株主総会出席者の一部からAppleの市場シェアが縮小していることについて質問が出たが、Appleの経営陣は、同社がローエンドのデスクトップPC市場では戦わないとの決断を下したと説明。幹部の1人は、代わりに、利益率が高く40~50%のマーケットシェアを持つiPodに力を入れることにしたと語り、この判断を正当化した。

あー、とうとうこんなコメントがAppleの幹部から出ることになるとは。

Mac OS X 10.3 を(欲しいと思わないので)買ってない。 iLife のアップデートも、GarageBand もグッとくるものがない。 iPod Mini もアメリカで今の生活してる限りは欲しいと思わない。 と、最近 Apple が出してくる新製品が全然魅力的に思えない。 ハードウェアにしても先日、やっと新製品が出たと思ったら CPUのスピードアップやSuper Driveが付いたというモノで、これまた全然グッとこない。

オレが欲しいモノとAppleが出したいモノの方向性が少しずつ違ってきているのをうすうす感じていたが、こういう発言を見るとなんか寂しい。少し前までの Apple はこれまでのコンピュータの使い方が確実に便利になるような、どこかワクワクするような考えや、それを実現するモノを提供していたがもうこういったワクワクは期待できないのだろうか。

しかし、今年のはじめジョブズがMac の年と言った割に不気味なぐらい静かなのは気になる。WWDC あたりでMac OS X 10.4 を始めとしたものスゴい発表があるまでの準備段階なのだろうか。 そうだと期待してもう少し待ってみたいと思う。 がんばれ Apple。