田臥勇太 Phoenix Suns と契約

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NBA挑戦を続けていた田臥勇太(23)がフェニックス・サンズとの契約に合意した。NBAの日本法人「NBA Japan」が6日、明らかにした。
近日中に渡米して練習に合流、10月末の開幕に登録される12人の最終メンバー入りを目指す。昨年のナゲッツに続く2度目の挑戦で、7日に田臥が記者会見して正式発表する。

アメリカの夜のうちに日本ではニュースが流れ、大騒ぎになっていて驚いた。

Phoenix Suns はこれまでの選手層を見て田臥が入る余地はないと思っていただけに、うれしい誤算だった。 日本人初のNBAプレーヤという内容からどうしてもメディアは大袈裟に伝えがちなので、チームからの発表を待ちたいところだが、アメリカは本日 Labor Day という祝日。 チームからの発表は明日以降になりそうなので、とりあえず第一報ということで紹介。

テレビやWebサイトの記事を見ると、もう Phoenix Suns 入りが決まってNBAプレーヤになったような形で書いているところもあるが、本当にそう言えるかどうかは10月からのキャンプが終わって、開幕時の登録選手(ロスター)に残るまではわからない。 基本的には昨年の Denver Nuggets との契約と同じで、途中で解雇(waive)される可能性もある。

しかし、キャンプ前の契約にしては少し早いこの時期の契約、asahi.com の記事には複数年契約ということも書いてあったことから、チームはとりあえず様子を見るために契約しようという形ではなく、本格的に彼の起用を考えながら契約した可能性が高い。 この場合、先発PG Steve Nash (スティーブ ナッシュ) のバックアップとしてタイプの違う Leandro Barbosa (レアンドロ バルボサ) と田臥を用意して、試合展開によって使い分けようという考えではないだろうか。 この選手層ではプレイ時間はそんなにもらえないかもしれないが、世界中の人が注目するNBAの公式記録に残り、人々の記憶にも残る機会を得られたことは大きな一歩だろう。

また、キャンプ時期ではないこの時期に契約したことから、他のチームからもオファーを受けている可能性が高い。もし、Phoenix Suns で開幕ロスターに残れなくても、他のチームと契約できることも考えられる。 個人的にまだまだ安心はできないが、どこかのチームで開幕ロスターに残る可能性は昨年以上に高いと思っている。


3 Comments

  1. 田臥勇太 Phoenix Suns と契約

    アメリカでがんばりましょう:田臥勇太 Phoenix Suns と契約より まだ確定はしていないのですが、田臥勇太選手がついにNBA入りしそうです。去年よりはずっと格上の複数年契約とのことで、開幕ロースター入りも十分に期待できる契約だと思います。ここは期待感も込めて「・..

  2. 田臥勇太の契約が公式サイトでも発表される

    Labor Day の祝日も終わり、Suns の公式ページでも 田臥と契約したというアナウンスが発表された。 チームはやはり彼の小柄だけど、アップテンポなリズムの攻撃、ハッスルプレイを期待しているようだ。 これは田臥が記者会見で話していた自分の持ち味と同じこともあり、自…

  3. NBAへの挑戦

      米プロバスケットボール、NBAのフェニックス・サンズ入りが決まった田臥勇太(23)が7日、東京都内で記者会見を行い、「契約できたことに満足せず、これからが勝負だと思っている」と決意を語った。  昨年はデンバー・ナゲッツと練習生的な契約を結びながら、・..

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