オリンピックUSAバスケチーム、北京五輪は全勝で決勝トーナメントへ

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オリンピックがはじまり早くも1週間。男子バスケットボールは予戦リーグが終了し、USAチームはここまで全勝で Group B の1位で決勝トーナメントへ出場となった。

USAチームがいる Group B には他に、2006年の世界選手権で負けたギリシャ、同大会で優勝したスペインといった強豪もいたのだが、それを破った上での1位通過はうれしい。

そのギリシャ戦、スペイン戦ともに前半途中まで接戦だったが、2Q後半から一気に突き放し試合のコントロールを奪うという展開で、結果としてはギリシャ戦が92-69、 スペイン戦が119-82と圧勝に終わった。

今回のチームはいろんなところからスチールのチャンスを狙っていたり、シュートブロックにも積極的に飛んだりとディフェンスに積極的なのが特徴。このため、相手は疲れはじめて油断するとボールをとられたりパスカットされてターンオーバー、そのままUSAチームに流れが来るという感じだった。

国際ルール特有のゾーンディフェンスのため、相変わらずペネトレーションからの得点が決まりにくいUSAチームだけど、外からのシュートがそんなに崩れることはなかったのが幸い。 ここまでは試合をコントロールできてるという余裕もあるし、Tayshaun Prince や Michael Redd といった外に強い選手が控えにいるという選手層の厚さもあるだろうか。

決勝トーナメントでは有効だったディフェンスをいかに保てるかが鍵になるだろう。 たとえば早いパスまわしでディフェンスをふりまわされると、オフェンスのリズムも崩れてしまうかもしれない。

先ほど Aリーグの最後の試合も終わり、決勝トーナメントでの初戦は Group A 4位のオーストラリアとなった。 USAチームとオーストラリアとは大会前に練習試合をしているが、その時はオーストラリアのNBA選手、Andrew Bogut を欠いての対戦で、USAチームのギリギリの勝利。

Bogut は試合に復帰し、オーストラリアチームはGroup A 1位のリトアニアを今日の試合で破っているように調子を伸ばしてきている。 まずはこの試合に注目だ。

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このページは、が2008年8月18日 12:00に書いたブログ記事です。

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