衛星写真

この日の曇の様子

例年より早く雨が降ってきたかと思いきや、ここ数年なかったものすごい嵐となった。 実はこの嵐、先週日本を襲った台風18号の残骸らしい。

The National Weather Service predicts that when it hits land this morning, the weakened remnants of Typhoon Melor from Japan will slap the state with high winds and heavy rain.

(国立気象局は弱くなった台風18号の残りが日本から上陸した場合、アメリカは激しい風と雨にさらされるだろうと予報した)

引用元: High winds, heavy rain headed to Bay Area.

台風ほどの勢力はないはずなんだけどもともとこういうのに強くないサンフランシスコ、シリコンバレーエリアは停電やら交通事故やらと結構なパニック。日本で暴れていたときはものすごかったんだろうなぁ。

さて、上の記事の訳では台風18号としたが、原文では Typhoon Melor となっている。アメリカのハリケーンは頭文字がABC順になるように男女の名前を交互に付けるという感じになっているが、18番目で Melor (m、アルファベットの13番目) はアメリカ風の名前の付けかたとも違う。どうやって名前を付けてるのだろう。

調べてみたら気象庁のサイトに説明が書いてあった。2000年から発生した台風には台風委員会に参加している国々が提出した 140の単語を順に付けているらしい。台風18号は2000年から通算で92番目で、マレーシアが提出したジャスミンという意味の Melor が使われているというわけだった。

日本は番号制になっているので影響は少ないが他の国の気象関係者は台風のたびにリストをチェックして名前を確認しなきゃならないのか。名前や順番に何の関連もないし、なんかわかりにくいなぁ。

この台風の名前に関してはコチラのサイトもものすごく詳しくて読みごたえがあった。