WARRIORS: Warriors Request Waivers On Adonal Foyle
The Golden State Warriors have requested waivers on center Adonal Foyle after reaching a contractual buyout agreement
(Golden State Warriors は契約の買い取りに関する合意の後、センターの アドナル フォイル (Adonal Foyle) の自由契約を申請した)
Warriors に10年在籍した Adonal Foyle。 Warriors の選手のシュートブロック記録を塗り変えるなど、主にディフェンス面で活躍していた選手だが、昨シーズンは Don Nelson カントクの速い展開のバスケットボールに合わずカントク構想外の選手として苦労していた。 そんなこともあり、今オフはまっさきにトレード候補に挙がっていたが、2004年に結んだおよそ10億円/年という高額な年棒が災いして、なかなか話がまとまらずにいたのだった。
そこで、Warriors と Foyle が出した結論が今の契約をWarriorsが買い取り、自由契約にするというものだった。
Warriors はもとの契約で決められた年棒総額の何十%か (噂によると 66% らしい)をFoyleに払うことで契約を無効にする。 こうすることで、Warriors は新たに別の選手と契約できるし、サラリーキャップに影響する数字を減らすことができる。 また、Foyle は自由契約になることによって、年棒は下がるかもしれないが別のチームでプレイするチャンスを探すことができる。 (Orlando Magic が興味を持っているらしい)
トレードがうまくまとまらなかった現状からすると自然な流れだと思う。 しかも契約の買い取りはだいたい80% の金額らしいので 66% というのは Warriors にとって悪くない。
ただ、残念なのがオレが Warriors の応援を始めた 2001年シーズンの時にいた選手たちが、これでひとりもいなくなってしまった。
Foyle の次に古い選手は 2003年にドラフトで入った Mickael Pietrus。 しかし、彼も今年FAで移籍する可能性が高く、次は 2004年にドラフトで入った Andris Biedrins になる。 まだ21歳の彼が今いる選手の中で Warriors 在籍年数一番になるなんて信じられない…。 時代は変わっていくんだなぁ。
2007年8月14日 at 9:32 PM
このアメリカという社会に生きていると労働流動性が高い現実に悩まされたりしてますが、NBAはとんでもないですね。某読売ジャイアンツ監督が公言してやまないxxxx愛なんていうチームに対する愛着心とか、地元への愛着とか、ないんですかね。ここに住めば住むほどそんなこと考えてしまう今日この頃なのです。
2007年8月15日 at 12:38 PM
Warriors は負けつづけていたときには客が全然入らなかったのに、昨シーズンの後半、試合に勝ちつづけたときははものすごい盛り上りでした。 これを見ると、プロスポーツチームは勝ってこそなんぼというところがあるのでシビアなようです。
また、1つのチームが勝ち続けるのはよくないことから、ルールとしても人の入れかわりがたくさん起こるような決まりになっている気もします。
メジャーリーグではボンズが何だかんだ言ってもSF Giants と契約し続けているなんて例もあるので、できれば残って欲しい、けどチームには勝って欲しいというなんて気持ちはあるんでしょう。 でも、最後は勝利のほうを選んでしまうのがアメリカなんでしょうね。