VonageとCablevisionのOptimum Voiceは、標準的な家庭向けプランで月額約35ドルという平均を打ち立てた。しかし、新規顧客獲得を狙うブロードバンド提供企業は高速インターネット接続に音声通話を組み合わせることで、この価格レベルをさらに引き下げた。

アメリカでは電話会社はローカルと長距離に分かれていて、まずローカル電話会社に依頼して電話を開通し、そのときに長距離電話会社を指定して登録するのが一般的。 日本でも最近マイラインで同じような方法が導入されたと思う。

このあたりのローカル電話は SBC (旧 Pacific Bell) という会社が担当していて、うちが入っているプランで、Local Flat Rate という市内通話無料に約$10、 Caller ID (ナンバーディスプレイ) に $6、保険料に $3 (余計かもしれないが入っていた方がもしものときに安心らしい…)、その他のチャージ(Local, State and Federal Charges) として $6 かかっている。 これがいわゆる基本料として毎月固定でかかり、あとは市外通話、長距離電話(国際電話) 代が使っただけかかってくる。 この中で実際の電話サービスと関係ない $3+$6 で結構な割合を占めているの何か気にいらないといつも思っていた。

Vonage はテレビでも宣伝しているので知っていたが、それでも今の電話代(だいたい$30前後)と比べると乗りかえるほどではなかった。 けど、8×8 の月$20 ぽっきりで、国内通話も込みだとしたら金額的にはすごいアドバンテージだ。 取り付けもルータとアダプタをイーサネットケーブルで繋げて、アダプタに電話機を付けるだけでいいらしい。 電話番号が変わることだけが欠点なので次に引越すときには是非試してみたいと思う。

タイミングのいい話で、こんな話もあった。 日本でも東京ガスが移行して大幅なコストダウンに成功したという話もあったし、固定電話会社はうかうかしてられないのではないだろうか。

KAMUI曰く、”本家より。IBM が世界中の事業所の電話網をIP電話に移行する計画を発表しました。

そういえば、テレビもそうだけど電話もPCが置きかえを狙っても難しいデバイスじゃないだろうか。やっぱり話しながら歩きまわったりできないのがネックか?