ブラウザ
5. Thunderbird – メーラ
6. POPFile – Spam フィルタ
7. WinZip – アーカイバ
8. TeraTerm – ターミナルソフト
9. OpenOffice – オフィススイート
10. Eclipse/JDK – Java 開発環境

次点

Cygwin – Windows で動く Unix 環境
Flash Plugin
Acrobat Reader (Ver. 5系) – PDF ビューワ (旧バージョンなので Adobe じゃなくて別のところから)
VNC Viewer – 遠隔操作ソフト (個人的には TightVNC が好き)

という感じ。 このサイトにもすでに登場したことのあるソフトもいっぱいある。
まずは Norton Antivirus をインストールしてウイルス対策。

そして、XKeymacs で CAPS キー と Control キーを入れかえ、Emacs キーバインドで操作できるようにするのと SKKIME で SKK入力ができるようにすることはオレにとってとても大事。

ブラウザ(Firefox)、メーラ(Thunderbird) をインストールし、 POPFile で Spam 対策。

レジストしてからもう5年以上お世話になってる Winzip をインストールしたら次は
ホスティング会社のサーバに継いだりするために TeraTerm をインストール。

ここからは 順番が怪しいけどオフィススイートとして OpenOffice 。 開発環境として JDK, Eclipse と Cygwin、 Webブラウズで必要になったので Flash プラグイン、Acrobat Reader。 あとはデータ移行用に VNC を入れて古いマシンをコントロールしたりしたという感じ。 うーん。 濃い選択だ。 普通の人とは随分違うだろうな。

でもこういう情報交換って思わぬソフトが発見できたりしてけっこう好き。 今回の Slashdot での議論でも面白そうなソフトがいっぱい発見できた。

あなたが最初にインストールする10のプログラムは何? コメント、トラックバックどうぞ。


がんばれApple

株主総会出席者の一部からAppleの市場シェアが縮小していることについて質問が出たが、Appleの経営陣は、同社がローエンドのデスクトップPC市場では戦わないとの決断を下したと説明。幹部の1人は、代わりに、利益率が高く40~50%のマーケットシェアを持つiPodに力を入れることにしたと語り、この判断を正当化した。

あー、とうとうこんなコメントがAppleの幹部から出ることになるとは。

Mac OS X 10.3 を(欲しいと思わないので)買ってない。 iLife のアップデートも、GarageBand もグッとくるものがない。 iPod Mini もアメリカで今の生活してる限りは欲しいと思わない。 と、最近 Apple が出してくる新製品が全然魅力的に思えない。 ハードウェアにしても先日、やっと新製品が出たと思ったら CPUのスピードアップやSuper Driveが付いたというモノで、これまた全然グッとこない。

オレが欲しいモノとAppleが出したいモノの方向性が少しずつ違ってきているのをうすうす感じていたが、こういう発言を見るとなんか寂しい。少し前までの Apple はこれまでのコンピュータの使い方が確実に便利になるような、どこかワクワクするような考えや、それを実現するモノを提供していたがもうこういったワクワクは期待できないのだろうか。

しかし、今年のはじめジョブズがMac の年と言った割に不気味なぐらい静かなのは気になる。WWDC あたりでMac OS X 10.4 を始めとしたものスゴい発表があるまでの準備段階なのだろうか。 そうだと期待してもう少し待ってみたいと思う。 がんばれ Apple。


Google Deskbar で特殊検索

グーグルは、Google.co.jpに特殊検索機能を追加した。今回追加された機能は、路線検索、辞書検索、株価検索、荷物検索、会社情報検索の5つ。

アメリカではしばらく前から提供されていた特殊検索が google.co.jp でも使えるようになった。 実際の検索結果を表示するまでには検索結果から1度クリックする必要があるが、なかなか便利な機能だ。 特に英辞郎の検索はこれまで alc.co.jp からしかできなかっただけにありがたい。

しかし、頭にキーワードをつけるのはちょっとメンドウ。 そんなときにも Google Deskbar を使うとちょっと便利になる(かも)。 以下の検索コードを Google Deskbar の “Customized Searches” に登録すると、Ctrl-Alt-G で Google Deskbar へフォーカスがいき、割り当てたショートカット(Ctrl-E など)を使うことで、クリップボードにあるテキストをそのまま検索対象にできます。 ブラウザで表示している文章から検索を始めたい場合に便利かも。

人によってはコマンドのように明示的にタイプする方がいいという人もいると思うけど、Google Deskbar の使い方のひとつとしてどうぞ。

路線検索

英和辞書検索

和英辞書検索

株価検索

会社情報検索

クロネコヤマト 荷物検索


ベンチモニター大活躍

Hunter said a lot of teams in the National Hockey League have a video coach who watches the game in the back office and communicates with coaches using a headset. The Sharks are the only team to use the bench monitor, however.
(ハンターは NHL (全米プロホッケーリーグ) の多くのチームが裏で試合を見て、ヘッドセットを使ってコーチへ情報を伝えるビデオコーチという人を採用している。 しかし、シャークスは唯一のベンチモニタを採用しているチームだ と語った。)

ウォリアーズはプレイオフへ進出できず、寂しいオフシーズンを過ごしているが、地元のアイスホッケーチーム San Jose Sharks (サンホゼ シャークス) は現在プレイオフの準決勝を闘っている。

この活躍の原動力(なのか?)、チームがベンチモニターを利用していることが紹介されている。 カメラがサーバに繋がっていて、映像がサーバに蓄積され、ベンチにあるTablet PCを使ってリプレイとかすぐに見られるというモノだ。 かっこいいー。

そういえばNFL(全米のアメフトリーグ)ではヘッドコーチ(カントク)がごっついヘッドセットを付けているのが特徴的だ。 あれは高いところから全体の動きを見て相手の戦略を伝える人とのコミュニケーションのために使われているという話を聞いたこともある。 このベンチモニターもNFLから来たのかと思ったら、NFLでは電子機器を使ったものは禁止されているらしい。 プロ野球ではこういうの使うとバッテリー間のサインがバレちゃうから一切ダメなんだろうな。

アメフトより攻守の交代が激しいホッケーやバスケでは1プレイ1プレイの質が落ちる場合が多い。 こういったシステムを使って記録を残し、試合後選手たちにどこが良かったか、どこが悪かったか伝えると、選手たちも勉強になる。 実際、コンピュータに慣れた最近の選手にはこのシステムの評判がいいらしい。 ただ、くれぐれもやりすぎて選手をへこませないように…。