日本のキユーピーマヨネーズが売れている。欧米のマヨネーズと違い、「どんな料理にも使える」というのが受けているようで、米国アマゾンの場合、レビューはほとんど満点、海外の有名食品メーカーを抑え、マヨネーズ部門売り上げ1位となっている。
amazon.com でキューピーのマヨネーズが売れてるのだとか。 残念ながら現時点では amazon.com のマヨネーズランキング では7位になってしまっているが、この動きはほんとうれしい。
アメリカのマヨネーズ。ほんとスッカスカで味がない。J-CAST の記事ではキューピーの人の話として「アメリカのマヨネーズは全卵を使ってるので淡泊」と書かれているがまさにその通り。
アメリカのマヨネーズの使われ方の多くはサンドイッチじゃないかな。しかも、チューブから出して使うというよりビンなどからバターナイフとかでパンに塗りつけたり、マスタードとかと合わせて使われる。 感覚的にはマーガリンと同じような位置付けに思う。
あとはドレッシングやディップ、ソースなんかを作るのに混ぜて使われるけど、もうアメリカのマヨネーズの存在そのものが単体で使うというより、他のと混ぜるの前提になってる気がする。
そんなわけで、キューピーマヨネーズが提供する「これだけで味が増す、食べられる」というマヨネーズ像はアメリカ人にしてみると目から鱗なんじゃないかな。
これを機に浸透してくれるとうれしいけど、アメリカにはローファット(低脂肪)=健康という信仰があってキューピーのマヨネーズはメジャーになってきたらライバル会社から「このマヨネーズは高脂肪で高カロリーだ」と非難されそうだな…。
あと、アメリカに無い調味料と言えばブルドックソースとかの「ソース」。 たしかにソースの一番の活躍どころがトンカツやコロッケというアメリカではまだ一般的じゃない料理だけど、それ以外にもアメリカのマヨネーズのようにいろんなソースに混ぜて使えると思うんだけどなぁ。
そうそう、妻はハインツのデミグラスソースがないと言っていた。ハインツ、アメリカの会社なのに…。
2010年4月26日 at 9:36 AM
> あと、アメリカに無い調味料と言えばブルドックソースとかの「ソース」。
BBQソースが日本のソースに近い位置づけ。Mr. yoshida’s のソースはいい感じ。Costco かPW Marketsで見たような気がする。
2010年4月26日 at 12:18 PM
ハーフカロリーのマヨネーズはなかったんでしたっけ?QPのがSafewayで売られるようになったらうれしいですね。ウスターソースをぐぐってみたら、こちらで売ってるLea & Perrinsのソースはイギリスのものだったんですねー。ロールキャベツのソースを作るときに使ってます。
2010年4月26日 at 9:26 PM
cupertino さん、
え、BBQ ソースですか? すでに BBQ 用に特化してて私としては日本のソースとは別物ですねぇ。でも Yoshida’s ソースは私も好きです。Costco で買いました。
こっぺさん、
アメリカで売ってるかどうか記憶にないんですが、キューピーハーフがあれば批判はかわせるかもしれないですね。イギリスのでも ウスターソース売ってるんですねぇ。しかも Worcestershire sauce か。 あまり一般的じゃないとは思うけど、私もただ見落してただけかも。 Lee & Perrins 試してみよう。
2010年4月27日 at 12:08 AM
僕がいたころは、ニジヤで売ってた「ホテルマヨネーズ」を愛用してたのですが、もう売ってないんですかね?
帰るしばらく前から欠品が多かったような記憶もあります・・・
あと、かなり関係ないですが、Yoshida’sソースのお姉さんのお店が京都にあります 🙂
http://www.kyoto-freak.com/archives/50389262.html
2010年4月27日 at 3:36 AM
> アメリカにはローファット(低脂肪)=健康という信仰があって
まあ………これは分からなくはないですね。
日本人にとっても、油ものはダイエットの敵ですから。天麩羅とかとんかつとか、マヨネーズとかね。特に日本人は糖尿病が新しい国民病と言われるくらい、高カロリーは健康の敵なので、マヨネーズの「使いすぎ」は健康に良くはないです。
>キューピーのマヨネーズはメジャーになってきたらライバル会社から「このマヨネーズは高脂肪で高カロリーだ」と非難されそうだな…。
それは、「おまえがゆーな」って言われないのかな?f(^^;
日本だと「辛そうで辛くない少し辛いラー油」なんかがちょっとしたブームで、ふりかけや海苔の佃煮を継ぐ、ご飯にかけるおかずの新しい一分野を築きつつありますが、これなども「高脂肪で高カロリー」と批判されちゃいそうですね。なにせ主成分の一つがもろに油ですから。;-)
2010年4月27日 at 8:25 PM
Ryosuke さん、
「ホテルマヨネーズ」は知らなかったですねぇ。もう売ってないのかな。見つけたら今度試してみます。 それより、Yoshida’s は日系の誰かが作った、アメリカのみの商品だと思ってました。http://www.yoshidasauce.jp/ があったってのも驚きです。
AC さん、
アメリカのよくないのは加減ができない人に合わせなきゃいけないというところですかねぇ。 何かあると自分が悪いことは棚にあげすぐ訴訟やイチャモンつけてこられますから。
それはそうとラー油。Web でいろいろ見かけるので私も気になってるんですよねぇ。 以前探したときにはまだこっちの日系スーパーでは売ってなかったんだよなぁ。こちらも早く試したいところです。
2010年4月29日 at 7:23 AM
同感です。アメリカのマヨネーズのまずさにはびっくりします。
マヨネーズと言えば、一度フランスにいったときにサンドイッチに塗ってあったマヨネーズがおいしくてびっくりしました。
キューピーマヨネーズとブルドックソースは、2ヵ月に一回1時間半かけて最寄りのMitsuwaに買いに行っています。
2010年4月29日 at 9:32 PM
おー、面白い。サンドイッチ用でもフランスのはおいしいんですか。試してみたいですね。
マヨネーズは amazon.com でも買えるみたいだからそちらを使ってもいいかもしれないですね。 ブルドックソースは誰か広めてくれないかなぁ。
2010年5月8日 at 2:03 AM
元記事としてリンクするならこっちにしてほしいかな
http://shirouto.seesaa.net/article/146013387.html
2010年5月8日 at 1:38 PM
フォローアップありがとうございます。たしかにこちらのリンクが J-CAST ニュースの元ネタのようですね。