Month: May 2008

Battlestar Galactica – ギャラクティカ

もう4年前になるんだけど、軽く紹介したアメリカのテレビドラマ Battlestar Galactica。 紹介したミニシリーズは日本でもひっそりとDVD発売されていたが、Galactica (ギャラクティカ) という名で、その後のテレビドラマシリーズとともに完全DVD化されたとのこと。 こいつはほんとオススメですよ。

ストーリーは 人類自らが作ったサイロン(ロボット)が反乱。 人類は人口のほとんどを失い、住んでいた星からも逃げざるをえなくなってしまう。サイロンの攻撃を逃れた老朽艦 Galactica (ギャラクティカ) に乗り込み、安住の地を探すため宇宙を彷徨う人類にサイロンの追手がせまる…。 というSFもの。

しかし、宇宙戦がウリというより、宇宙を舞台にした追われるという極限状態での人間を描いたドラマという感じだ。また、さまざまに張りめぐらされた伏線がその内容をさらに深くしている。

アメリカでは現在シーズン4が放送中。 製作者によるとシーズン4で全てが完結するということで、ストーリー的にも盛り上がりを見せている。日本で発売される DVD ボックスでも4つのシーズンを 起・承・転・結 と位置付けているようだが、たしかにいい表現かもしれない。 第2シーズンの最後のほうからはじまる 「転」の展開には驚くかも。

今年は 24 の新作もないし、Lost や Heroes も例年の半分ぐらいしか話がないので、見るものが無いなぁと思っているアメリカドラマ好きは Galactica 、要チェックですよ。


WNBAで日本人プレーヤーが誕生

アメリカにはWNBAというNBAの女性版のリーグがあるんだけど、そのWNBAに日本人選手が出場という嬉しいニュースがあった。ただ、日本人初ではなく10年ぶり2人目となるらしい。

その日本人選手とは Phoenix Mercury (フェニックス マーキュリー) と契約した 大神 雄子選手 (アメリカでの登録名は “Yuko Oga”)。背番号1、ポジションは PG (ポイントガード) だ。

開幕となった今日は、ちょうどL.A. Sparks vs Phoenix Mercury という組み合わせが昼ごろからABCネットワークで全米中継されたので、ウチで少し見ることができた。 大神選手は2番手 PGとして1Q途中で出場、他の選手と比べると身長の低さが目立つが、コートを動きまわりいいアシストパスを出すなど活躍。

試合は残念ながら相手チームとなる LA の新人、Candace Parker が34点と大活躍。 Phoenix もがんばって追いつこうとするも一歩及ばず 99-94 で LA Sparks の勝利となってしまった。

Phoenix Mercury は昨年度のWNBAチャンピオンというチームなため選手のレベルも高く、ロスターに入るまでも大変だったと思うが、この後も気を緩めず自分を活かせる場所をうまく見つけて欲しい。

残念ながらWNBAのチームはサンフランシスコ、シリコンバレーエリアにはないため、彼女を見に行くためには車で2時間ほどでかかるサクラメントまで行かなければならない。しかし、WNBAは知名度も上がってきて、レギュラーシーズンで週に2試合ほど、プレイオフはほとんどの試合がテレビでも中継されるので、しばらくはそこで応援したい。

合わせて読みたい:

  • Basketball Diary:2人目の日本人WNBA選手誕生!
  • Message from Yuta: Phoenix Mercury #1

あの燃費節約ワザは効いていなかった!

Fuel saving tips that just don’t work – May. 13, 2008

With gasoline prices hitting record levels, it seems everyone has a tip on how to save fuel. Much of the advice is well-intentioned, but in the end, much of it won’t lower your gas bill.
(ガソリンの値段が記録的に上昇するにともない、だれもがガソリンを節約するワザを利用しているようだ。アドバイスのほとんどは良かれと思ってのものだが、結果としてそのほとんどはガソリン代の節約にはならないだろう。)

ガソリン代高いねぇ。 以前、ガソリン代について調べたときは $2.40/ガロンと$3.00/ガロン と言ってたのが、今や $4.00/ガロン以上。 まぁ、それでも日本より安いんだけどね…。

そんな高くなったガソリン代を節約するためワザというのは昔からいろいろあるんだけど、CNNの記事では効果がない6つのワザを紹介している。

その6つとは…。

  1. ガソリンは朝いれる
  2. エアフィルターはこまめに替える
  3. Premium (ハイオク)を使う
  4. タイヤの空気圧を上げる
  5. A/C(エアーコンディショナー)をオフにする
  6. 燃費向上グッズを付ける

「ガソリンは朝いれるといい」というのは聞いたことなかったなぁ。 温度が低いほうがガソリンの濃度が濃くなるというのが理論らしいけど、朝の温度ぐらいでは違いはないらしい。

驚いたのはハイオクに関するもの。記事中では「ハイオクはお金が高いだけ (Really, they’re paying more money for nothing) 」とこきおろしている。ハイオクは燃費と関係ないのは知っていたけど、エンジンのためにいいと思っていた。

