Gmail ベータテスター参加権がオークションに

Beta testers invited by Google to take part in its new free e-mail service also received invitations to give to another person, but many are being auctioned on eBay, so far fetching bids as high as $61.
(Googleの新しい無料の e-mailサービスに参加するために Googleから招待されたベータテスターは他の人を招待するための権利も送られた。 しかし、その多くは eBay でオークションにかけられ、いまのところ最大で $61 の値をつけている)

以前 Gmail サービスが始まったときにこのemailアカウントそのものに価値がでるかもという話を書いたが、その前にテストに参加するための権利が高騰している。

ためしに eBay で gmail とキーワードを入れてみたら驚き、これを書いてる時点で80以上の参加権が売り出されていて、最高のビッドは$100を超えてるよ。 出品数はリロードするたびに増えてるし。 Google もアカウントを小出しにしたりすることでこうやって話題になることを狙っているのだろうか。 でも オレだったら自分の紹介した人がヘンなことするかも知れないと思うと、あげるのはもちろん、$100でも売れないなぁ。アメリカ人はけっこうドライなのかも。

今話題の Google という企業が 1GB ものデータを保存できるメールシステムを無料で提供してくれるのはやっぱり魅力だろう。 1GBなので削除せずに溜めておくのが推奨されるとか、フォルダに分けて保存するのではなく検索をかけることで整理できるとか、これまでのemail にはなかった新しい考え方も導入されていてワクワクしてくる。

広告を表示するために、メールの内容をスキャンしているのがプライバシー上問題だという話が出るが、オレは気にしない。 もともと Yahoo! や MSN などの email サービスだって、あからさまには唱ってないが、どこで誰が見てるかわからないし、いわゆる普通の email だってそう。 会社内のemailだったらもしかしたら情報システム部の知人に見られてるかもしれない。 誰かがパケットダンプでもとってたら見られてしまうといったこともあるし、気にしだすとキリがない。 積極的に公開する気はもちろんないが、今のインターネットのしくみでは少しぐらいは見られてもいいやぐらいのつもりで使う方が気がラクだと思っている。 ま、気になる人はGmailを使わなければいいだけのことだ。

運良く日本人で参加できた人はぜひ日本語のemailがちゃんと扱ってもらえるように、問題を見つけたらどんどんレポートして欲しい。 こういうシステムは英語で動くことをまず最初に考えていて、細かなところで日本語がうまくいかないことが多い。 もしくは、アメリカ人的な大ざっぱな作りを見つけたらどんどん突っ込みを入れて正式運用のときには洗練されたシステムが提供されるようにフィードバックをしていって欲しい。


6 Comments

  1. Gmailのプライバシー問題

    CNET Japan Blog – 情報化社会の航海図:Gmailを読み解く(1):プライバシーの争点
    “GoogleがGmailサービスを発表以来、プライバシー問題が大きな争点となっている。”
    ちょっと前にこのサイトでも少しだ…

  2. i-modeも某○○使ってるから○○○文でスキャンしようと思ったらいつでも出来るしね。マーケティングくらいに使いたいと思ってる人はいるっしょ。

  3.  Gmailのテスト使用に関してですが、Blogger.comでblogを作るためのメンバー登録(無料)をすれば、その後、ログイン時に、テストメール用のアドレスが入手できるようになるようです。(Blogger.comはたいぶ前にGoogleに買収されている会社ですからね)
     私は以前より、そっちのブログも持っていたので今は試しにGmailを使い始めているところです。いまのところ日本語の読み書きも上手くできてます。

  4. あれっ? 試しに作ってみたけどGmailへのリンクはでてこない。
    調べてみたらどうも、出る場合と出ない場合があるみたいですね。ちゃんとBlogを書いたりしないとダメなのかな?

  5. TAKです。
    いい加減な情報で失礼しました。私も確認のため新しいBLOGのアカウントを作ってみたのですが、このアカウントではまだGmailテストの参加権はとれませんでした。
    あちこちで同様の情報が出回っているので利用者を制限しているのかもしれませんね。
    以前からのアカウントでは、Blogger.comでのGmailへのお誘いは、自分のアカウントでBlogger.comにログインした際に、画面右側の編集するblogを選択する部分の上部にリンクが現れました。ちなみに以前のアカウントでは2つのブログを作っていました。(Bloggerは複数のブログ作成可能)
    新しく作ったアカウントでもしばらく使ってみて様子を見てみたいと思います。

  6. 米Google:Gmailが招待状不要で取得可能

    米GoogleのGmailが招待状なしにアカウント取得可能になりました、GmailのWebサイトから招待コードを取得する必要があるらしく、コードは携帯電話に転送され、このコードを入力することでアカウントを作成できるそうです。めんどくさそうですが重複アカウント取得防止策と…

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