アメリカの今朝行われたオリンピック男子バスケットの決勝トーナメント、準々決勝になる試合で、予戦リーグの Group B を1位で通過したUSAチームは Group A 4位のオーストラリアと対戦。 116-85 で快勝した。

試合の展開としてはこれまでとあまり変わらず、1Q はほぼ互角だったが2Q途中から USAリードに。圧巻は 3Q で開始直後にUSAチームが 17 連続得点を奪い試合を決定づけた。

前のエントリでも書いたが、オーストラリアとUSAチームはオリンピック前の練習試合で対戦してUSAチームのギリギリの勝利だったため、苦しい展開になるのではないかと思っていた。 ここまで差がついたのは正直意外。

ただ、数字的にはあまり誉められたものではない。 とくにフリースローの 18/31 (58%) というのは普段の Warriors 以下だ。 また 3ポイントシュートも前半うまく決まらないことが多く、またしても外からのシュートが課題に残ってしまった。

ただ、この不調を救ったのがリバウンド。外したシュートのオフェンスリバウンドをうまくとり、再び攻撃に繋げられたのは大きかった。 また、積極的に相手にプレッシャーをかけるディフェンスも引き続き好調。 前半でも十分いい動きを見せていたと思ったのだが、ハーフタイムでカントクからディフェンスをもっとしっかりとの激が飛び、これが3Qの連続得点へと繋がったと思われる。。

このディフェンスが続けられれば心配ないと思うが、相手もそろそろ対策を練ってくることも考えられるので、フリースローをきちんと決めるなど取れるところで点を取っておかないと足もとを救われるかもしれない。

次の準決勝の試合は 2日後の 8/22 に行われる。 相手は Group A 2位のアルゼンチン。 前回のアテネオリンピックでは USAチームを準決勝で蹴ちらし優勝、2年前の世界選手権では2位というこれまた強いチーム。

今日の試合でもUSAチームが大差で勝ったギリシャに1点差での勝利しているように、今年のアルゼンチンチームは以前ほどの強さがないように見えるが相性の問題もあるし油断はできない。 きっちり前回の雪辱を果たしてほしい。