2005年から使われなくなった Moscone センターのノースホール。 今年は Digital Lifestyle Experience と題し、2年ぶりに復活していた。
ただ、 展示されている内容は iPod あり、 Mac ありとサウスホールと大して違わない。 いわゆる大企業のブースはなく、小じんまりとしたブースが多かったぐらいだ。 どことなく手づくり感のあるブースが多くなんかほほえましかった。
サウスホールもブースでいっぱい。ちょっと変わったところでは Google がブースを出していた。 展示内容は Mac 版を出しているおなじみ Google Earth と、 Google Earth にも置ける 3D オブジェクトを製作できる Google SketchUp というソフト。 Google SkethUp はこれまで触ったことがなかったが、ものすごく簡単そうに作るデモを見て、家に帰ってきてからソフトをインストールしてしまった。 (たしかに簡単だけど、デモのときほど簡単には作れなかった。 慣れも必要か…。)
あと、面白そうだったのが、IntelliScanner Mini というソリューション。 付属のバーコードリーダで商品をスキャンし、専用のソフトに登録すると商品情報を表示し、管理したりするのに使うことができる。
似たようなソリューションに数年前に登場した Delicious Libraryというのがあるが、こちらがCDや本に特化しているのに対し、IntelliScanner Mini は食品やワインといった情報も管理することができる。食品はどうやって扱ったらいいか思いうかばないけど、ワイン情報はコレクターには重宝されそう。 ただ、お値段が $299.00 とちょっと高め。
展示ホールの増加に象徴されるように、今年の Expo は参加企業が明らかに増え、見ていても「おっ!」 と思うようなモノがいっぱいあった。 iPod 関連の周辺機器はもとより、 Intel チップにスイッチし好評な Mac 用のソフトウェアを販売する企業や、Mac ユーザ向けのソリューションなど、今までの蒔いた種が一気に咲いた印象がある。 今年蒔いた iPhone や Apple TV は新しい種となるのか? 来年を期待して待とう。
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