いつの間にやら今年も10月。 10月ってことは、そう。 NBA も始動する。
各チーム、10月1日に報道陣を集めて今年のメンバーのお披露目会を開き、10月2日からキャンプインに入った。 Warriors の今年のキャンプはハワイのオアフ島でおこなわれ、10月9日にホノルルで Lakers との練習試合が予定されている。

今年の Warriors は選手の移動が結構あった。 まとめてみると

いなくなった選手
Jason Richardson, Adonal Foyle, Sarunas Jasikevicius, Josh Powell, Zarko Cabarkapa

新しく契約した選手 (R はルーキー、今年の新人選手)
Brandan Wright(R), Marco Belinelli(R), Stephane Lasme(R), Kosta Perovic(R),
Austin Croshere, Troy Hudson

キャンプに呼ばれた選手
Tierre Brown, Pat Burke, Carlos Powell (R)

特徴的なのは、新人が4人(キャンプに呼ばれた選手も入れると5人) という状態。 チームの選手層が厚くなってきたので、新人育成にも手をかけられるようになってきたというのがいい徴候だと思う。  

なかなか契約が決まらなかった Michael Pietrus は1年契約で残留。 Miami Heat との Sign & Trade 交渉していたのはもう公然の秘密だったが Heat からの提案が Warriors を満足させられず流れてしまったらしい。 別のチームに行きたいと言っていた Pietrus のモチベーションは微妙なとこだろう。

さて、このメンバーでどうなのか。 攻撃重視の Warriors にとってのイチバンの懸念は昨シーズン、15-20点/試合 取っていた Jason Richardson の穴が埋まるかどうか。 オレとしてはプレイオフで不調だったモン太 (Monta Ellis) くんの伸びと、新人だが国際試合などで実績のある Marco Belinelli で埋めてくれることを期待している。  これにインサイドで活躍できる新人とか出てきてくれたらもう万万歳。

Baron Davis, Stephan Jackson, Al Harrignton はいずれもオフの間のトレーニングで体を絞れていて準備万端。 昨シーズンと比べると戦力の劇的な向上はないが、新人が多い分、向上の余地は十分残されていると思う。 悪くても昨年と同じレベル、うまくいけばカンファレンスの4-5位ぐらいには入れるんじゃないかな。 (ひいき目に見ても優勝だと言えないところがつらい)

とまぁ、こんなことを書ける季節がやってきた。 楽しみだなぁ。

今年のWarriors はキャンプの様子を YouTube で配信している。 レポートしているのは、いつも Warriors の試合の中継で解説をしている Jim Barnett。 少しだけどキャンプ中の様子も紹介されている。