The San Jose, Calif.-based digital video recorder maker said this week that it is working on a service to allow its subscribers to download content, such as music and movies, from the Internet directly to their digital video recorders.
(カリフォルニア州、サンホゼに本社のあるデジタルビデオレコーダのメーカは今週、ユーザに音楽やムービーといったコンテンツをインターネットから直接自分のデジタルビデオレコーダにダウンロードできるようにするサービスを開発中だと語った)

日本では、各社がしのぎを削って販売しているDVDレコーダやハードディスクレコーダ。 アメリカではDVDレコーダは最近出始めたばかりで、ハードディスクレコーダのほうが一般的。 ハードディスクレコーダには、ケーブルテレビはサテライトTVの会社が出しているものなど、いろいろあるがオレも使っている TiVo がトップシェアとして独走している。

そんなTiVoから新たな発表があった。

まず、値下げ。 TiVo はまず、本体を$150~$300ぐらいで購入して、そのあと番組表の配信のために、月々$12.95、もしくは一括で$299 というお金を払わなければいけない。 このうち、月払いの場合2台目以降を$6.95に値引きするというもの。 そして、今まで$99もした、ネットワーク機能のオプションが無料で全ユーザに開放された。 嬉しいニュースなんだけど、オレは1年と少し前に$99出して買っていたので、ちょっと悲しい。

もうひとつは、TiVo がインターネットからファイルをダウンロードして再生するサービスを開発中とのこと。 今まではローカルネットワーク内の音楽と写真だけだったが、今度は音楽に加え、ムービーデータもというからわくわくしてくる。
以前”パソコンで動画を見たいですか?“のエントリ書いたように、個人的には映像(特に映画のような長いモノ)をパソコンで見るのはどうも疲れて好きじゃないので、もしTiVoに直接ダウンロードしてテレビで見られるようになるのなら面白い使い方ができるかもしれない。 アメリカでは既に MovieLink のように、PCに映画データをダウンロードして一定期間だけ見られるようにするサービスが始まっている。 これがTiVoでできると、ものすごく便利なオンデマンドムービーサービスになると思う。

詳細がわからなくてひとつ気がかりなのは、サーバの仕様が公開されるかどうか。 公開されれば自分でどうとでもできるので、例えば 録画ネット日本語.tvのような番組録画サービスと合わせて(もちろん、自前の録画PCを持っている人はそこから)、日本のテレビを見ることも可能になるかもしれない。 どうなるか楽しみだ。