Month: September 2003

シリコンの谷は、いま。

コンピューターといえば、シリコンバレーですよね。
いつごろからか、それは常識になってしまったようですが。
そこでいま何が起こっているのか、どんな場所なのか、
知ってるようで知らないと思いませんか。
雑誌や本で読むと、なんだか野心的で活気があって
ものすごい場所のように思えるんだけれど、
実際、どうなんでしょうか?
けっこう気になるITやら起業やらのメッカのことを、
そこに暮して仕事をしている人に聞いてみましょう。
2年半前に、本場シリコンバレーで仕事がしたくて、
日本から単身乗り込んだ、
ソフトウェアエンジニアの上田ガクさん、
よろしくお願いします。

なんと、友人の上田ガクさん。 こんなところで書いてたんですか。

シリコンバレーで働いてる日本人。 僕のまわりにはなぜか結構います。まぁ、英語のソフトを日本など他の国でも使えるように国際化をしてる部隊なので特殊な環境だけどね。

第3回の記事まで読んだんだけど、共感できるところは日本人のレベルは結構イケてるんじゃないかというところ。 シリコンバレーといえどエンジニアのレベルはピンキリ。 伝説的なハッカーもいれば一緒に仕事していても 「なんで、これがわからないんだよー」とか、「これぐらい自力でやれよー」と思う人もいる。 たとえ日本人でも、英語が苦手でもエンジニアとしてアメリカに来てバリバリやれる人は結構いると思う。 ただ、マネージャや経営者としては文化的な違いもあってズバぬけたスキルがないと難しいかな。 というのがこれまで働いてきた中での自分の感想だ。

日本人をはじめ外国人にとって障害になるのが就労ビザの取得。 先日転職した同僚の一人も、WindowsじゃないPCを作ってる会社に応募していいところまでいったけど、ビザが障害で雇ってもらえなかったと言っていた。 この辺をクリアする手なんて紹介してくれたりするのか楽しみです。 なーんてプレッシャーをかけちゃったりして…。 毎日書くの大変だと思うけどがんばって。


Do not call list に 5000万の電話番号が登録

The regulatory group said Wednesday that consumers have added more than 50 million phone numbers to the list, which bans unwanted telemarketer calls, in its first three months.
(管理グループは水曜日、最初の3ヶ月で5000万の電話番号が必要のないテレマーケティングを禁止するリストに登録されたと語った。)

以前、紹介したDo not call registry(電話かけてくるなリスト)にすでに、5000万の電話番号が登録されたらしい。 自分でも家の電話番号と携帯の電話番号を登録したのでこの数字が人数に直結しているわけではないが、結構な数字だ。登録数ではCaiforniaが多いが、登録世帯数では Florida, Idaho, New York, Ohio, Texas が多いというのは携帯とか流行ってそうなCaliforniaらしい傾向か。

テレマーケティングは人の行動を邪魔して電話をとらせるため、いつも「またかよー」と話を聞く以前に悪印象を持っていしまう。 個人的にはSpamメール以上に無駄だと思うのだが、テレマーケティング業界はこの数字を見てもまだ続けるつもりらしい。 この記事によると 5000のテレマーケティング会社がこのリストを購入し、規制に対応しつつも続けようとしている。 そんなにおいしい業界なんだろうか?

以前の自分の記事の訂正になるが、違反した場合、その電話を受けた人にお金がもらえることはなさそうだ。 そのかわり違反した会社に $11,000 の罰金が課せられる。

Do not call list はまもなく、10月1日から始まる。 ただし、今から登録した場合は3ヶ月後からになるので注意が必要だ。


Paul McCartney in Red Square

His music helped to open a closed society, but Paul McCartney never had the chance to perform in Russia … until this year. A&E Network presents the 2-hour world premiere
concert/documentary film A&E In Concert: Paul McCartney in Red Square, Thursday, September 18 at 9pm/8C.
彼の音楽は閉ざされた社会を開かれたものにするために貢献したが、Paul McCartney はこれまでロシアの地で演奏する機会がなかった…今年になるまで。 A&E Network は2時間のワールドプレミアとなるコンサート/ドキュメンタリ, A&E In Concert: Paul McCartney in Red Square (ポールマッカートニー in 赤の広場) を 9月18日 9時から放送する。

