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Smarkets は Amazon の API を使った面白いサービス。 普通のサイトとちょっと違うのは、Amazon で扱われている商品を株に見立てて、参加者が最初に貰える $10,000 をどれだけ増やすか競うというゲームになっている。

大まかなルールは

  1. 各商品は Smarkets に登録された時点で $10.00 という株価をつける
  2. セールスランキング(売上順位)が10%上がると株価もだいたい10%あがる(詳しくはココ)
  3. 参加者は Buy(買い), Sell(売り), Sell Short(空売り), Cover Short(買い戻し) のオーダーを出すことができる
  4. 売買には手数料はかからず、需要と供給に関係なく成立する (株数は無限)

というモノ。 これから売り上げ順位が上がりそうな商品を一早く見つけて買い、順位が上がったところで売るというのが基本になる。

かれこれ1,2ヶ月ほど Smarkets で遊んでいるが、音楽CDやDVDといったモノが投資対象になるのでなんか身近に感じる。 テレビで DVD 新発売! なんて見かけると Smarkets をチェックしちゃったりとか。 じゃあ、会社がもっと身近に感じたら普通の株も買うのかなぁ。 そう考えると、ライブドアのようにメディアをうまく使って露出を上げることや、IR部門の充実は株式会社としておかしなことではないのかも。

アメリカの商品売上ランキングなので日本の人が参加するのはちょっと不利かもしれないが、ちょっとしたゲームで遊びながら、アメリカではどんな商品が売れてるのかとか、この映画はアメリカではもうDVDで発売されてるんだといった動向を掴めるという感じで考えるといいかもしれない。

おまけ:
そうそう、このシステム Rails で作られてるっぽいです。 負荷がかかってエラーが出てたときにそれらしいメッセージが出てた(笑)。