ところが、 ハイオク車でもレギュラーを入れればそれに合わせてスパークプラグのタイミングを調整するため、パワーはちょっと落ちるけど、エンジンに悪いということはないらしい。 へー。 まぁ、どのハイオク車でもそうなのかはわからないのでこれを実践するかどうかは自己責任ということで。

上のハイオクの項目に関して、途中で記事が改訂されて、ハイオク推奨 (recommended)の場合はレギュラーでもいいはずだけど、要ハイオク(required) などダメな場合もあるというトーンに変わった。 「ハイオクはお金が高いだけ」という文章も今は消されている。

そして、古くから言われているエアコンを使わないと燃費がのびるというワザ。たしかにエアコンをOFFにすることで燃費はのびるが、代わりに窓を開けてしまうと空気抵抗が増すため燃費が延びる効果が減ってしまうのだとか。エアコンをOFFにするときは窓を閉めないと意味がないらしい。 って、夏場にそれは無理だよねぇ。

結論として、そんな裏ワザみたいなのはほとんどないらしい。 あればメーカーがすぐその技術を取り入れたりするので、ユーザーがドタバタしなくてもいいのだとか。

アメリカでは夏に向けてまだまだガソリンの値段が上がると言われていて(詳しくは前回の記事)、つらいところだけど、間違った知識で人にも車にも財布にも負担をかけるようなことはやめよう。


ケンタッキーのフライドチキンは、ごはんのおかずになると思う!

ケンタッキーのフライドチキンは、ごはんのおかずになるか? | エキサイトニュース

そこで「ケンタッキーのチキンはおかずになるか」、まわりの人たち15人ほどに聞いてみたのだが、おかずになると答えた人はゼロという結果に。沖縄県出身の人も中に1人いたのだが、彼は珍しい人ということになるのかも。

エキサイトニュースで興味深いネタが。みなさんどうでしょ。

アメリカのKFC(ケンタッキーフライドチキンの略称、アメリカではこう呼ばれている) って日本と比べると安く、8ピースのチキンで1000円ぐらいで買うことができる。しかも1ピースが結構デカい。

先日、お昼にちょっと多めに買って残ってしまったので、じゃあ晩御飯にと、サラダ、ご飯、味噌汁とともに食べてみたら意外にイケて驚いたのだった。

ケンタッキーのチキンとご飯のコンビネーションは、思ったほど油っぽくなく、チキンのしっかりとした味付けにご飯がすすむという感じだった。 油っぽくなかったのは、揚げたてじゃなくレンジを使って温めなおしたからかも。

エキサイトニュースでも触れられているが、チキンは手で、他は箸で食べるという変則的な食べ方になるのが気になると言えばなるんだけど、たとえば手羽先やチューリップチキンなんかも同じ感じになるわけだし、慣れればそんなに気にならないよ。

というわけで、ケンタッキーのチキンでごはんはオススメですよ。
思わぬ組み合わせに抵抗があるのはわかるけど、勇気を出してトライしてみると新たな発見がある…かも。

ちなみにチキンはオリジナルレシピのヤツでした。

もひとつちなみに、オレは沖縄じゃなく愛知県出身です。


ピンクノイズで集中できる?

前々回書いたホワイトノイズの話のときに人口的なホワイトノイズをダウンロードできるサイトを紹介した。

このサイトではホワイトノイズに並んでピンクノイズ、ブラウンノイズ…といったノイズまで紹介されている。 これって何なのか気になて調べてみたら面白かった。

まず、ノイズというのはある周波数の音を何らかのパターンで混ぜ合わせて作られる。 例えばホワイトノイズというのはすべての周波数の音を同じ強度で混ぜたものらしい。 これと同じことを光で行うと白く見えるため、ホワイトノイズという。

ピンク、ブラウンといった表現も音の混ぜあわせの具合を表したもので、光で同じことをしたときにこういった色になることからそう名前が付いた。 Wikipedia の Colors of noise にある周波数ごとに分解した音の強さを示すグラフを見ると雰囲気がわりやすいと思う。

特にピンクノイズというのは、滝の音や風の音など自然界の中に多く存在する1/f ゆらぎをベースにしていることから人がリラックスし、集中できるノイズらしい。

というわけで、今度は自分で試してみたんだけど、まわりがうるさいとき、その音を消すという点では確かに役に立った。 (もちろん、ヘッドフォンというかイヤフォンを使用。) 始めはノイズとしての音が気になったけどすぐ慣れるし、音楽と違ってそっちに気を取られることもない。 あと、ピンクノイズよりブラウンノイズの方がサーっという音が耳につかなくて好きかも。

しかし、単にピンクノイズを聴くことでいつでもすぐ集中できるというまではいかないだろうが、他の音が気になる、けど音楽じゃあ集中もできないというような場合はピンクノイズなんかを聞くと気が紛れるんじゃないだろうか。

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