昨年、オレが3度も足を運んだPaul McCartneyのコンサート、ドキュメンタリが放送される。 しかも、明日。

コンサートとしては60歳の爺さんとは思えないぐらいパワフル(2時間30分、休みなし歌いっぱなし)、そして名曲揃いだったためコンサートだけを全編ノーカットで放送されるのを期待したいが、ドキュメンタリも含んでいるため、Back in the U.S. のDVDのようにコンサートを中心にインタビューが含まれるような形になりそうだ。

とは言え、これは見逃せないイベントなので、ここでも告知。

A&E はケーブルと契約している家庭の大半で見ることができるはず (地上波アンテナだけではダメ)。 見られない人は近所のケーブル契約者を急いで探せ!


阪神優勝をアメリカでは…

阪神優勝したらしいねぇ。 さすがに優勝そのものは話題にならないにしても、バカ騒ぎの話や経済効果といった話はちょこちょこ報道されている。

It has become a custom to jump into the river when sports teams, especially the Hanshin Tigers, perform well.
(スポーツチーム、特に阪神タイガースが調子いいと、川に飛びこむというのが慣習となった。)

ワシントンタイムズのこの記事は川に飛びこむのが当りまえかのように書いてある。 しかも、阪神だけとは書いてない。 ワールドカップのときも飛びこんだ人いたんだっけ? アメリカ人に腹切りに代わるヘンな日本人の習慣がインプットされる日も近いかもしれない。
CNNもこんな記事を…

Last time the Hanshin Tigers won the championship was in 1985, when Japan’s economic power was on the rise. Now many people believe that the Hanshin Tigers’ comeback is an omen for the comeback of Japan.
(前回、阪神タイガースが優勝したのが1985年。 日本の経済力が上昇していった時期だった。 今回も、多くの人々が阪神タイガースの復活は日本経済復興の予兆だと信じている)

うーん。 完全にCNNに茶化されている気が…。 一緒に掲載されてる写真が「阪神タイガースブラ」ってのもなんだかなぁ。 これでいいのかニッポン?

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新型 Segway とその先

Segwayはどこにでも行けるわけではない。約37キロのスクーターを抱えてオフィスビルの回転ドアを通ったり、階段を上がるのは大変だ。製造元の話では、もっと軽くてコンパクトなモデルが向こう数週間以内に登場するという。

実はこの前バンクーバーで初めて走っているのを見た。 感動だった。 少しづつだが浸透してきている Segway HT。 どうやらクリスマスシーズンに合わせて新型が登場するようだ。 値段は下がるのか?

ただ、発明者であるDean Kamen氏は、Segway を越えてもっと先を見ている。 この前、CBS の 60 Minutes II という番組での インタビューでは、Segway はとりあえず一通りのデモだけ。

あとは現在開発してる 水の濾過装置やStirling Engine(スターリングエンジン)のミニチュアモデルによるデモなどを紹介。 で、このスターリングエンジンに驚いた。 熱の移動を利用してピストン運動を実現するというのが原理なんだけど、 デモでは機械の上に氷を置き、その機械を手の平にのっけて手の熱と機械の上の氷の温度差で機械が動きだした。 これも Dean Kamen 氏の特許だそうだ。

www.stirlingengine.com ってのがあって、そこのFAQも読んだんだけど、未だに納得できない。 ほんとにこれで動くの? 熱を相手にしてることもあって、長時間運用できるかどうかが今後のポイントらしい。 今後に期待だ。


Van Exel 早速トレードか?

