ITmediaニュース:「AppleがTiVo買収」の憶測浮上
デジタルビデオレコーダー(DVR)メーカーTiVoの株価が2月23日、17%以上値上がりした。アナリストによると、Apple Computerが同社の買収に乗り出す可能性があるとの憶測が上げ材料になったという。
オレは TiVoToGo の Mac 版の話で Apple と TiVo がミーティングをしたら、話におひれが付いて買収話になった。 と見るがどうなんだろう。
先日も、TiVoは終わってしまうのか? のエントリで、Steve Jobs のコメントを紹介したが、彼はTiVoの目指す分野が前途多難なことはよく知っているはず。 彼が CEO にいる間は、Apple が映像コンテンツがらみの事業に積極的に進出するとは思えないのだが…。
ま、少し前に Mac mini は出ないと断言して、ハズした過去があるので、もしかしたら iTunes w/ iTunes Music Store for TiVo とか、ウルトラCの大技が用意されているのかもしれない。
ただ、総額300億ドルという規模では、それこそケーブル会社が買収するとか、Apple でなくても他の企業が買収するという可能性はあると思う。 もちろん、今のままではただの赤字企業なので何らかの利益が出そうな方法を見つける必要はあるだろうが。
今後の TiVo が向かう方向として、Slashdotでも意見を出しあっているエントリがあった。 その中で紹介されているコンテンツアグリゲータという方向は面白いかもしれない。
はじめ、「動画のコンテンツを集めて提供するなんて可能か?」 と思ったが、実はAkimbo という会社が商品化していて、この商品のFlashデモを見ると「あ、結構おもしろいかも」と意見が変わりつつある。 Akimbo はデバイスも高いし、ラインナップの割にサービス料金が高いように思えるが、TiVo がこれまでと同じハードウェアを使い、無料、もしくは安いサービス料金で提供すればその魅力は一気に増しそうだ。
はっ、Quicktime Movie Store か?
P.S.
またまた、TiVoの話ばかりで申し訳ないが、自分が気になっているだけについつい注目してしまう。
ここ数ヶ月でTiVoは大きく変わるかもしれないので、もう少し付き合ってほしい。
2005年2月24日 at 9:06 AM
こんにちは。
私も凄くこの話には興味があります。
TiVoは赤字ですが300万人の加入者を抱えてますから、
コンテンツを配信できる力を持った企業は、
インフラとしてTiVoを買収する魅力がありますよね。
Appleならば、何かありそうです。
iPodに力~と言っても、
デジタルオーディオの次のステップが欲しい筈なので。
やってくれるかも。
iPodに続く、QuickTimeのハードウェア化(笑
他にもPSPを出したSONYとか臭さそう……。
どうなるんでしょうか。
2005年2月25日 at 10:06 AM
Smith Burney の人が否定したことで一気に熱が冷めてしまったようですね。 知ってる人は知ってたんでしょうが、この一件で、TiVoの資産価値が知名度の割に低い(赤字企業なのであたりまえなのでしょうが…)ことがわかったので、これからも同じようなことがありそうですね。
できれば、アメリカローカルな製品ではなく、世界中で使うことのできるような製品にしてくれるようなところを希望。