Month: April 2003

Warrior 逮捕される

Golden State Warriors forward Jason Richardson was arrested following what police said was a fight with his ex-girlfriend at her home. (Golden State Warriors のフォワード Jason Richardson が警察によると、元ガールフレンドとけんかしたため逮捕された。)

シーズンオフに驚きのニュース。

けんかした元ガールレンドの通報により捕まったらしいけど傷害容疑ということなのだろうか。 警察も事実を調査中とのこと。

Jason Richardson は2年連続でNBA All Start のダンクコンテストで優勝するなど将来有望な2年目の選手。 ただ、シーズン中とってもムラのあるプレイが多かったため、主役の座を Gilbert Arenas にもっていかれた感じで影が薄くなっていた。あの腑抜けたプレイは女のせいだったのか?


iTunes Music Store 発表

Preview any song for free, when you find a song you want, buy it for just 99c. (どんな曲でも試聴可能。欲しい曲が見つかったら1曲 99セントで買えます。)

というわけで、 「あなたの耳で聴く音楽の如き発表」 は予想通り音楽購入サービスだった。

うちの iMac で体験してみたけど、こいつはすごい。 実際の店のように目的のCD求めて歩きまわる必要がなく、全曲の試聴が自然な流れででき、1曲単位で購入できるところは amazon.com 以上。 ただ、手に入れた曲データがどこまで使えるかがまだ不明なため購入はしてない。 うちでは Mac だけでも いいが、会社ではWindowsマシンを使ってるし、聴く時間は会社のほうが圧倒的に多い。 この辺で制限があるとイヤなんだよなぁ。

話しは変わって、この発表を聞いた人は「どんな曲が買えるんだろう」と思っているに違いない。 しかし、Mac OS X with iTunes 4 以外のシステムからサービスにアクセスしようとすると拒否されてしまう。

Appleも売ってる曲のラインアップぐらいは全ユーザに見えるようにすれば「これなら Mac もいいかも」と思えるようなきっかけになるだろうに。


えいご漬け

EigoDuke.gif
何気に見てた amazon.co.jp で現在ソフトウェア1位と書いてあったのが、「えいご漬け」 (Amazon.co.jp)という製品。
ネーミングのインパクトもあって見てみた。 体験版もあったので使ってみた。
サイコー!

使ってみて3分でファンになった。

このソフトは英単語を覚えるためのソフトなんだけど、発音された声を聞いてその単語をタイプすることで覚えていくようになっている。 ちょうどタイピング練習ソフトのような感覚でいつのまにかのめりこんでしまう。 学生時代は単語を覚えるのに裏紙などに、何度も何度も単語を書きなぐって憶えていた自分としては、何度でも発音してくれれて、何度でもタイプできる方法はとってもあってる。

別に昔からアメリカに住んでいるわけではないので、知らない単語なんていっぱいあるし、ある程度生活に慣れてしまうと知ってる範囲の単語でカバーしようとするので、なかなか新しい単語を覚えない。 なので、こういったお手軽な単語学習ソフトというのはうれしい。

もう一つ。体験版を使っていて気にいった機能がある。 それは、学習した単語を使った例文もおなじ感じで覚えることができる機能だ。

というのも、きっと、こちらに来てから身についたテクニックだと思うんだけど、英語の会話をしていても、主語や述語といった意味的に重要な部分を中心に雰囲気をとらえるため、話についていくことはできるが、一字一句理解しているわけじゃないと感じていたからだった。 ヒアリングをして、あらためてそれを全部単語にして書くといかに自分がちゃんと聞きとれていないか痛感する。

というわけで、オンラインでダウンロード版の購入もできるのでさっそく買ってしまった。

やるぞー。


電ピタ 使ってみました

スゴいよ、「電ピタ」!
 さて、もうひとつバッテリーの寿命が延びるという魔法のシール、それが「電ピタ」だ。携帯電話のバッテリー部分に貼り付けるとバッテリーが長持ちするというものだ。さっそく電池パックを外して取り付けてみると……。

上の記事を見て以来気になっていた「電ピタ」。

日本に行った友人に頼んで買ってきてもらいました。

これがその電ピタ。パッケージからとりだしたところ。 ただのペラペラな紙です。 パッケージがZDNet の記事から変わっているけど、気にしない。気にしない。

Denpita1.jpg

でもって、これをこんな感じでケータイの電池に向かいあうように貼りつける。

これで電池の持ちが違うらしい。パッケージに書いてあるグラフによると….

