先月の Draft Lottery からおよそ1ヶ月。

ドラフトの本番の日がやってきました。 Draft Lottery のときに書いたように、NBAのドラフトは競合抽選はなし。 Draft Lottery で決められた順番に各チームがドラフトリストに載っている選手を選んでいきます。 そのため、ドラフト10位といっても、10番目のチームにとっては1位指名の選手なわけです。 そのため、各チームの1位指名にあたる選手のことを First-round picks (ファーストラウンドピック: 1巡目の選択)、全体で1位の選手のことを No. ◯ overall picks (全体 ◯位) と呼んでいます。 この辺が日本のプロ野球のドラフトとは違うので注意が必要です。

今年の注目は超高校生ルーキーの呼び声も高い LeBron James (ルブロン ジェームズ)。 予想通りドラフト1位で選ばれました。

NBAドラフトが26日(日本時間27日)、米ニューヨークで行われ、「ジョーダンの再来」と称されるレブロン・ジェームズ(18=セントビンセント・セントメアリー高)が全体1位でキャバリアーズに指名された。

バスケはアメフト程ではないにしろ体のぶつかりあいが多いため、体が鍛えきれていない高校生には不利と言われるなか、今日のテレビ中継でも”体はNBAクラス”と言われるほどの鍛えられているらしい。 まだ試合をしてるところを見たことないので何とも言えないがおもしろそうだ。
彼に関するもう一つのトピックが上の記事の後半に書いてある

スポーツ用品メーカーのナイキと7年9000万ドル(約108億円)という前代未聞の超大型契約を結んだことでも注目されてい

という内容。

先日、結ばれたコービーブライアントとの契約が 5年4000万 – 4500万ドル 1年あたり (900万ドル)。 既に実績のある、誰もが認めるスーパースター、ついでに日本でCMまで出てるらしいコービーより、まだ実際にNBAでプレイしたことのないルブロン ジェームズの方がお金をもらってるという事実がまた彼のすごさを物語っている。

さて、話は変わって我らが Warriors。

11番目の選択で、 Mickael Pietrus (マイケル ピトルスと発音していた) というフランス人を獲得。 こちらもまた能力は未知数だが、ポジションが Guard/Forward の選手だ。 昨年も3位で Mike Dunleavey を選択して、チーム内にも Antwan Jamison, Jason Richardson と選手が揃っているのを受けて、 テレビでは解説が “You don’t have point gurards. I don’t know what the hell you’re doing? (ポイントガードはいないんだろ。 まったく何考えてるんだか)” とコメントしていた。 たしかにそうだが Point Guard をとらなかったところに、 チームは 7/1 でフリーエージェントになる一昨年のドラフト31位の Gilbert Arenas が残留と見ている、もしくは君は重要なんだと訴えるための作戦と考えるのは楽観的すぎるか…。