Van Exel’s inaccessibility has fueled speculation that either he has asked the Warriors to trade him or that he won’t report to training camp in early October.
(Van Exel と連絡がとれないことは、彼がWarriorsにトレードをして欲しいと願っているか、10月初旬のトレーニングキャンプに参加しないのではないかという憶測をうながしている。)

やっぱり、Van Exel は Warriors がお気に召していないらしい。 実際彼からは何も聞けていないようだが、代理人の給料つりあげの動きや、チームへのゆさぶりを考えるとVan Exel が決してトレードにポジティブではないことがわかる。 噂では New York Knicks が Charlie Ward と Kurt Thomas 2人と Van Exel のトレードをWarriors に申し込もうとしてるとか。

ただ、Warriorsは明らかにポイントガードを必要としているので、相当な見返りがないと Knicks とはトレードする意味がない。今のような用件でトレードしてもまわりから笑われるだけだ。 可能性があるとしたら、センターのEric Dampier をからめた、2つのトレードだろうか。 Warriors は別件で、彼もトレードの対象にして交渉を続けているらしい。 Eric Dampier と どこかのチームのガード、Van Exel と New York のセンター+α ぐらいのトレードなら…. いや、これでもまだつり合わないな…。 やっぱ、このトレードはWarriorsにとって、何の意味もない。 そもそも Dallas とトレードしたことが無意味になってしまう。

それに、Warriors としては最近、あまり経験のない若いポイントガードばかりだったので、Van Exel ぐらいのレベルのポイントガードを使ったコンビネーションがどれくらいうまくいくかを見極めて、今後どのような選手を獲得するか決めるべきだ。 個人的には年内のトレードはないと思っているがどうだろうか?


バンクーバー交通事情

バンクーバー編、最後にバンクーバーで感動するぐらい便利だった公共交通機関を紹介。

バンクーバーは ダウンタウンを移動するならレンタカーを借りる必要もないぐらい公共交通機関がうまく整備されている。

バスはほとんどが巡回で、数十もの路線が、10分間隔ぐらいで運行されている。 料金は1区間2カナダドルで1時間30分の間この値段で乗り放題だ。 ただし、バスに乗るときに払う場合はコインで、おつりのないようにしないと乗車拒否されてしまう(実際、お金崩してきて次のバスに乗れと言われた)。 8カナダドルで1日乗り放題というのもある。 また、一つのチケットで、バスだけでなくSkytrain(無人運転の電車)、SeaBus(水上バス)も乗りつぐことができる。


バンクーバーのバス停とバス

マーケティングの成果なのかダウンタウンのいくつかのバス停の近くにはセブンイレブンが。 しかも、アメリカではほとんどのセブンイレブンが暗くてちょっと怪しい感じなのに、カナダのセブンイレブンはとても明るく日本っぽい。 ホテルの近くにあったので何度も利用した。 そういえば、アメリカに住みはじめて初めて入ったかも。 バスの1日券はここでも手に入る。


カナダのセブンイレブン

アメリカは車社会と言われてることもあり、公共交通機関はどこも発達していないと思っていたが、考えを改めさせられた。 実はサンフランシスコも便利なんだろうか? (いつも、車で移動するのでわからない。) 今度日本から来た知人を案内するときには試してみよう。


バンクーバーでのビザスタンプ更新

昨日の続きでバンクーバーでのビザ手続きがどんなだったかをレポート。

その前にいちおう…

ここにある内容は2003年9月8日時点の話。 アメリカのビザ手続き方法は頻繁に変更されるので、この情報はあくまで参考程度に考えて、最新情報を自分で集めることをおすすめする。 ここに書いた通りやって失敗しても責任は負わない。

カナダ・メキシコのアメリカ大使館・領事館は申請者全員と面接をすることで処理を早くしている模様。実際面接官と話をするのはPrimaryの人だけだが、結婚していたら配偶者も、子供がいる場合は子供もすべて面接場所まで行くことが前提となっている。

カナダ・メキシコのアメリカ大使館・領事館はオンラインで面接が可能。予約サイトはhttp://www.nvars.com/で、予約時にクレジットカードによる$10(カナダドル)が必要になる。このお金は予約をキャンセルしても戻ってこない。

面接を行う日は各大使館・領事館によって異なり、予約の埋まり具合はお金を払う前に確認することが可能だ。 面接当日はどの大使館も予約時刻と実際の対応時刻がずれていくようなので、できるだけ早い時間の予約がおすすめ。

電話による予約も可能だけど、個人的に使っていないので詳細は不明。

予約が完了すると約1週間ほどでバンクーバー領事館から確認の手紙が送られてきた。この手紙が結構大事で面接当日にはもちろんのこと、カナダに入国するときにも提示を求められた。 また、面接に必要とされる書類のリストが書かれているのでそれをそろえておく。

