昨日の Toronto Rapters (トロント ラプターズ)戦に勝利したことで Warriors は4連勝、12月の月間成績は8勝8敗の勝率5割で終えることができた。 怪我人続出の Denver Nuggets (デンバー ナゲッツ)、Vince Carter (ヴィンス カーター)をトレードで失ってゴタゴタが続いている Rapters と、相手に恵まれた試合もあったが、Mavs, Kings にアウェーで勝利するなど11月に比べると随分よくなってきた。

相変らずディフェンスにはまだ難があるが、オフェンス面での変化が大きい。
11月はミドルレンジのジャンプショットをことごとく外してきた Warriors だが、PG の Speedy Claxton のペネトレイトでディフェンスをひきつけてから外へ出し余裕をもって外から打たせるようにしたり、Jason Richardson (ジェイソン リチャードソン), Troy Murphy(トロイ マーフィー)の Pick and Pop を使うなどのパターンを使い調子をとりもどしてきた。

また、不安定だった Adonal Foyle (アドナル フォイル) のセンターを捨て、Clif Robinson (クリフ ロビンソン) を起用、フォワードよりの Robinson はポストプレイなどインサイドではそんなに活躍できないが、その分3ポイントを决めることができる。 これにより相手のディフェンスを攪乱することもでき、有効に働いた試合もいくらかあった。 ただ、リバウンドが取れないことで悪い流れが続いた試合もあったので、Foyleの復活もしくはセンターの補強がこれからの活躍には必要だろう。

正直、何が原因で良くなっていったのかわからない。 チームが負けていたときも辛抱強く見守っていた最高責任者 Chriss Mullin (クリス マリン) もエラいと思うし、負けつづけても小手先で修正せず地道にオフェンス、ディフェンスのプレイを作りあげた監督や選手もよくやったと思う。 始めはほんとうにヤバいと思っていたが、ここへきていい感じになってきている。

1月は Kobe(コービー)のいる Lakers(レイカーズ)、 Shaq(シャック)のいる Heats(ヒーツ)、VC(ヴィンス カーター)が移籍し、Jason Kidd(ジェイソン キッド)も怪我から復帰した Nets (ネッツ) など強敵が控えている。 調子が上向いているWarriors がどうやって戦っていくか見ものだ。