Month: October 2003

HotSpot に期待すること

この500円プラン、なかなか使い勝手が良さそうだ。従来もNTTコム「HOTSPOT」のプリペイドカードなど、1日あたり500円前後で公衆無線LANを提供するサービスはあった(2002年12月の記事参照)。しかしHOTSPOTのプリペイドカードの場合、店舗でカードを購入し、カードに記入されているID、パスワードをその都度入力しなくてはいけないなどの手間がかかる(ISP経由ならば利用ごとの課金も可能)。
 Mzoneでは、事前に申し込みをしておけば、利用したときだけ課金が行われ、月額料金は必要ない。逆にいえば、特に使う予定がなくても、申し込みだけしておいて損はない。

うーん。 できればプリペイド方式も併用して欲しかった。

というのも、この前日本に帰ったときに泊まったホテルの一つにこのMzoneのサービスをしているところがあった。 最初はてっきりフリーホットスポットだと思ってノートPCを繋げてみたけどパスワードを要求されて有料、しかも登録制だとわかってがっかりした体験をしていたからだ。

ホットスポットは見つけたらラッキーという程度なのであらかじめ登録しないと使えないというより、その場限りで使える方式の方が嬉しい人の方が多いのではないだろうか。ホットスポットが喫茶店のようなところであれば、カードを買って使えるような仕組み、もしくはその場で登録できるような仕組みが欲しいところだ。 (自分のPCからも登録ページだけは無料でアクセスできるような穴を開けるとか…。)
ただ、使ったときだけ1日500円で、登録しておくだけならお金はかからないという料金設定は良心的に感じる。

アメリカでホットスポットサービスと言えばスターバックスが有名だが、このサービスはT-Mobile という会社が提供している。 T-Mobile は 年間、月間、1日、従量制とプランと分けているが1日パスは $9.99 で、購入してから120日以内しか有効じゃないというものだ。 従量制にしても $0.1/分だが 最低60分のチャージがかかってしまうので1時間$6.00の計算だ。 他にお金がかからないにしてもちょっと高すぎる。

HotSpotなんて普通の人はそんなに頻繁に使うわけじゃないので、使いたいとき、もしくは使えるとわかったときに、安い値段で使える。 これが HotSpot に期待するところだろう。


Warriors 初戦を飾れず

The Warriors started the game 1-for-10, prompting one fan to holler, “Is this high school?” They scored only 14 first-quarter points on 7-for-25 shooting (28 percent).
(Warriorsは試合を1/10というシュート率で試合を始め、ファンのひとりから “これは高校生の試合?” というヤジが出るほどだった。第1クォーターで14点 しか取れず、 7/25(28%)というシュート率だった。)

Mavs はLakers戦と同じぐらい混乱していたが、Warriors はそれ以上にひどかった。

開始直後は選手が全然動かず、無理な体制でのシュートばかり。 PGのSpeedy Claxtonはパスの回し先がなく、ボールを持ったまま時間ばかりが過ぎていった。 うまいPGならもう少し自分で形を作ろうと動くのだろうが彼まで動かない。 この辺が常にスターティングで出られるかの違いか? カントクは早めにもう一人のベテランPG Avery Johnson に交代し、そこから何とか形ができはじめた。 それでもシュートが入らなさすぎ。 フリースローもあいかわらず外しすぎ。

Mavs は選手交代のタイミングで戦力が大きく変わった。 Lakers戦のときと違う組み合わせがほとんどで、まだまだ模索中なんだろう。 2Q, 3Q で Warriors が優位に立てたのはそのせいが大きい。 昨日と違って、3Q途中からメンバーを固めてきたあたりから、Dirk Nowitzki, Antoine Walker がようやく調子を出しシュートを決めてきたことで引き離せたという感じだ。

負けはしたが、Warriors は明らかに攻撃のパターンを変えてきていた。

そのうちいくつかは今回の試合でも有効だったので、現在の戦力に合わせての改造は進んでいるようだ。 あとは Nick Van Exel のような少々無理な状態でもシュートを決めて流れを作れるような選手が戻ってくればそこそこいくんじゃないだろうか。 逆に言えば今のメンバーでは勝ちを増やすのはやはり難しそうだ。 この10試合なら 3勝7敗ぐらいで上出来というぐらいにオレはみている。

会場で観てきて写真も撮ったんだけど吸い上げに失敗。 信用してたのになぜ? iPhoto。


NBA2003-2004シーズン開幕

長く、いろいろとあったオフシーズンも終わり、昨日から NBA のシーズンが始まった。

テレビで中継された Mavs vs Lakers を見たんだけど、Mavericks どうしちゃったの?

コンビネーションがボロボロ。 以前に書いたように Danny Fortson が先発センターで出て、昨年の Warriors 最多得点選手である Antwan Jamison が控えになるという贅沢な布陣で始まったが結果は大失敗。Danny Fortson は ディフェンス、オフェンスとも Shaq に歯がたたず、すぐ Jamison に交代。

Shawn Bradleyを使うかと思ったら今度は Dirk Nowitzki がセンターにまわるという戦略をとり(というか、センターなしという戦略のようにも見えた)、また失敗。 Dirkみずからも調子を崩してシュートが全然入らない。 攻めは外からペネトレイトを仕掛けて決めるか、そこから外へ流すという単調な作戦になってしまった。 結果1st クォーターで14点差。 そのままずるずるといってしまった。

対する Lakers はKobe Bryant が欠場。 攻撃は Shaquille O’Neal 中心かと思ったら、Shaqのポストアップをあまり使わず代わりに Karl Malone を使い、これが当たった。 PGの Gary Payton からのボールをKarl Maloneを介して再び外(Gary Payton)と中(Shaquille O’Neal)、もしくは自分といいように振りわけることで攻撃の幅が広がり Mavs ディフェンスを圧倒。 あとちょっとでトリプルダブル(15得点、10リバウンド、9アシスト)という数字からもKarl Maloneの活躍ぶりがわかるだろう。 最終的には先発の選手全員が二桁得点。しかも15点以上。 いやー、今年の Lakers の攻撃を守るのは難しそうだ。

我らが Warriors は今日が今シーズン初試合。相手は大混乱の Mavs だ。 Nick Van Exel (ケガ), Jason Richardson (出場停止処分中), Troy Murphy(ケガ、 IL入り) と本来の先発メンバー3人を欠いての苦しいスタートになるが、 Mavs が昨日の混乱を直してこなければドタバタの面白い試合になるかも。

テレビ中継は地元の人は Fox Sports Bay Area (アナログケーブル 40ch) で7:30から生中継される。


Apple の価格設定に見る為替動向

Mac OS X の新バージョンが発売された。 といってもうちではまだ買ってない。 以前にも書いたように変更・修正点と価格のバランスが悪いから。 実際に触って感動したり、お金に余裕が出たら買うかも。

とは言ってても、いくらかなーなどと AppleStore を眺めたりするんだけど、そこで気づいたことがあった。

価格設定日 商品名 US価格 日本価格 為替レート
9/16/2003 PowerBook 12インチ(Combo) $1599 199800円 1ドル124円
9/16/2003 PowerBook 15インチ(Combo) $1999 249800円 1ドル124円
10/8/2003 Mac OS X 10.3 (Panther) $129 14,800円 1ドル114円
10/22/2003 iBook G4 (12inch) $1099 124,800円 1ドル113円
10/22/2003 iBook G4 (14inch/1GHz) $1499 169,800円 1ドル113円

日本のアップルの価格設定の為替レートが円高を前提に付けられている!

最近の価格設定からも、日本のアップルは為替レートがしばらくは 110円 以下で落ちつくと見ているようだ。 もちろん大幅に円安に振れたら急遽価格設定を見直すこともあるだろうが、企業的には急な値上げは避けたいだろう。 ということはこのレートがアップルが読んだ今後半年ぐらいに自分たちが損しないような円ドル為替レートなのだろう。 PowerBook 12インチも今、発売されてたら 179800円 ぐらいになっていたってこと?

