いろいろと忙しくてタイミングを逸してしまった感があるが、先週 7/20はアポロ11号が月面に着陸して40周年という記念すべき日ということで再び月に注目が集まった。

これにあわせるように Google Earth にアポロ計画を始めとする各国の月探索の歴史を見ることができるようになる Google Moon というモードが搭載された。

今さらながら試してみたが、こいつがスゴい。

Google Moon スクリーンショット

Google Moon スクリーンショット

おなじみの Google Earth のように月面上を移動できるのに加え、アポロの着陸船の3Dモデルや、宇宙飛行士や宇宙船が撮影した写真やビデオなどが撮影した場所の上にちりばめられている。

極めつけは、アポロ11号と17号の月面活動の様子をまとめた Guided Tour というコンテンツ。 ナレーターの語る内容に合わせ、Google Moon を自在に動かし映画のようなドキュメンタリーがものすごくよくできていて見応えがある。

できれば Google Moon でぜひ見てもらいたいが、 YouTube でもムービーが見られるので Google Earth をインストールしてない人はこちらを見てほしい。

Google Moon では日本のかぐや(Selene)が撮影したハイビジョン映像も見ることができるが、これも月面上のどのあたりを撮影したのかわかりやすく見ることができる。(Google Moon 上の水色のマークが大体それ)

チープな感想だけど、10年ほど前に「次はマルチメディアだー」といろんなコンテンツを模索していた時期があったが、なんかひとつの到着点を見た感じがする。なんでもこうやって表示することがいいとは思わないけど、3Dモデルって Google Earth 以上に、Google Moon のような使い方のほうがいろんな見方ができていいなぁと。