マジかい? って思わず信じたくなるほど劇的に変化している。
で、うちのケータイ(2年ほど使用している)に貼りつけた効果は….

Denpita.gif

変わってないじゃん。

むしろ悪くなってる。

通常使用での計測だったので電話がかかってきた度合に応じて電池使用量は変わってくるとは思うけど、これじゃあパッケージのような効果は信用できない。そりゃそうだよな。こんな紙ぺらで….。夢をみたオレがバカだったさ。

よくよく考えてみると、記事にあるような、

なぜなら、電ピタを貼る前はほとんど充電されていなかったはずのバッテリーが、貼ったあとにはフル充電の表示に変わり、それがずっと続いたのだ。

といった状況は、電ピタを装着するためにしばらく電池を抜いておけば、微量だが電力が回復することとかよくある話じゃないか。
でも最後に気になる記述が…

夕方3時頃に電ピタを貼ったのに、2日後の昼までその状態は続いていた。その間、何度か通話やiモード閲覧、iショットのやりとりをしたにもかかわらず、この持続力!< 中略> 電ピタを貼る前にナノカーボンを塗っていたのも効果があったのか──謎は深まるばかりだ。

なんと、ナノカーボンも塗っていたのか。 この違いか? 謎は深まるばかりだ。


「あなたの耳で聴く音楽の如き発表」

招待状には、「あなたの耳で聴く音楽の如き発表」と書かれている。

何か変な日本語だなぁと思ってオリジナルの文章を見てみた。

The invitation says that Apple will have “announcements that will be music to your ears.”

オレが訳すなら

「招待状には アップルが “あなたの耳が心地よくなる発表” をすると書いてある。」

って感じになると思う(まだこなれてない気もするが…)。 music to one’s ears は “耳にとても快いもの” とあるし(英辞郎より)。
とにかく、きっと音楽関係の何かが便利になる発表なんだろう。 と思って記事の続きを読んでもらえばわかりやすくなると思う。

ここからは根拠の無い予測。

まず、iPod の改良版は確実だろう。

それに、音楽を購入してダウンロードする機能が追加されるのか? このあおり方からするときっとそうだろう。

ただ噂されてる Universal Music 買収はリスク高くて無いと思う。あまりにもこれまでと違う業種すぎるし。 せいぜいそのダウンロードサービスを独占提携するぐらいだと思う。

何はともあれ、4月28日が楽しみだ。


クレジットカードが変わった

もうしばらく前のことなんだけど、クレジットカードがいきなり変わった。

今まで、Chase Bank が発行している Shell カード (日本にもあるガソリン会社のヤツ)というクレジットカードを使っていたんだけど Chase Bank と Shell との提携が切れたので、変更するからという連絡の手紙がいきなり届き新しいカードが送られてきた。番号は変わっていないのでメンドウでは無いんだけど、何だかなぁって感じ。

ちょうどいい機会なんで、今日はアメリカに住みはじめてとまどうクレジットカードを作る話でもしようかと思う。

クレジットカードはアメリカでは借金として考えられている。日本と違って申し込み時に銀行口座を教える必要も無く、支払いも毎月何日に銀行口座引き落としなんてことは普通できない。 そのため、貸すほうは踏みたおされないように厳しい審査をし、通った場合のみクレジットカードが発行される。

