Linux seller Red Hat generally shuns proprietary intellectual property, but there are some places open-source software just isn’t good enough. The latest area: fonts.
(Linux販売会社の Red Hat は、基本的に著作権に守られた独自技術を使わないようにしているが、オープンソースソフトウェアだけでは十分ではない分野もある。 もっとも新しいの分野が フォントだ。)
Linux では KDE や Gnome のウインドウシステムが混在していてよくないという話を以前書いたが、そのときの最後にフォントの問題のことも少し触れた。
ボランティアで作成されている方には申しわけないが、Linux に標準で付いてくるフォント、特に日本語フォントは Windows や Mac に用意されているものに比べると見劣りしてしまう。 残念ながらフォントだけはデザインの関係もあり、ボランティアがたくさんいれば何とかなるという話ではない。 ましてや、英語だけならまだしも、日本語をサポートしようと思ったら 1万文字程度をデザインしなければならず、どうしても細かいところで問題が出てしまう。
コンピュータが動作するためにフォントは必ず必要になる。 RedHat などの企業はライセンスを受けることで対応はできるだろうが、 フリーソフトウェア文化のさらなる飛躍のためにはもっと根本的なソリューションが必要だろう。
そんな中、DoubleType というグリフデザインツールを開発するプロジェクトが動きだした。 フォントをデザインするためのツールだが、漢字を部首などのパーツに分け、それを組み合わせることで文字を作ろうというコンセプトらしい。手間を省くという点では評価できるが、デザインという観点からすると、ほんとにうまくいくか疑問なところがある。 それでも一歩踏みだすことは大事なこと。今後も注目していきたい。
2004年3月4日 at 3:56 PM
初めまして、DoubleType の e.e です。
素晴らしい紹介記事ありがとうございます!
孤独の戦いで疲れ気味でしたが、元気になりました。
実は僕も日本を離れてアメリカに来て長いので、「アメリカでがんばりましょう」って見てびっくりしました。
Thanks again.