LASIK@Home
In the past, LASIK surgery was an expensive procedure that could only be performed by skilled professionals in a doctor’s office or eye clinic. Often costing upwards of $1000 per eye and almost never covered by insurance, Laser-Assisted In Situ Keratomileusis (LASIK) was beyond the reach of most Americans.
(昔は、LASIK の手術は高く、医者のオフィスや眼科でスキルのある技術者によって行われた。 ときには片眼で $1000 以上になり、健康保険がほとんど効かなかった。 Laser-Assisted In Situ Keratomileusis (LASIK) はほとんどのアメリカ人の手の届かないものだった。)

アメリカの一部で話題になっているのが、この家庭でできる LASIK 手術キット(LASIK@Home)。 といっても、効く、効かないというレベルじゃなくて、これはマジなのか? エイプリルフールのジョークなのか? というレベルだけど…。

digg.com では、dugg した人の数は多くて注目を浴びているが、コメントは トップページに出ているドクター(Dr. Amir Khadim, 考案者)がなんで眼鏡かけてるんだ(お前が先に試せ!) とか、サイトに載っている 4ステップで完了 というびみょーな絵がおもしれーなど、という突っ込みばかりで結構笑える。

アメリカでは LASIK は結構一般的で、街で看板を見かけたり、ローカル局では LASIK 手術のテレビCM もたまに流れていたりする。

また、アメリカの政府機関である FDA (食品医薬品局) には LASIK のページもあり、LASIK の概要や、リスクの説明、また FDA公認のレーザー機器とかのリストの情報も公開されているなど、医療的な手段の一つとして認められてきているようだ。 (LASIK@Home のデバイスは FDA公認のレーザー機器のリストには載っていない)

LASIK そのものは、オレのまわりでも手術を受けて視力が回復したという話もあったりして興味はあるのだが、手術時のリスクや10年,20年経ったときにまた悪くなったり、角膜がボロボロになるという話を聞いたりするとどうも及び腰になってしまう。

まだまだ日進月歩な世界だと聞いているので、LASIK@Home のアイデアを笑うだけで済まさずに今後どんどん進化して、確実なものになっていくことを期待したい。