USAバスケチームの話が続く...。 準決勝のアルゼンチン戦は 81 - 101 で USAチームの勝利、前回のオリンピックで負けた雪辱を果たすことができた。
試合は、USAチーム優勢で始まり、NBAでも活躍しているアルゼンチンの Manu Ginobili(マヌ ジノビリ) が1Q途中で足をくじきベンチに下がった隙にリードを20点差にまで広げ決定付けた。 2Q でアルゼンチンに10点リードを奪われ、「まさか...」 と心配するところもあったが USAチームは後半何とか持ちなおし逃げきった形だ。
さすがにアルゼンチンはまとまっていて、結果の点差ほど楽勝とは見えなかった。 ジノビリは結局1Qでベンチにひっこんでから試合に戻ってこなかったが、その代わり、これまたNBA選手でもある Luis Scola (ルイス スコラ) のインサイドでの活躍が目立った。彼、Warriors に欲しいなぁ。
アルゼンチンは他にもAndres Nocioni (ノシオニ、NBA選手) もケガをしていたようだし、ジノビリの欠場もなく、1Q の 20点がなかったらもっとギリギリの試合になっていただろう。
そういえば、今回のUSAチームの通称は Redeem Team (リディーム チーム) と言うそうな。 Redeem という単語は日本の人はあまり聞きなれない言葉だと思うけど、名誉を取り戻すとか、失敗の回復といった意味。 日本語のリベンジに近い意味合いなんだけど英語のRevenge は復讐とか、仕返しという感じでちょっとガラが悪くなるのでこの場合 Redeem の方が適している。あとは90年代の"ドリーム" チームの音に似ているというのもあるね。
そんなわけで、USAチームは2年前の世界選手権で負けたギリシャを破り、4年前のアテネオリンピックで負けたアルゼンチンを破り、着々と Redeem を重ねている。
次の決勝は現地時間24日、アメリカは23日の夜行われる。 相手はGroup A 1位のリトアニアを破ったスペインとなった。 スペインの世界選手権優勝はダテじゃないという感じだが、予戦リーグで戦った経験を生かし、金メダルの Redeem を実現して欲しい。
今回のUSA。2Qでのプレイが光る試合運びで、安心して観ていられます(拍手)
コービーとレブロンの「コンビ」がチームの背骨になってる感じで、Dウェイドあたりが
のびのびとインサイドを駆け巡る様子は爽快です。
決勝は、我がレイカースの看板コービー&ガソルが揃い踏みですので、
予選ラウンド同様、至福のTV観戦、楽しみにしております(笑)
USA は控え層がいいので先発が入れかわったあたりで差が開きますね。ウェイドやクリスポールがベンチから出てきて活躍されたら相手チームはつらいところでしょう。決勝はどうなるか楽しみですね。