オリンピックUSAバスケチーム ギリギリで初勝利

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ESPN.com - OLY/SUMMER04/BASKETBALL - Greek tragedy avoided: Team USA rebounds

Tim Duncan had fouled out, Allen Iverson was playing with a broken thumb, and Greecehad just passed the ball inside with a chance to pull within two points with 18 seconds left.

(ティムダンカンはファールアウト、アレンアイバーソンは親指を骨折しながらのプレイ、そしてギリシャチームは残り18秒、2点差に縮めようとボールをインサイドへパスした)

やはりピリッとしないアメリカ代表。 これ以上は無理なのだろうか?
この試合もかろうじて勝ったが試合内容としては最後まで相変わらずだった。 77-71 というロースコアゲームは、別にお互いのディフェンスがよかったわけではなく、単に得点力が無かっただけ。 3ポイントが 4/21 (19%) FGも 40% は低すぎる。おまけにフリースローも19/32 (59%)では決していい試合をしたとは言えない。

相手のゾーンディフェンスが崩せないのは相変わらずだが、それを崩す努力すらしていない。 プレイそのものに自信を無くしてしまっていることが一番の問題だ。 Tim Duncan (ティム ダンカン)はリバウンドに取ったボールをそのまま押しこんでしまえそうなのにわざわざバックコートへ戻すようなプレイが目立ち、Richard Jefferson (リチャード ジェファーソン) なんかはワイドオープンなのにシュートを打つ直前にためらっているのがよくわかる (2試合で 3/23 ではそうなる気持ちもわかる気はするが)。 これでは入るシュートも入らない。

そんな中、オレが選ぶ今日のヒーローは LeBron James (ルブロン ジェームズ)。 2Q で出てきた直後にスチールからのファストブレイクを連続して決めて流れをUSA側に持ってこられた功績は大きい。 これが無かったら相手に先行されまたズルズルと負けてしまっていたかもしれない。 プレイオフに出場しなかった間のトレーニングの成果なのか、久々に見た彼の体は別人のように逞しくなっていた。 そして彼の持ち味である積極的かつ大胆なプレイ。 これからもこういったプレイでチームUSAのムードメーカとなってもらいたい。

次のオーストラリア戦は ちょっとはラクできそうなのでここで思いっきりぶつかって自信を取り戻して欲しい。 ただ、試合後のTVインタビューでLamar Odom (ラマー オドム) が日曜日のプエルトリコ戦から変わったのは Humility(謙遜) , Being humbled (謙虚であること) だと語っていたように、謙虚な気持ちは忘れずに。

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このページは、が2004年8月18日 08:00に書いたブログ記事です。

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