審査でいちばん重要視されることは、日本のように定職についてるかじゃなく、これまでの借金歴。  正確にはクレジットヒストリと呼ばれるので信用歴なのだが、ほとんどローンや借金の記録となっている。

この借金歴は信用ある会社(例えば Equifax, Experian, Fico (Fair Isaac)といった会社が大手) が国民背番号である Social Security Number (通称 SSN) を使って全米の人の借金情報を管理して、これまでの統計からクレジットスコアというもので数値化している。

この数値をもとに発行会社がこの人にクレジットカードを作ってもよい(=お金を貸してもよい)かを判断するわけ。

そうなると困っちゃうのが最初にカード作るとき。
ヒストリなんて無いからクレジットスコアも出ないし、そんな人にクレジットカードなんて発行してくれるところなんてまずありえない。 卵が先かニワトリが先かという状態。

そこでどうするかがまずアメリカに来た外国人が最初に悩むところ。 まわりを見ていると3パターンぐらいあった。

  1. 日本人をターゲットにしたカードに応募する。(日本の履歴を見てくれて緩めの審査をしてくれる) 例えば、Premio カード
  2. 勤めている会社と提携している銀行などのカードに応募する (コーポレートカードじゃなくて福利厚生の一貫として提携してる会社。コーポレートカードを持っていても個人のクレジットヒストリは蓄積されないので注意)
  3. Deposit Card (Secure Card) を作る。 あらかじめ、クレジットカードの限度額分のお金を発行元に預けてクレジットカードを作る。もし、借金が返せなかった場合でも発行会社は預けたお金を支払いにあてるので踏みたおされる心配が無い。

オレは3. のセキュアカードを 1年ほど使ったあと、 今持っている Shell カードに応募して審査が通りました。(半年の時点でトライしたときは「まだヒストリが足りない」という理由で却下された。)

未確認情報では日本で Amex (American Express) のカードを持っていた人は日本での実績も考慮してくれて発行してくれるって話も聞いたことがある。

とまぁ、アメリカでクレジットカードを作ることは大変。その分、ゴールドカードやプラチナカードというものはカードの見た目以上に、この人は信頼があるのよーというステータスとして意味が高くなっている。


シーズン終了

昨日の試合でNBAのレギュラーシーズン終了。

Michael Jordan のいる Washignton Wizards もプレイオフに出られなかったため、昨日の試合が彼の選手生活最後の試合。そのためか Michael Jordan のニュースがいたるところで流れていました。

さて、我らが Warriors。

結局プレイオフ出場を逃してからそのままずるずると 4連敗。ラスト9試合中 7試合に負けるというひどい状態。

プレイオフがかかっているかどうかでこんなに集中力が違うのか、と思うような変わりっぷりでした。ってことは、今年の活躍はカントクが選手をうまくやる気にさせただけってことなのか?

そんなことを危惧した記者もいるようで、こんな記事が…。

Tonight, the Warriors play the last game of their surprising season. That means the long summer lies ahead.
And that means the Warriors need to be careful.
Of overconfidence.
(今夜、Warriors は驚きのシーズンの最終戦をむかえる。いいかえれば、長い夏が来るということだ、そして、このことは Warriors にとって、
過信
に気をつけなきゃいけないということだ。)

がんばったとは言えるけど、所詮 Western Conference で下から4位。プレイオフにも出られなかったし、まだまだやることはいっぱいあるぞ。ってな内容が続きます。

昨年 LA Clippers は 38か39勝したのに 今年は 27勝で Warriors に代わってPacific Division最下位だった。こんなことにはならないで欲しい。

そうそう。プレイオフは今週の土曜日から始まります。

実は、Warriors は 9年間プレイオフに出場してなくて、これはNBA記録を更新中らしい…。


Warriors プレイオフ進出ならず

Five minutes, 35 seconds were remaining in the fourth quarter and the Warriors were down eight points to the Phoenix Suns in a game Golden State had to win to keep its fading playoff hopes alive. Point guard Gilbert Arenas looked over the press row and said: “We’re going to win. Write it down.”
(第4クオーター残り 5分35秒、Warriors が勝たないとプレイオフ出場の望みが消えてしまうこの試合で、Phoenix Suns に 8点差 で負けていた。ポイントガードの Gilbert Arenas は記者席の方を見渡し、
“オレたちは勝つ。そう書いとけ”
と言った。)