アメリカに住んでいると結構気になる 円ドルの為替レート。 こんなところからも今後の動きが読めるかもしれない。


Mavs がまたトレード

このトレードはややマーベリクス有利に思われる。ラフレンツは後半スタメンC (センター)として活躍はしていたが、Cは他にブラッドリー(2メートル29)とエシュメイヤ-(2メートル11)もいて、余裕の放出だ。

エシュメイヤーは8月のトレードでWarriorsに来ている。 なので、マーベリックス(以下 Mavs) のセンターは一人少ない。 そこを、Mavs のカントクである Don Nelson はWarrios から獲得した Danny Fortson で埋めようとしている。

Danny Fortson は昨年こそ出場機会がなかったが、それまでは PF のポジションで主にリバウンドに活躍していた。 得点能力はそんなに高くなく、ファールが多かったことからWarriorsのカントクの起用法に合わなかったようだが、Mavs はこのリバウンドのうまさを使ってすごい戦略を考えてきたようだ。

Dallas は選手ほとんどが 3ポイントを打ってくる選手。 そして、Antoine Walker も Raef LaFrenz というブロックのうまい守備型の選手を捨ててまで獲得した3ポイントを打てる選手だ。 Fortson を3ポイントが外れた時のリバウンド要員として配置することで、彼らに気兼ねなく3ポイントを打ってもらえるようにし、3ポイントが外れても攻撃が続けられるようにする。 Fortsonのセンター起用はそれを狙ってのことだと思われる。

自分の昨シーズンのプレイオフ記事でも、Mavs は3ポイントシュートが脅威だと書いていたが、今年の Mavs の布陣は昨年以上に3ポイントシュートに注意する必要がありそうだ。

Warriorsの初戦の相手が Mavs なので今のままならコテンパンにやられるかも。
そうそう。 Mavs のオーナーの Mark Cuban という人。 熱狂的な応援ぶりが試合中のテレビ中継でもよくうつるんだけど、まだ30代のおっさんという感じだ。 実はこの人、ITバブル全盛期の1999年に Broadcast.com を Yahoo! に 57億ドルで売却し本人は20億ドルほどを手に入れた。 その時のお金で地元のNBAチーム Dallas Mavericks を2億8千万ドルで買いとりオーナーになったことで有名だ。

詳しくは以下の記事をどうぞ。

A ‘Maverick’ Billionaire
(‘マーベリック’な億万長者)


サマータイム終了

今日の早朝にサマータイムが終わった。

サマータイムは、夏の日の長い時間を有効に利用しようと考えられた。サマータイム中の6月,7月なんかは日が沈むのが夜の8時過ぎになるので、たとえば6時ぐらいに仕事が終わってからもまだ明るい外でBBQとかテニスなんかをすることができるわけ。なんとなく優雅でしょ。特にエネルギー問題ではなかったと思う。 日本でも導入が考えられてるらしいけど、仕事の体系が違うからお役所の人以外は嬉しくないだろうなぁ。

サマータイムの期間は約半年。 4月の第1週の日曜日の午前2時から10月の最終週の朝2時まで。具体的には4月はAM 1:59 のあと、いきなり AM 3:00 になって、10月はAM 1:59 のあともう一度AM 1:00 がやってくる。 切りかえの基準時間が午前2時なのは多くの人が家にいて、時間が変わってもそんなに影響の受けない時間だからということ。

アメリカに住んでいる人は気づくかしれないけど、アメリカではほとんどの州でバーやレストランで午前2時までお酒を出していいことになっている。 ってことはサマータイムの終わる日はAM 1:59 のあとAM 1:00に戻るのでもう1時間余計にお酒が飲める? かと思ったら、正式にはバーは AM 2:00 じゃなく AM 1:59 に閉めることになっているためこの影響は受けないとのこと。 へぇー。


NBA 開幕特集

今シーズンの見どころ
連覇を目指すスパーズや、大型補強で巻き返しをねらうレイカーズの優勝争いに注目。高卒ドラフト1位のレブロン・ジェームスからも目が離せない!

さぁ、NBAは開幕間近。

今年はNBA Japan Gameも開かれるということで、Yahoo! Japan 内のサイトも特集を組んでいる。 見どころをわかりやすく書いてあるので初心者にとってもいい勉強になるだろう。

さて、ジャパンゲームは民放のテレビでも中継されるということなので、ここでNBAのテレビ中継の見どころを紹介。

まず、観戦初心者の人はゴールシーンに注目して欲しい。 NBAは攻撃時間が24秒なため、ゴールシーンは頻繁に見られる。 レイアップシュート、スラムダンク、3ポイントシュート などさまざまなシュートが決まるところにまずは注目。 特に相手からスチールした後の速攻から決めるスラムダンクはスカッとするぐらい最高。

