Rock, paper, scissors championship quest is serious – and fun | www.azstarnet.com ョ
the USARPS league that teamed up with a major beer sponsor. This weekend, the league will be host to its first national championship in Las Vegas. In a setup fashioned after boxing, competitors from across the country will advance from ring to ring until the champion is crowned.
They’ll all aim for that big prize. A check for $50,000. No joke.

(USARPS リーグは大手ビール会社と組んだ。 今週末、リーグは初の全米チャンピオンシップをラスベガスで開催する。 ボクシングと同じように、全米からの挑戦者は勝者が王冠を手にするまで、リングを渡り戦い続ける。
彼らの狙いは大きな賞金。 $50,000の小切手だ。 冗談ではない)

昨日の朝のTVニュースで見た面白ニュース。(記事は Google News で見つけたアリゾナの新聞から)

この前の週末、ラスベガスで全米ジャンケン大会が開かれた。しかも、賞金はなんと $50,000 (約600万円) 。 ちなみにスポンサーについた ビール会社は Bud Light (バドワイザー) 。

この大会を主催したのが USARPS という団体。 なんだかすごそうだけど、ジャンケンの英語は Rock Paper Scissors。 USARPS は USA Rock Paper Scissors の頭文字というわけ。 Rock(岩) がグー、 Paper(紙) がパー、 Scissors(ハサミ) がチョキです。
さて、USARPSのサイトには公式ルールが書いてあってこれが面白い。

一部を抜きだして書くと…

ルール1. すべてのトーナメントは宣誓から始まる
“ジャンケンは誰のモノでもなく、有史以前に作られたものと理解し、対戦相手を尊重、尊敬すると同時に、自分の前のジャンケンプレーヤーに敬意を示す。 私はルールと規則を理解し、…(以下略)”

ルール2.
グー(Rock)はチョキ(Scissors)より強く、チョキはパーより強く、パーはグーより強い。

ルール3.
拳を握ることで “Pump” を作り、約6-10インチ (15cm – 25cm)の高さに3回上げる。 これは対戦相手と同じタイミングで行わなければならない。 相手と同期をとるために “RO-SHAM-BO” (ローシャム-ボー) と声をかけてもよい。

ルール4.
“Shoot” は実際の手を出すときである。 3回の pump の後に出される。 プレーヤーは “RO-SHAM-BO” と言ったあとに “SHOOT” (シュート) と言ってもいいし、言わなくてもいい。 “Shoot” は相手と同時に行わなければならない。

ルール5.
それぞれのジャンケンの手を “engagement” とする。 “engagement” で先に2勝することを “bout” といい、”bout” で先に2つ勝つと “match” になる。

最初に宣誓文が書いてあるところなんかいかにもアメリカっぽくて面白い。

そして、ジャンケンするタイミングが日本なら “ジャン(1)・ケン(2)・ポン(3)” の 3 のタイミングで手をだすけど、アメリカは “ロー(1)・シャム(2)・ボー(3)・シュート(4)” の 4のタイミングで手をだす。 今までアメリカ人とジャンケンしたことなかったけど、することになったら1テンポ遅く出すようにしないと。

そうそう。 ローシャムボーのときは片手を広げて、その上でグー(“pump”)した手を上下させるのが决まりらしい。 (引用したアリゾナの新聞記事にアメリカのジャンケンの構えをしている写真が出ている)

とにかく、ジャンケン勝ちあがって $50,000 って賞金はスゴイ。 ジャンケン大会と聞くとウルトラクイズの成田ジャンケンを思いだす(古いな….)けど白熱しそう。 きっと今後数年でもっと話題になるに違いない。