日本のマクドナルドのコーヒーがおいしくなったという話をよく聞くが、こちらアメリカの McDonald’s でもコーヒーの人気が上がってきている。
マクドナルドと言えば、以前 McCafe というカフェブランドを展開するも失敗していたが、今回は単純に店で売っているコーヒーの味を見直すというシンプルながらも効果的な戦略が効いているようだ。
加えてアメリカでの新しいチャレンジがアイスコーヒー (Iced Coffee)の販売。
実はアメリカではアイスコーヒーの知名度はとても低い。スタバが登場し、アイスラテなどで少しづつ浸透してきたが、それもまだここ10年ぐらいの話で、レストランでもアイスティーはあるけど、アイスコーヒーはまだ置いてないところが多かったりする。
そんな中、マクドナルドは堂々の Iced Coffee という名前での商品を投入、CMでもマクドナルドのアイスコーヒーを結構宣伝していて気になったので飲んでみた。
サイズの比較がないんだけど、これで 24oz (700mlぐらい)。 そして値段が $1.79 と結構オトク。 スタバのグランデアイスラテ (500ml ぐらい)が $2.60 ぐらいなので、値段、量ともにマクドナルドのほうがオトク感がある。
味のほうは、しっかりしたコーヒーの味にミルクの濃厚な味わいと混ざり結構いい味だしている。 シロップ分が少し甘すぎる感はあるが、しつこい甘さじゃないのが救いか。この値段でこの味は十分イケる。
何よりこのミルクの濃厚さというのはアメリカでは珍しい。 アメリカでは脂肪分を気にする人が多く、普通の牛乳でも3%ぐらいの乳脂肪分しかない(日本では少なくて 3.5 % じゃなかったかな?)。 おかげで、アメリカの牛乳は薄い(というかコクがない)のが特徴で、スタバのラテなんかは一味足りないと常々思っていた。
ところが、マクドナルドのアイスコーヒーはこのヘンがうまく調整されている気がする。 ただ、別の人のブログでは、マクドナルドのアイスコーヒー飲んだらむっちゃ腹こわしたというエントリを書いてる人もいたりと、それはちょっとヤバめな何かなのかもしれない(笑)。
まぁ、(おそらく)脂肪分もそこそこあって、甘いジャンキーな飲み物になっているのは事実だろうが、マクドナルドで売るのなら本格派コーヒーより今回のアイスコーヒーのほうがマクドナルドらしく、客も買いやすいんじゃないかな。
今回飲んだのはレギュラーというので一番ベーシックなものなんだけど、他にバニラとかヘーゼルナッツといったフレーバーもありなかなか面白そう。もうそろそろアイスコーヒーの季節じゃなくなってきてるけど、機会があれば別のも飲んでみたい。
と、いろいろ書いたけど、日本のマクドナルドのコーヒーを最近飲んだわけじゃないんで同じなのか、どっちがおいしいのかといったとこまではわからないんだよねぇ。もし、日本から出張でアメリカ来る人がいたら試しにマクドナルドでアイスコーヒー頼んでみて評価を聞かせてください。
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