昨シーズン13年ぶりにプレイオフ進出を果たした Warriors。 そのイチバンの原動力と言われるのがカントク Don Nelson の存在だった。 28シーズンを経験し NBA で 2番目の勝利数を記録している Don Nelson カントクの実力と経験は、よくシーズン途中で空中分解のようにまとまりがなくなってしまう Warriors をうまくプレイオフまで導いてくれた。
昨年、3年契約を結んだ Don Nelson カントクだったが、昨シーズン終了後今後もカントクをするかはわからないと語った。 はじめは健康上の問題かとも言われたが、それ以上に年棒アップを含む契約関係の見直しを要求したかったのが主な理由らしい。もともとは年棒310万ドル(3.5億円)で3年契約。 これを年間 510万ドル(5.8億円) あたりまで増やしたいということが噂されていた。
最終的な合意内容は、残り2年を年棒510万ドルにアップ、ただし2年目はチームオプションということになった。 つまり、年棒は上げるが今シーズンの成績が悪かったら Warriors は来シーズンをキャンセルできるというモノ。 もともとの契約では2年で620万ドル貰えることが保証されていたが、新しい契約では成績が良ければ1020万ドル、悪ければもとの契約より少ない 510万ドルというように結果によって貰える金額が変わってくる。
310万ドルは、Don Nelson クラスのカントクとしては高い年棒というわけではないので、彼を引き留めておくには年棒アップも仕方ないだろうが、2年目をオプションにできたのは契約交渉がうまくない Warriors にしてはよくやったと思う。
Jason Richardson や Adonal Foyle の放出など、チームはより Don Nelson っぽいチームになってきたので、彼が来シーズンも指揮してくれることが決まったのは大きいだろう。 キャンプインまであと2週間、シーズン開始まであと1ヶ月ちょっと。 また今年も、昨シーズン後半やプレイオフ第1ラウンドの快進撃を期待してるぞ!
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