シュートを堪能したら次はシュートに行くまでに注目して欲しい。 NBAレベルの選手ではフリーの状態でシュートを打てば入るのがあたりまえ。 それを簡単に打たせないために、ディフェンスが守り、オフェンスは味方の選手をフリーにしてシュートを打たせるようにフォーメーションを組んでくる。 その全てがうまくいくわけではないが、うまくいったときはマジックでも見ているかのように、フリーやミスマッチ(身長差のある選手が守りにつく)の選手ができてシュートを決めてしまう。 ボールを持っている選手以外も意味なく動いているわけではなく、その裏にある作戦を考えながら見ると楽しみがぐっと広がる。 わかりにくかったら、ボールではなくチームの中心となる選手だけをずっと追いかけて見るといいだろう。

スーパーソニックスでは レイ アレン(背番号 34)、ラシード ルイス(背番号 7)、 クリッパーズではエルトン ブランド(背番号 42)、クエンティン リチャードソン(背番号 3)。 彼らは高い確率でディフェンスをうまくかわしシュートを打ってくるはずだ。

点をとるまでの一連の動きはプレイと呼ばれ、コーチ陣が現在の戦力から知恵を絞って作りあげたもの(プレイブック)から対戦相手や試合の状況に応じて選ばれ選手たちへ伝えられる。 選手たちはチームメイトを信用して、自分の役割りをこなすようにプレイを行なう。 その結果が得点へと繋がるのだ。 個人的にはシュートだけでなく、そこへいくまでのうまさがNBAの一番の楽しみ方だと思っている。

そして、最後 4th クォーター後半に注目だ。
人によってはタイムアウトで試合が止まってばかりでつまらないと思うかもしれないが、このタイムアウトの間に、お互いのコーチ陣がどう攻めるか、どう守るかを決めてくる重要な時間だ。 今の残り時間だから、今回は24秒じっくり使ってくるだろうとか、次に誰がシュートを打ってくるだろうか一緒に考えながら、試合が再開されたときに点が入るかを見て欲しい。

というわけで、NBA Japan ゲーム。
NBA 初心者の人も是非テレビ中継を見て今シーズンからハマってもらいたい。

(10/25 追記)
なんて書いていたら、Seattle Supersonics の主力選手、レイアレンがケガのためジャパンゲームに参加しないことが発表された。 手術も行われるということで Supersonics は痛いケガになりそうだ。


Topcoder.com

昨日書いた Google Code Jam 2003 は topcoder.com というところのエンジンを使って行われていた。

この、 topcoder.com が結構面白そうだ。

ここでは毎週のようにプログラミングコンテストを開いて、世界中から参加者が集まってきている。 topcoder.com はそれをうまく発展させて、Google Code Jam のような冠コンテストの開催(Google Code Jam は人材採用のため)、転職情報の提供、アルバイト的なソフトウェアコンポーネントの開発といったように企業との連携もしている。

プログラマ(というより Coder: コーダー)からすれば職務で必要な自分のスキルが数値化されることで企業に対しアピールできるし、企業からすれば限られた時間内の面接だけでなく、実績を知った上で職に合った有能なプログラマを雇うことができる。

それに、Google Code Jam のように問題とテストケースを用意して、それを通るプログラムを開発してもらうというスタイルは、コーディング仕事を外注へ発注するときにお互いの責任範囲も明確になり、有効ではないだろうか。 発注する側の負担は増えるけど、このプロジェクトを何人月でといったどんぶり勘定でいくより確実だし、テストファーストといった手法があることからもありえない話ではない。 (現実はそうはいかないこともわかるが…。)  そして発注先にこういったコミュニティを利用することで下手な外注よりクオリティの高いコードがローコストで手にいれることができる。

コンテストのシステムは特許をとっているようだし、他にも改良の余地はあるだろうが、topcoder.com のような仕組みを日本でうまく立ちあげられたら日本のソフトウェア産業に一石投じられるのでは? とマジで考えてしまった。


田臥、開幕ロスター入りならず

Denver waives Yuta Tabuse.
(Denverは田臥勇太を解雇した)

田臥、残念。

今年、Denver Nuggetsで活躍している Earl Boykins も前年に LA Clippers を解雇されたあと昨年の11月末に Warriors に声がかかるまではフリーエージェント扱いでくすぶっていた。 自分をうまく使ってくれるところが他にもあることを期待してあきらめないでがんばって欲しい。