4/11 の金曜日、 Western Conference 8位の Phoenix Suns と、11位の Golden State Warriors の直接対決。これに勝たないとプレイオフ出場は無いため、Warriors の選手たちは気合いが入っていた。

そんな気合いの一つがGilbert Arenasの上の発言。

残念ながら、この発言のあと 7点連続で相手に点をとられ15点差、これで試合が決定してしまった。

試合としても、早めにプレッシャーをかけてボールを回せなくした Phoenix のディフェンスの勝利。Warriors はゾーンディフェンスで対抗するもPhoenix はそれを見越して、インサイドをおとりに使い、最後は3Point へ繋げるというオフェンスでうまくかわしていた。相手の攻撃を止められなくて焦る Warriors は攻撃も雑になってますます点が入らず、今年の悪いパターンにはまっていた感じ。

これでプレイオフ進出は無くなってしまったが、思いだして欲しい。NBA.com (日本語版)の評価は

プレイオフを逃す可能性:
限りなく高い

だったことを。

それが全82試合中79試合目まで、「もしかしたら出られるかも」という期待を持たせてくれたんだ。いいシーズンだったじゃないか。ありがとうWarriors。再契約と補強をがんばろう。そしてディフェンスの練習も。


プリペイド電話の現状

携帯電話は支払い方法によって大きく2つに分けられる。毎月基本料金と使った分の通話料を支払う「ポストペイド携帯電話」と、使う分だけを先に支払う「プリペイド携帯電話」だ。

最新のプリペイドケータイ事情の記事。こんなにいろいろな種類のサービスがあるのねー。メールとかの機能比較に中心がいってるようだけど、プリペイドケータイに手を出してる人が知りたいのはどれが一番 “オトク” かじゃないだろうか。

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主役はどっち?

「われわれの考え方は、PCやMacはデジタルメディアの保存/整理/管理/保護には最適かもしれないが、リビングルームはそれを楽しむための場所だということだ」とTiVo Service上級副社長でジェネラルマネジャーのBrodie Keast氏。

うちでも使っている TiVo が Home Media Option というサービスを今週から開始した。これは、TiVo にネットワーク機能を追加することで、いろいろなサービスを提供するというもの、例えば、TV番組表のダウンロードがインターネット経由でできたり、PC/Mac に保存されてる mp3 や 画像データ をネットワーク越しにテレビで再生できるようになったりする。

さっそく試してみたら、TVの大画面で楽しむ画像データは予想以上にキレイにみえるし、mp3 はTVに繋っているアンプを介せば大きなスピーカで聞けてこれまで以上の楽しみかたができる。特に mp3 の機能はいい。

けど、こういった機能は上の記事にあるようにPCの存在をおびやかすものでは無いと思う。TiVo は内部で Linux が走っているが、家電と呼んでもいいぐらいその存在が隠されている。(=機能が限定されている)

Apple Computer は Digital Hub 構想として、1年以上前から Mac をデジタルコンテンツを加工、管理するためのシステムとして位置付け、それを実現するためのソフトを提供してきた。TiVo はそれにのっかった感じで、コメントにもあるように「リビングルームはそれを楽しむ場所」を実現してるのではないだろうか。

Media Center PC がどういったことを考えているか知らないが、再生を中心にしたシステム(TiVoのような家電)と、保存を含め管理、加工するシステム(PC/Mac)として分けて考えることで問題は解決するのではないだろうか。 テレビを細かな操作に使おうとして失敗してきたシステムはこれまでいっぱいあった。個人的には MS の考えより Apple のアプローチの方が全然いいと思う。