アメリカ版 料理の鉄人

先日、テレビ番組表を眺めていたら Iron Chef America という番組を発見。

見てみたら昔日本でやっていた「料理の鉄人」のアメリカ リメイク版だった。 「料理の鉄人」の番組中でも紹介されていた記憶があるがアメリカではケーブルテレビのチャンネルの Food Network というテレビ局で日本の「料理の鉄人」の映像を英語で吹替えたものをずっと前から放送していて高視聴率を稼いでいる。 日本の「料理の鉄人」はもう終わってしまったので、そろそろアメリカ人を中心に新しく作ろうということになったのだろうか。

今回のシリーズはそのパイロット版のようで、全4話から構成され対戦相手が日本の鉄人たち(フレンチの坂井が1戦、 和の森本が2戦、チームバトル1戦)というちょっと変則なもの。 今回のシリーズで視聴率がとれればアメリカ人同士の対決という形になると思うが、2話ほど見てみて何となく違和感を感じた。

ヘンに真面目なアメリカの番組作りはガチンコ対決ばかりを再現して、「私の記憶が正しければ…」で始まる挑戦者の背景の紹介や主宰の鹿賀丈史のあやしいところといった部分がまったく再現できていない。 特に鹿賀丈史は、翻訳版でも唯一吹替えではなく字幕であの雰囲気を伝えていただけにほんとにこれでいいのかと心配してしまう。 ちょっとふざけた雰囲気の中のガチンコ勝負というアンバランス感が良かっただけにこのリメイクは日本人的には残念。 アメリカ人もこれまでの吹替え版に慣れていると思うので構成に反発が無いか心配。

番組は今晩の放送で4話全てが放送されるけど、Food Network では再放送をいっぱいするようなのでアメリカに住んでいてケーブルテレビを見られる人はチェック。 Food Network 内のショップでは、すでに DVDまで発売されている。 日本へのおみやげにもいいかもしれないけど、リージョンコードの違いに注意してね。


7 Comments

  1. Iron Chef Americaに怒り心頭!

    おとといから昨日にかけてアイアンシェフアメリカ(日本の料理の鉄人のアメリカ版)が

  2. 噂では聞いていたけどやっぱりなぁって内容だね。
    ボビーフレイなんて典型的アメリカ人って感じでうっとおおいしいいだけだもんなぁ。野菜で作るソースもアメリカ人の典型的なパターン。あいつの番組は最低だった。
    ウルフギャングに関しては論外。料理の才能ないし。特に包丁の使い方、盛り付け方が下手すぎ。あれで、よくあんなにたくさん自分の店もてたのかよくわかんないって感じだよ。
    マリオは番組はつまんないけど、まー作るものは手際良いし、まともだと思った。
    どうせならとことんやるってことで、Mスチュワートとエミリルとかを鉄人にすればよかったのに。

  3. 料理の鉄人!!

    「料理の鉄人」米で再挑戦へ 今度は日本版に忠実 昨日、料理の鉄人の話をちょっとしたところだったので。。。。 「料理の鉄人」 “美食アカデミー”の主宰・鹿賀丈史が国内外から超一流シェフをキッチンスタジアムに招き、和・フレンチ・中華・イタリアンの鉄人に料理の…

  4. ボビーは典型的な自惚れアメリカ人。
    フェアプレイなんてとんでもないとでも思ってるんじゃないかな?
    シェフどころか男としても最低なヤツ!
    どんなに金やフェイムがあっても、こんな男は頂けないね。
    土足でまな板の上に上がるなんて、十字架やバイブルを土足で踏む様なもんだよ。
    日本での挑戦(対森本)で同じ事を繰り返した様だけど(この時はまな板を放り投げて)、全く何処まで馬鹿なのか・・・
    何とかは死ななきゃ直らないってボビーみたいなヤツにはぴったりな言葉だね。
    Iron Chefから降板させた方が良いんじゃない?
    私も日本の「料理の鉄人」をそのまま繰り返し放送した方が良いと思うね。

  5. 昨年、ラスベガスに行ってきまして、シーザースパレスに泊まりました。ベガスではトップ10に入るといわれるカジノですが。
     さてカジノの中に、ボビーフレーのメサグリルとウルフギャングのレストランがあって、両方行ってきました。個人的にはボビーのは、好き嫌いで言えば、嫌いですね。余り好きにはなれませんでした。なんというかアメリカ風の、南米の風味をミックスした独特なスパイスとか味ですが、二度と行きたいとは思いませんでした。(あくまでも私個人の好き嫌いです。) 
     しかしギャングの方は、もうなんというか良かったですね。
     それよりも全米的には名前が知られてない、シェフの店の料理のほうが、印象には残りましたが。
     
    さて、アメリカ晩のironchefは評判がいまいちですよね。なんせ、あの主催者の禿げたおっさんのカリスマ性がいまいち。加賀武のほうが、上です。しかも対決前に空手風に叫ぶのはしらけますよ。ほんと。
    しかし以前アメリカでは冗談を言ったり、ユーモアをまぜて話しながら作る料理番組しか通用しないと思いましたが、やっぱり日本文化の影響を受けているのか面白くもない、しかめっ面した、ボビーのような、料理人が堂々と番組に出られるようになったのは時代の移り変わりでしょう。
     気に入らないのは森本がめがねかけてポニーテールにしてることかな、。

  6. Iron Chef America は初めのころだけで、もうぜんぜん見なくなっちゃいましたね。「料理の鉄人」のファンであればあるほど、微妙な違いが気になってイヤになるんじゃないでしょうか。
    シーザースパレスのレストラン情報参考になります。
    次回ラスベガスに行くときはビュッフェばかりではなく、そういったレストランも行ってみよう。

  7. 懐かしい「料理の鉄人」、やっぱ道場さんは最高だ!【動画】

    「私の記憶が確かならば、1993年10月から6年間フジテレビで放送されていた人気番組は「料理の鉄人」だろう。」料理の格闘番組として日本で人気を誇ったこの番組は、1999年からその180本以上が米国ケーブルテレビのフード・ネットワークで放送され、その料理に対する真摯な情熱とエンターテイメント性は、国境を越えて視聴者の心を掴んできた。
    さらにフード・ネットワークは、フジテレビの「料理の鉄人」のフォーマット権(番組の構成やアイディアを提供する)を購入し、2004年春にアメリカ版料理の鉄人「アイアン・…

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.