エイプリルフールと思いたいけどホントの話。

銀行や自動車の Big 3 が不振という話は日本にも届いていると思うが、実はウチが住んでいるカリフォルニア州の財政も結構ヤバイ。 シュワちゃんが知事になって良くなったように見えたのだが、実はバブル経済の恩恵を受けていただけで無駄遣いは減ってなかったのだとか。

そんなカリフォルニア州は財源を求め日本の消費税に相当する Sales Tax を 1% 上げて8.25% にする。 これに、市や郡(カウンティ) の上乗せがあるため、最終的にウチの住む San Carlos市では 4/1 から 9.25% 、San Francisco市では 9.50% となる。

新税率の一覧は州の発行した、コチラのPDFに書いてあるのだが、LA のあるエリアでは 10% 越えるところもあるらしい。 ひえー。

アメリカでは Sales Tax は州ごとに決めることができ、税率は州や地区によってバラバラ。 カリフォルニア州のように 10% 前後のところもあれば、オレゴン州やニューハンプシャー州のように 0% というところもある。

また、カリフォルニアでは食材には Sales Tax がかからないが、調理済みの食材やレストランでは Sales Tax がかかったりする。これジワジワとダメージを受けそうだなぁ。

そうそう、このあたりの人はチップの金額を計算するのに Sales Tax * 2  で 16〜17% という計算をしていたと思うけど、4/1以降にそのままやるとこれまでより多めに払うことになるので気をつけないと…。(ケチですみません)

今回の Sales Tax の値上げは て2011年 7月1日までという一時的なものだが、5月19日の特別選挙の投票結果によっては1年延びる可能性もあるらしい。

当然のごとくこの1週間ほどは一時的に車や高級品の販売が伸びたのだとか。 ほんと一時的だけどね。

参考: