Warriors 2004-05 シーズン終了

昨日でNBAの2004-05年のレギュラーシーズンが終了した。

Warriors は 34勝48敗 という結果に終わり、残念ながら11年連続でプレイオフに進出できなかった。 Warriors (なんと)8連勝中!のエントリで書いた LA の2チームとの差は結局 Lakers が34勝48敗で同率、しかしホームゲームの勝ち数の差(たしか..)で、順位としては LA Lakers が上という記録になってしまった。

Warriorsの2004-05シーズンを振り返るにあたってまず触れなければいけないのは Baron Davis (バロン デイビス) を獲得したことだろう。 獲得したときのエントリ では機能するか疑問視していたが完全に間違いだった。

Baron Davis が加入する前のシーズン前半は、決定力不足に悩まされていた。
相手のディフェンスを崩せず、無理にシュートにいって入らない。 入らないので焦ってシュートを打つ。 シュートが入らないのでますます焦るという悪循環にハマり、落とした試合も何試合かあった。 各選手がこの状態を変えなければと気合いだけが空回りしていたともいえるだろう。

その状況は Baron Davis の加入により一気に変わる。 彼のスピードはこれまで以上に相手ディフェンスを攪乱し、まわりの状況を把握し出される華麗なパスは Warriors の隠れていた力を引き出し、ロング(3ポイント)、ミドル、そしてペネトレイトによるインサイド、と どこからでも决められるシュート能力はWarriorsの攻撃にさらなる幅をもたらした。1人の選手がここまでチームを変えられるものなのかと驚かされたものだ。 1人に依存しすぎると、怪我でいなくなった時に影響がでてしまう。 今オフの補強のポイントの一つは Davis 抜きでも機能する選手層を作ることだろう。

個人的には、昨シーズン以上に今後に期待できそうな控え層の充実を見逃せない。
今シーズン始まる前のサマーリーグで骨折したため、オフのトレーニングがあまりできなかった Mickael Pietrus (ミカエル ピトルス)は、後半になるにつれ豪快なインサイドのプレイとシュートセレクションが良くなっていき重要な攻撃力となった。 大きな体ながらも基本に忠実なプレイと、ロングレンジのシュートのうまさが光る Zarko Cabarkapa(ザーコ チャバーカパ)、 そして19歳だが、6フィート11インチの身長と、アグレッシブなプレイで控えセンターの地位をものにしつつある Andris Biedrins (アンドリス ビードリンス)のシーズン中の成長もすごかった。 彼らがこのオフでどれだけ成長してくるか楽しみだ。

Warriors は現在12人いる登録選手のうち、11人と契約が残っている。 まだシーズンが終わったばかりだが、このいい状態で来シーズンに突入できるかと思うとワクワクしてくる。 とりあえずお疲れさま。 来シーズンこそはプレイオフ出場だ!


1 Comment

  1. NBAプレイオフ開幕!

    NBAの2004-2005レギュラーシーズン(82試合)が、4月20日、終了した。 23日からは、プレイオフが始まる。 EasternとWestern、それぞれのConference(各15チーム)から、 レギュラーシーズンの成績上位8チームずつ、プレイオフに進出する。 プレイオフ1回戦の対戦相手は…

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