それにしてもロスターに18人かかえていたDenverはあと二人減らさなきゃいけないはずなんだけど解雇されたのは田臥だけ。 なぞだ。

で、田臥へのメール企画は消えちゃたようです。

でもって、Warriors。 2日前に契約したTierr Brownをもう解雇ですか…


Google Code Jam 2003

Do you have exceptional programming skills? Can you make computers perform like silicon puppets with just a few well-expressed commands? Are you at ease when faced with a hard stop and a group of peers evaluating every line of your code? Here’s your opportunity to display the grace of the true professional in a reward-rich environment.
(優れたプログラミングスキルを持ってる? ちょっとしたコマンドだけでコンピュータを人形のように操ることができる? プログラムを強制停止させて、自分のコードを1行づつまわりのみんなに診断されても平気でいられる? これはあなたの真のプロ技術を発揮する賞金付きのコンテストだ。)

先週末にかけて行われた Google Code Jam 2003、いわゆるプログラミングコンテストに参加してみた。

概要はこんな感じ。

参加者は登録をすませたあと、決められた期間の間にArena と呼ばれる Applet/Java Web Start のツールを使い開発を行なう。 Arena では開発者どうしのチャットや、コンテンスト問題の表示とコーディング、限られた時間でテストまで済ませるのでそのためのカウントダウンといった機能が実装されている。

使える言語は Java, C++, C#, VB.NET 。 どの言語を使用しても得点には影響なく、問題ごとに使う言語を変えてもいい。

テストエリアへ入室直後にカウントダウンが始まり、問題を見てArena備えつけのエディタにプログラムを書き、Compileボタンを押すと自分のコードがサーバへ送られてコンパイルされたあと結果が表示される。

コンパイルが終わったコードはテスト問題に書いてあるテストケースや自分でテストケースを作ることで結果が正しく返ってきているか試すことができる。 ラインデバッガのようなものは付いていない。 テスト結果などからこれでOKだと思ったところで Submit し、自分の解答を提出する。 1度Submitするとその後はコードの変更はできない。

問題のウインドウを開いたときから(だと思うが違っているかも)Submitするまでにかかった時間によって点数が付けられる。 プログラムの実行スピードや、メモリ効率といったところは評価対象にならない。 目的のことをやりとげるコードをいかにして早く書くかというところに重点がおかれたものだ。 最後に、用意されたシステムテストをパスすることで実際の得点になる。 そのため、適当なコードを早く書いてSubmitしても0点になってしまうだけだ。 (Qualification Round ではなかったが、Challenge Phase という段階では、参加者がライバルのコードをチェックし、うまくいかなさそうなテストケースを試すことでライバルのコードを潰す時間も用意されている。 ここでもシステム出した答えと違う結果が返ってくると 0点になってしまう。 うまく相手のコードを潰すと自分に 50点もらえるが, 失敗すると逆に 50点減点になる。)

予戦問題は全部で2問、250点満点の問題と1000点満点の問題だ。 もちろん1000点の方が問題は難しくなっている。 この2問を1時間の間に解かなければならない。
と、こんな感じだったのだが、結果は玉砕。

250点の問題を25分ほどかけてSubmitし、134.33点。 1000点の問題はコーディング途中で制限時間がきてしまったため 0点。 250点の問題はシステムテストを通ったため、最終得点も134.33点。 残念ながら上位500人に入らなかったため次のラウンドに進めなかった。 どういう基準かわからないが Rating は 1347 とのこと。 (0-2200+ という分けかたがあるので参加者のうち半分よりは上ということだろうか)
ここでかっこよく、「余裕でした」なんて軽ーく予選突破できていればよかったけど、まぁシリコンバレーのエンジニアでもこんな程度です(笑)。

負けおしみを言わせてもらうなら、普段時間に追われながらコーディングなんてしないから一度詰まると焦ってしまい必要以上に時間がかかってしまった。 あと250点の問題終わったあと、1000点の問題をオープンするまでクロックが止まってると勘違いしたので5分ぐらいロスしたのも痛いところか。 上を見ると1250点中1100点以上とってる人もいるんですが、マジ? 問題読んでタイプするだけでそれぐらい時間かかりそうな気がしそうなんだけど…。 上には上がいるもんだ。 とにかく、自分もまだまだと実感させられたコンテストだった。 もっとがんばりましょう。

ちなみに、問題の概要は…

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