The Frœkjærs go House Hunting
Originally uploaded by Geek2Nurse

Pre-approval は取った。Realtor も決まった。 あとは 自分の気にいった物件を見つけるだけ。こうやって家を探すことをアメリカでは House Hunting と言う。

特に Realtor が見つかったことで、Open House に一緒についてきてもらいプロの目から物件の善し悪しのコメントをもらったり、通常の Open House じゃない日でも売り主に都合をつけてもらって物件を見られるようになったりと House Hunting もラクになった。

ただ、なかなかコレというのは見つからない。 ふりかえってみると、この原因は見ている物件数が少ないのでいいか悪いか判断できないのと、買うということばかり先走ってどんな家が欲しいのかというイメージがないからだったと思う。

結局ウチは今の家に決まるまで Open House は 40件以上見て、期間にして1年ほどかかってしまった。 ただ、アメリカの不動産市場は学校の年度が終わる6月〜8月に合わせて活発になり、11月〜翌年の3月ぐらいまではオフシーズンなので実質動いたのは半年ぐらいの間になるかな。

初めは勉強ばかりだった物件探しも、数をこなしていったり Realtor からのアドバイスを聞いたりしてこんな感じでポイントが決まっていった。

1. エリア

物件のあるエリア、特に子どもがいる家庭の場合は学区が重要になってくる。いい学区の学校に行くことが絶対正しいとまでは言わないが、いい学区=人気が高い、治安も安定しているとも言えるのでいいバロメータになると思う。アメリカの学区に関してはコチラのBlog がとても参考になる。

2. 立地

ウチは静かな場所が好みなので、交通量の多い道や交差点に面しているような物件は避けた。また、前のアパートがとても暑くなったのがイヤだったので夏に西日が当たるような向きの物件も避けた。こんな感じで、買ったあとで直したりできない条件をあらかじめ挙げておき、それを基準に物件を探すといいと思う。

3. 間取り

予算に応じてベッドルームの数やバスルームの数というのはおのずと決まってくるけど、それらがどのように配置されているかは物件ごとに変わってくる。ウチは、ここに引越したらどこにどんな家具を置くかと考え、自分たちが住むイメージが浮かぶかという風に考えた。

そうすると例えば、リヴィングルームは広い方がいいとか、Breakfast Area (ブレックファーストエリア)と呼ばれるスペースがあったらいいといった条件が決まってくると思う。

4. 内装

内装は意見のわかれるところだが、ウチは初めてだし、めんどくさがりということもあってできるだけリモデル(リフォーム)済みのところを探した。リモデルしてある物件はその分値段が高くなる傾向にあるので、そうでない物件を安く買って自分の好みにリモデル(リフォーム)してから住む方を好む人もいる。

内装に関しては、Open House 中の物件は Staging (ステージング) という Open House 用にキレイな家具などを配置してよく見せることがあるので注意がいる。キレイな家具や装飾に妄想が膨らみ、買ってみたらその家具はなくなって「こんなはずじゃ…」とはならないように。