今回うちがそろえた書類は

– 送られてきたレター
– DS-156/157
– Form 797A (BCIS の承認時に発行されるフォーム)
– Employee Verification Letter (会社が発行する雇用証明の書類)
– Marriage Certificate (結婚証明書、SFの日本領事館が発行したもの)
– BCISへの申請時に弁護士が準備した書類一式
– Pay Stub (給料明細、過去1月分)
– Tax Form (今年の納税書類)
– Annual Report (会社の年次報告書, うちの会社はWebサイトからダウンロードできた)
– 会社のIDカード (以前、入国審査のときに提示を求められたことがあったので)

このうち、上から Marriage Certificate までを面接当日に要求されたので提示した。

バンクーバーのアメリカ領事館(U.S. Consulte in Vancouver) はダウンタウンにある。バンクーバーは朝8:00から10:00までが面接時間なので、基本的に前泊が必要。 ダウンタウンにあるホテルならどこに泊まってもそんなに時間がかからず行けると思う。 今回泊まったイエールタウンの方にあったホテルからタクシーに乗っても$7(カナダドル)程度だった。

予約時間になると 1175 Pender Street の入り口へ向かう。でっかいビルの通用門のような入口で、東京の六本木のアメリカ大使館のようなものものしさはない(大使館でなく領事館なので)。 入口にはガードマンがいて予約時間より早すぎると追い返される。 うちは30分以上前ではダメだったけど、15分前なら入れてもらえた。

中に入って、階段を登り2階に向かう。 空港にあるような金属探知機のゲートをくぐった後、キャッシャーで申請費用(1人US$100)を現金で払い、受付番号をもらう。 その後待合室でしばらく待つことになる。 レターによると基本的にコンピュータや携帯電話を含む電子機器は持ち込み禁止(実際は許してもらってた人もいたけど…)と書いてあるので、余計なトラブルを避けるためにもこういったたぐいのものはホテルに置いていった方がいいだろう。

自分の受付番号が電光掲示板で表示されると20階へと案内される。9時の予約で8時45分に入ったうちが電光掲示板で呼ばれたのが10時。

20階の入り口でパスポートとDS-156/157, Form 797A を係員が集め、再び金属探知機によるセキュリティチェック。その後面接窓口の前で番号を呼ばれるまでまた待つ。 面接は合計2回。

集められたパスポート, DS-156/157 をもとに、いくつかの質問を受け、追加の書類(Employee Verification Letter と Marriage Certificate)の提出に1度。

別の係員による最終面接に1度。 面接は入国審査のようなカウンター越しに行い、内容も入国審査と同じようなものだった (仕事は何をやってるの? 最終学歴は? という感じ)。 2回とも1,2分ぐらいの簡単なやりとりだが、待ってる時間が長く全て完了するまでに結局1時間ほどかかった。

最終面接が終わるとパスポートの引き換え券をもらえて、当日の午後3時に下のフロアにくるように言われる。

全員が3時にパスポート受けとりのため、3時前には結構長い列ができていたが、パスポートの受けとりだけなので3時20分ぐらいには並んでいた人全員が処理された。 引き換えは家族の場合代表者1名だけが入館を許される。 また、引き換え券さえ持っていれば他人でも受けとることができる。 これなら、3時前に並ぶのでなく3時15分ごろ来ても十分かもしれない。

結果として、今回バンクーバー領事館は1日でビザスタンプを発行してくれた。慣れないことでいろいろと大変だったがこの処理の速さは何ものにも代えがたい。 やって良かったと思っている。


アメリカのビザ

観光やちょっとした出張には必要ないが、アメリカの会社に雇ってもらうにはビザが必要。

こいつに関する手続きがいつも面倒で、みんな苦しんでいる。今回少し特別な経験したので、その状況を紹介。

ビザに関する手続きは大きく分けて3段階に分かれる。

1. 労働許可証の申請
  自分が働くことで、アメリカ人が被害を被らないことを証明しないといけない。 自分の場合は英語のソフトウェアを日本語をはじめとした多言語化をするというアメリカ人ではできない特殊能力を提供するということが理由になる。この申請が約1~2週間。

