シャトルが無事打ち上がりました。
フロリダにあるケネディ宇宙センターの時刻で10:39。
打ち上げ日が2週間ほど遅れたことで打ち上げ時刻が早まったこともあり、日本でも生で見た人が多いのではないでしょうか。
西海岸では朝7:39。 ローカルニュースを放送しているチャンネル2がNASA TV の映像を使って中継してくれたので、それとインターネットのストリーミングの2段構えで観てました。
今回の中継で面白かったのは外部燃料タンクに取り付けられたカメラ。
コロンビアの事故が、この外部燃料タンクから落ちた破片がシャトルを傷つけた原因だとされたため今回の打ち上げは問題がないかわかるように取り付けられたカメラだった。 この映像がすごい。 下にタンク上にシャトル、奥にエンジンの炎と地球の景色が見える。
最初は Google Earth のようなフロリダ半島の映像、その後に宇宙空間と青い地球。 そして、シャトルとタンクの切離し。 地球に落ちていくタンクから映るシャトルの影がなんとも勇ましい感じだった。 おそらくアーカイブが公開されると思うのでまた紹介したいと思う。
無事打ち上げが終了してよかった。
そして、やっぱり無理してでも見に行くべきだったとちょっと後悔。
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上の写真は NASA へリンクを貼って表示しているものですが、 NASA の映像等(NASAロゴ等 NASA に関連するものは除く) は非商用の利用なら認められているようです。 解釈間違ったりしていたら教えてください。
NASA – Reproduction Guidelines for Use of NASA Images and Emblems
NASA images generally are not copyrighted. You may use NASA imagery, video and audio material for educational or informational purposes, including photo collections, textbooks, public exhibits and Internet Web pages.
(NASA の画像は一般的に copyrighted ではありません。 NASA の画像、ビデオ、音声の素材を写真集、テキスト、一般展示やインターネットのウェブページといった教育もしくは情報の目的のために使うことが許されています。)
2005年7月26日 at 4:32 PM
外部燃料タンク切り離しの瞬間の動画が公開されました。
タンクから離れていくシャトルの姿が見れます。
http://www-pao.ksc.nasa.gov/kscpao/videos/metafiles/ksc_072605_rtf_etcam.ram
2005年7月26日 at 8:45 PM
NASA の画像などの非商用での利用については解釈は正しいと思います。実際に弊社で確認したことがあります。ま、商用で使いたかったんだけどね。
2005年7月27日 at 8:09 AM
初めまして。私は名古屋でインテリアの勉強をしています。
ある物件のインテリアコーディネートを手がけているのですが、現代の社会現象からコーディネートのコンセプトを導き出したいと思ってます。現代の日本はインターネット、携帯の普及そして使用者の低年齢化により、対人におけるコミュニケーション能力が低下していると言われています。
そこで私は疑問に思いました。なぜアメリカの方はあんなにコミュニケーションを取るのが上手いのか?実際にアメリカに旅行に行ったときにもとてもそれを感じました。
そして色々探していて、こちらのページに辿りつきました。
アメリカ人のライフスタイルや教育方法、週末の過ごし方など、現在アメリカに住んでいらっしゃる管理人様が感じたことを教えて頂けたらと思いまして書き込まさせて頂きました。
シャトル打ち上げとは関係なく、長文、駄文で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
2005年7月27日 at 8:50 PM
見事にシャトルとは関係ないですね(泣)…。
アメリカ人がコミュニケーション能力に長けているのは、人によって意見が違うぐらいいろいろ考えられるかと思います。
私が思うのは文化の違い。 先日も書きましたが、アピールして始めて認められるというマインドが積極的なコミュニケーションを生みだしているように思います。逆に、沈黙や謙虚さをよしとする日本人は「ここで、こんなこと言っていいのか?」とか、「まぁこれなら言わなくてもいいか」と飲みこんでしまうことが多いのではないでしょうか。この差は大きいと思います。
アメリカ人にしても、そういった文化は一朝一夕に身につくものではないので、アメリカの教育がそれを育てているのでしょう。 私自信アメリカの教育を受けたことはないですが、たとえ大学からでも数年間そういった環境に入っていた人は、自分とはちょっと違うなと思うことがよくあります。
私のように社会人になってからアメリカに来ると、逃げられそうなことは逃げちゃうのでだめですね。歳をとればとるほど相当強い意思が必要になりそうです。 英語の能力も同じようなことが言えそうです。
2005年7月28日 at 10:29 PM
ありがとうございます。
「アピールして始めて認められるというマインドが積極的なコミュニケーションを生みだしている」
すごく納得してしまいました。
今五人のグループを組んでコーディネートに取り組んでいまして、リーダーは私なのですが話し合いをしてても私を含めた三人しか話さず、他の二人はほとんど聞いてるだけの状態です。こういうところが日本人特有なものなのか、と感じています。
「積極的なコミュニケーション」を切口に、プランを考えていきたいと考えています。
とても参考になりました。ありがとうございました。
2005年8月9日 at 7:48 PM
シャトルに乗っていた野口さんってガクさんに似てません?