6連敗で今シーズンは大変だって話を書いたが、そのあと9試合をなんと8勝1敗と大きく勝ち越しあっという間に5割以上の勝率に浮上した。 特にすごいのがこのうち6戦が不利なアウェイの試合での勝利ということ。 Warriors としてもアウェイでここまでいい成績なのは実に27年ぶりなのだとか。 強いのか弱いのかよくわからないチームだ(笑)。
この好成績は、やはり出場停止明けの Stephen Jackson(スティーブン ジャクソン) の復帰が大きい。 彼のおかげで、オフェンス面ではボールがまわるようになり攻撃の幅が大きく増えた。 また、Monta Ellis (モンテイ エリス) にボールを運ばせるようにしたことで、彼に攻撃のファーストオプション(シュートをいつ撃つか最初に決められる権利)が与えられ、彼の思いっきりの良さが復活したのもいい方向に働いている。
懸念だったディフェンスもも開幕当時から少し変わった。 昨シーズンのプレイオフのように相手のローポストにボールが渡ったときに積極的にプレスをかけてスチールを取ったり、相手の攻撃のリズムを崩すのが復活。 これも Jackson 復帰の影響なのか、カントクからの指示なのかわからないがいい傾向だと思う。
オフェンス、ディフェンスともに良くなっているのはいいが、ちょっと気になるのはハードなプレイが続いていることで選手たちの動きがちょっと悪くなっているように見えること。 Baron Davis (バロン デイビス)はヒザのあたり結構ツライんじゃないかなぁ。 まだシーズンは長いだけに長期離脱することがないようにして欲しい。
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