2. BCIS (移民局)への申請
  移民局へビザを申請する。移民局は申請されたビザのタイプを申請者にほんとうに発行していいのかを判断する。 自分の場合はH-1Bという短期就労ビザというタイプで、シリコンバレーで働いている外国人エンジニアは大半がこのタイプになる(駐在員の人は除く)。このビザは最大6年有効だが、3年おきに更新手続きをしなければいけない。今回オレがやったのがこの更新手続き。更新なのに手続きにはなんと6~8ヶ月かかる。$1000払うと2週間で処理するというサービスもあるが、ふざけんなって感じ。この特急サービスを優先するおかげで通常のサービスが遅れているらしい。 今回、2002年11月に申請して、許可がおりたのは2003年6月。実は2003年4月で今のビザは切れていたのだけど、申請中は切れていても合法的にアメリカに滞在できる。

3. アメリカ大使館・領事館による承認
  上の2つの手続きが完了したあと、全ての書類を再評価し、自分のパスポートにビザスタンプをもらう(というが、実際はシールを貼ってもらう)のが最後のステップとして必要になる。これがやっかいなところで、手続きにどれだけ時間かかるかわからない。

  通常は、日本に一時帰国したついでに、東京のアメリカ大使館か大阪のアメリカ領事館で手続きをおこなうのだが、6月末に帰った同僚は手続き待ちで2ヶ月近くかかったし、ワシントンDCに郵送するのも、2,3ヶ月ほどパスポートを手放すため、何かあってもアメリカを離れられないという不安がある。しかも、書類一枚忘れるともう一度出しなおしで、2,3ヶ月待つらしい。
  
そこで、今回うちが情報を仕入れて決めたのが日本、アメリカ以外の第三国で申請し取得するという方法。

しかも情報ではカナダ(バンクーバー)は申請した当日に結果がわかるという話も。ただ、この申請でうまくいかなかった場合はアメリカに戻ることができないというリスクもあった。 そんなわけで、仕事が一段落ついた今、バンクーバー申請にトライしてみた。長くなってきたので具体的な話や結果はまた明日。


へぇー (カーネルサンダースの本名はカーネルではない)

Kentucky Fried Chicken founder Colonel Harland David Sanders was born on this day (1890-1980) in Henryville, Indiana and began cooking for his family at age six after his father died and his mother went to work.
(ケンタッキーフライドチキンの創始者カーネル ハーランド デービッド サンダースは1890年のこの日にインディアナ州 ヘンリービルに生まれ、父の死後、母が働きに出た 6歳のときに料理を始めた)
“In recognition of his contributions to the state’s cuisine,” Governor Ruby Laffoon made him a Kentucky Colonel, the state’s highest honorary title.
(州の料理への貢献をたたえ、当時の知事 Ruby Laffoon は彼を州で一番名誉ある地位 “Kentucky Colonel” に任命した)

日本ではトリビアの泉なんてトリビア番組が人気なそうで、 うちでも友人にビデオを借りて見て「へぇー」なんて言ってました。 出演者のリアクションはちょっと大袈裟すぎ…。

見たなかで、「カーネルサンダースは度付きのめがねを付けている」ってのがあったけど、オレがこっちへ来て知ったカーネルサンダースがらみのトリビアが

「カーネルサンダースはほんとは カーネル という名じゃない」

ってやつ。 もう出た?

本名は Harland David Sanders (ハーランド デイビッド サンダース)。 もともとColonel(カーネル)ってのは大佐って意味で軍隊の地位を示すことば。 しかし、カーネルサンダースは軍隊でとくに大佐になったという話はないのでこの意味でもない。

でもって、引用した記述にあるように Kentucky Colonel (日本でいえば、何とか大使 に近いものだろうか) という肩書をもらったことから Colonel が定着したらしい。 それでもって、今日9/9はカーネルサンダースの誕生日らしい。

トリビアの泉のWeb Siteで応募できたのでしてみました。 連絡先には名前と電話番号しか書くところがなかったのだが、採用されると電話がかかってくるのか? お金はどうやって送られてくるんだ?